同じシチュエーションでも全く人々の反応が違う、日本とNYの仕事事情。



日本だと、「その道一筋!」

っていうのがかっこよく、素晴らしい

というのが一般的な常識ですよね。


あれもこれもやりたくて、っていうと

だいたいいい顔されません。

(特に親世代からは。。)



「何がやりたいの?

いい歳なんだからもうちょっと落ち着いたら?」



そんな風に言われちゃったり・・・

という話は「あるある」ではないでしょうか。



ではNYはどうかというと

こんなやりとりを結構目にします。




「ねえ、聞いて!!ニュースがあるんだ」


「えっどうしたの?」


「仕事やめたんだーーー😆💕💕💕」


「オーマイガ!おめでとー!!」🎊✨✨✨



(本当に嬉しそうwww)


みたいな。

あるある。



んで、あれやりたい、これもやりたい

っていう方が

「いいね!!かっこいい!!」👍


ってなる。


肩書きや、職歴は多い方がかっこいい。

というのも日本とは真逆。



私なんかは、日本で

歌手、アーティスト、作家、とか結果的に色々増えていっちゃって、そしてかなりあらゆるタイプの幅広いジャンルの曲を書くこともあり

それが日本においては大きなコンプレックスでもあったんです。

特に

アーティストで売るには、あれこれ器用にできるよりも、不器用なんだけど一つ何かが際立ってる、というのが売れやすい、というのもあってね。



とはいえ、器用に生まれちゃったものはしょうがないんで、良さとして活かすように考えるしかなかった。

(結果色々経験できてよかったんだけどね!)



しかしNYときたら、いろいろあった方がいいってもんだから



今、小学校でアニソン&日本語を教えるという

課外特別アートプログラムのクラスを始めることになったんですけど


PTAにアピールする資料を作った時に

私をずっと推してくれてる先生(美術アート、フランス語、中国語、ロシア語の先生。)が


私の肩書きのところに

今まで名乗ったことのないものも

バンバン入れちゃうんですよ(笑)



「彼女はすごく才能のあるシンガーで、ソングライターで、ピアニストで、デザイナーで、書道アーティストでもあるんだ!!(ドヤっ🌟)」



えっ、ちょ、、

たしかにデザイン自分でほぼやってるし結構センス悪くない方だとは思うけど、自分の以外はやってないし(どっちかというと公にしたくなかったし)仕事にはしてないし😱💦


書道は一応母が師範だった流れで昔やってて、小5の時に特待だったけど、肩書きで名乗れるようなレベルではとてもない。。


とか

もう、あわあわしちゃったのだが(笑)



「何言ってるんだよ!

色々あった方がキャリアとして素晴らしいじゃないか!できることは全部入れるべきだ!

ここに先生も加わるんだから、君のキャリアはバッチリだ😆👍👍」


と、超ハイテンションで返され。



あああ、なるほど

これがニューヨークか(笑)



と思いましたとさ。

まあ、国が変わるだけでこんなにも変わるということで、もし日本で今、あれもこれも興味があってやりたいんだけど、周りからあんまりいい顔をされなくて落ち込んだりしてる人がいたら


こういう常識の場所もあるんだな

ってことを知ってもらえたら、いろいろ人生の可能性が広がって楽しいんじゃないかなと思うんです。



とはいえ、もちろんそんなアメリカでも

その道一筋の職業の人たちは


「Professionals」


とカテゴライズされて

尊敬されているのも見ます。


(金融、とか テクノロジー、とか?

ウォール街のある街だから、金融はほんと世界中のエリートが集まってますよね。)



つまり、どんな職業であっても

いろいろ選択したり、挑戦する自由があって

労働と労働に対して

相応の報酬や権利や尊敬を得るべきである。



みたいな感じなのかしら。

なかなか日本で培ってきた感覚でいくとかなりの文化的な違いを感じますよ。

(NYはアメリカでも特にそんな場所なんじゃないかとは思う。多様性の街だから。)



そんな中で最近考えるのは

今まで

長年自分は音楽だけ!

っていう、完全にわき目も振らない一途な生き方をしてきてそれに対する誇りみたいなものもあったのだけど



「絶対に音楽しかない!」

っていう思い込みを外してみたら

どうなるんだろう?



ということ。



「これで絶対成功するんだ!」


っていうすごい勢いで

ここまで来られたのはあるけど

自分の本当に叶えたいレベルまでは

どうがんばっても正直たどり着かなかったの。


うすうす気づいてたんだけど

それはあまりに想いが強すぎて

「執着」

になってしまってるから、逆に力が入りすぎて叶うのを避けてしまってるのもあると思う。



なんでもそうだけど

「どうしてもこれじゃなきゃ嫌だー!」

って言ってる時にはなかなか手に入らないのに

「まあ、どっちでもいいか。」

って思えた途端あっさり手に入る、とか。



そして運命の人、とかでもあるあるだけど

本当にご縁のある人だったら

いっとき疎遠になったとしても、何か大きな喧嘩があったりしたとしても

また必ず惹かれあって戻ってくるよ、っていう。



そういう意味で

グラミー狙うんだぜ!とか目標はありますが

今までダメだった方法で強く願い続けるより

もう少し肩の力の抜けた考え方で

音楽以外のこともなにかもっと楽しんでみてもいいんじゃないかなあ?


なんてことも思うようになりました。

それでも本当に運命なら

必ず「やっぱ音楽しかなかったわ〜ははは!」


ってことになるはずだからね。



そんなことも思うこの頃です。

世界は広い!



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