毎度のこととはいえ、閣僚や政府要人の不祥事問題が相次いでいて国会がマヒ状態に
陥りつつありますが、
国会は政策論議の場であって、こうした問題については別の場所で議論してほしいものです。
例えば、企業の場合に置き換えて考えてみると、
こうした問題は社内のコンプライアンス委員会なり、個別に設置される賞罰委員会などで
議論されるものです。
会社の経営問題を議論し、決議していく取締役会で本来の議論をさておいて、役員の
不祥事問題をながながと議論することはありません。
会社の経営、業績に支障をきたすことになるからです。
翻って、国会を、ある意味国の経営における「取締役会」に相当するものだと考えれば、
党利党略で本来の国会の機能、目的を阻害するものであってはいけないものだと思います。
国会の場において、こうした政治利用の議論が行われることは禁止あるいは制限されるべき
ではないかと思います。
まさしく時間とそれに費やされる税金の無駄遣いそのもののような気がしてなりません。
野党幹部の発言を聞いていると、残念ながらあまりに幼稚すぎて、こんな人たちに国の
行く末を託していいものか不安を覚えます。
だから官僚主導の政治は変えられないというのは言いすぎでしょうか。