毎度のこととはいえ、閣僚や政府要人の不祥事問題が相次いでいて国会がマヒ状態に

陥りつつありますが、


国会は政策論議の場であって、こうした問題については別の場所で議論してほしいものです。


例えば、企業の場合に置き換えて考えてみると、


  こうした問題は社内のコンプライアンス委員会なり、個別に設置される賞罰委員会などで

  議論されるものです。


  会社の経営問題を議論し、決議していく取締役会で本来の議論をさておいて、役員の

  不祥事問題をながながと議論することはありません。


  会社の経営、業績に支障をきたすことになるからです。


翻って、国会を、ある意味国の経営における「取締役会」に相当するものだと考えれば、

党利党略で本来の国会の機能、目的を阻害するものであってはいけないものだと思います。


国会の場において、こうした政治利用の議論が行われることは禁止あるいは制限されるべき

ではないかと思います。


まさしく時間とそれに費やされる税金の無駄遣いそのもののような気がしてなりません。

野党幹部の発言を聞いていると、残念ながらあまりに幼稚すぎて、こんな人たちに国の

行く末を託していいものか不安を覚えます。


 だから官僚主導の政治は変えられないというのは言いすぎでしょうか。

先日告知協力させていただいた掲題フォーラムに行ってきました。


その中で、印象に残ったことをメモしてきたのですが、一部をご紹介し、共有させて頂きます。


5人の方が事例報告として発表れたのですが、そのうちのお一人、株式会社オプトのCEO

である鉢嶺登氏のお話から。



 ・株式の時価総額ランキングの比較


   1990年 ベスト30 のうち日本の企業が 21社

   2014年 ベスト50 のうち日本企業はトヨタ1社のみ(米国企業は29社)


         米国企業は製造業で日本に敗れたが、その後はIT、ネットで世界の

         覇権をにぎる


 ・毎年15%以上成長(売上だと理解)している企業を「成長企業」と定義すると、企業全体の

  約8%を占める大企業と成長企業でGDPの9割と新規雇用の9割を担っている。


 ・日本のVC(ベンチャーキャピタル)には経営経験者がいないことが弱点。

  その点において、CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)が起きてきていることは喜ばしい。


 ・日本ではSafty Netが充実しているから、起業はNO RISK HIGH RETURN


   早稲田大学の松田修一名誉教授も 「スタートアップ環境は日本がベスト」と発言されて

   いました。


以上、私の手元にあるメモから抜粋してみましたが、もう一つ印象深かったことがあります。


それは学生たちの起業に対する関心の薄さ、ベンチャー企業に対する関心の薄さでした。


    フォーラムの会場が早稲田大学の国際会議場であったことから、多くの学生(300人

    近くいたと思います)が聴講していましたが、鉢嶺氏が、「この中で起業を考えている人、

    手を挙げてみてください」と会場内に問われたところ、


    手を挙げた学生は10人にも満たなかったほど少なかったことです。


   「では、将来ベンチャー企業への就職を考えている方?」という問いかけにも、殆ど手が挙がり

    ませんでした。


だからと言ってこうしたことが悪いというわけではなく、個人的にはむしろ、起業を促進したい側の

努力がまだまだなんだなという思いを強くした今回のフォーラムでした。



このGLOBAL DATA MAPの紹介も今回が最後になりますね。

(興味がある方は、月曜日の日経朝刊をご覧ください。)


今週も先週と同様、いつもと少し変わったテーマでした。


世界のビール消費量は直近で集計可能な2012年に1億8737万キロリットル。

新興国が押し上げ、この10年で約3割の増加。

中国が2003年に米国を抜いていから国別では独走状態で、ブラジルやロシアも

経済成長にあわせ消費量が伸びているそうで、米国や日本、そしてドイツ、英国など

ビール離れが進む先進国とは対照的なデータになっています。


2012年における国別のビール消費量は以下のとおりです。

 単位は万キロリットル、(     )内は (2002年の消費量 → 2012年の消費量)


1位    中国 (2350 → 4420)

2位    米国 (2382 → 2419)

3位    ブラジル (841 → 1280)

4位    ロシア (708 → 1056)

5位    ドイツ (1004 → 863)

6位    メキシコ (516 → 689)

7位    日本 (693 → 555)

8位    英国 (594 → 432)

9位    ポーランド (262 → 379)

10位   スペイン (307 → 322)

11位   べトナム ( ※ → 305)  ※ 2002年は圏外だったようです。

12位   南アフリカ (240 → 298)


この単位だとどれくらいの量かイメージしづらいですが、新興国がビールの消費に

貢献していることはわかりますね。


あと地域別のデータがでていましたが、これによるとアフリカ、オセアニア、中東の

人たちはあまりビールは飲まないようですね。


これら3地域のビール消費量の世界に占めるシェアは、合計でも8.1%となっていました。


日が変わりました。


一昨日プレアドさせていただきましたが、今月末(10月末)をもって



当ブログを終了、アメブロ自体も退会することにいたしました。



長い間ご訪問いただきました皆様に対し、厚く御礼申し上げます。





財団の情報につきましては、ホームページをご覧くださいますようお願い申し上げます。



         

       Wish everyone a good and hopeful life !!!

今朝の日経1面に、掲題の記事が出ていました。


地銀64行が連携して、配偶者が転勤した場合、その転勤先にある

別の地銀で働けるようにする仕組みづくりを行うそうです。


素晴らしい試みだと思います。


   詳しくは新聞をご覧ください。