今回は、シータヒーリングの技術的なことを書こうと思います。
シータヒーリングでは、潜在意識の思考パターンを変更するワークを多用しますが、実際に変更が行われたかどうかのチェックに筋肉反射テストを使用します。
しかし、実際に筋肉反射テストについて、よく理解されていないことがありますので、ここでポイントを書いておこうと思います。
シータヒーリングでは筋肉反射テストを、クライアントさんに親指と人差し指もしくは中指でO字型をつくってもらい、それをプラクティショナーが離れる方向に力をかけて、指が離れたらNO、くっついたままならYESと判断します。
しかし、実は指で行う筋肉反射テストは、キネシオロジーのカリキュラムではレベル3で教えられるもので、意外と難しいものです。
それは、指は脳での支配領域が大きく、随意運動しやすいことから起こると考えられます。
そもそも、筋肉反射テストの基本原理は、
人間の筋肉はストレスがかかると力が入らなくなる
ということにあります。
ですので、筋肉反射テストを行う場合は、ストレスのない状態にする必要があります。
シータヒーリングでは掘り下げというメンタルワークを行いますが、クライアントさんのトラウマの記憶に触れて、そこで思考の土台を明らかにするのですが、見つけた思考の土台が本当に正しいかどうかを筋肉反射テストによってチェックします。
この際、トラウマの記憶を再生していますの、ストレスが高い状態になっています。
ですので、核心に迫ったセッションほど、筋肉反射テストで思考の土台をチェックするのは難しくなります。
思考の土台をチェックする時は、水を飲んでもらうなど、リラックスしてもらえるように心がける必要があります。
前述のものも含め、筋肉反射テストを阻害する要因は以下のようなものがあります。
いずれも、ストレスの原因となるような要因です。
・深いトラウマが再生してる
・携帯電話を身につけている
→ 電磁波がストレスになる
・邪気の貯まったパワーストーン
・お守り
→ なぜかストレスになっているものがあります
・体の中心線を交差するようにクライントさんの手をとっている
→ 体の中心には経絡がはしっており、そこを横切るようにするとストレスがかかります
・プラクティショナーが指が開くように・・・などと思っている
→ プラクティショナーが思うとクライアントさんにバイアスがかかり、そのとおりの結果が生まれます。ですので、プラクティショナーはバイアスのかからない心でテストを行う必要があります。
・指を速いスピードで開く方向に引っ張る
→ 速いスピードで筋肉に力をかけると、それとは反対方向に筋収縮がおこります。これは脊髄反射によるものです
これらのことを注意してニュートラルな気持ちでテストを行うようにしてください。
思考のワークをしていると、うまくできなかったらどうしよう・・・
と思いがちですが、うまく行かないのは、クライアントさんの中に他に問題があるか、ヒーリングのアプローチが間違っているかのどちらかです。
プラクティショナーは、真摯な気持ちで、正確なテストを心がけたいものです。