幸せって何だろう?☆苦しみが自分を育ててくれた☆

幸せって何だろう?☆苦しみが自分を育ててくれた☆

こんにちはハガネ(♂)です。

このブログでは、主に、自分の過去の話をしようと思っています。

どうか、よろしくお願いします。

こんにちは、鋼(ハガネ)と申します。

かれこれ20年以上生きてきて、今まで色々なことが有りました。

最初は、昔の自分がどのような人間だったのか忘れないために、

過去日記という形で始めたブログです。


恋愛というのは、時に幸せをもたらしますが、現実は、かなり残酷だったりしますよね。


過去のことを思い出して、、残酷な未来を書いていく過程において、心が乱されていく。

今は、全く違う生活が有って、今の自分として生きている。

なのに、昔のことを詳しく思い出そうとしていくことで、

このようなフラッシュバックを経験することが多くなり、結果として一年以上更新することが

出来なくなってしまいました。


でも思ったんです。

中学、高校、、、という過程で、自分は大きく変わってしまったんだな、、、と。

このまま逃げても何にもならない。

何が、どうなって、今の自分が有るのか。それを知るためにも、

できる限り、このブログを継続しようと思いました。


                                  2008 6/18

Amebaでブログを始めよう!

花火大会のあった町、、、というか、花火を見れる町は、

人でごった返していた。


なんとか、歩けるというレベルだった。


途中、何度もエリナの手を握ろうと思ったけど、

どうしても、距離を縮めることが出来なくて、

あと一歩の距離を縮める勇気が無かった。


ああ、なんてヘタレだorz


なんとか、混雑がマシなレベルの場所に落ち着いたけど

花火なんてまともに見れないorz


ビルが立ち並ぶ町だから、ビルそのものに邪魔されてしまうのだ。

見晴らしの良い場所は、既に人が一杯。


ビルの窓にかろうじて花火が写る程度。


ドーン!!パラパラ。。。。。。


という音が何度も響く。


花火の音が鳴ると、体の中が揺すられるような感覚になって、体が熱くなった。

もっと、、ちゃんと見たいな。でも、、見れない。

こんなに近くなのにね。


窓に写った花火と、音だけしか聞こえない。


近くなのに、良く見えない。

なんだか切ないな。


そして、あっと言う間に、花火は終わってしまった。


あんなに沢山人が居たのに、帰る時は、あっさり帰ってしまう人ばかりで、

いつの間にか、周りの人は居なくなって静かな町に戻っていった。


俺たちも、人ごみの流れに沿って、歩いていた。

エリナの手を握りたい。手を繋ぎたい。

これが、今回のラストチャンス。。

どうする?握る?握りにいくか?

と思って、エリナを見たら、


彼女は仲田さんの隣に移動して話かけたので、もう無理だった。

チャンスは今までに何度もあったのにな。。


花火、終わっちゃった。俺の目標も終わった。

あとは、俺たちも電車の混雑がピークを越えたら帰ろうという話になって、

しばらく話し込んで待っていた。


すると、急に、エリナの携帯電話が鳴った。


<続く>







花火大会に行くために、都会へ出る電車に乗った。

同じ目的を持ってる人たちが沢山いたので、電車が混んでいた。


何度か乗り換えて目的地に向かったのだけど、

やはり、乗り換えを繰り返し、目的地に近付けば近付くほど、電車は混んでいく。


運が良ければ、エリナと密着できる、、、と思ったが、そんなに甘くはなかった。

流されるように、座席の目の前に行ったから。これで、密着するのは不自然だし。

俺は、目の前のつり革を掴んで、隣に居るエリナを見た。

やっぱり、かわいい、、、反則だろ。。



改めて、俺の思いがエリナに通じたことを感謝した。

途中、電車が大きく揺れて、エリナが俺の体に寄りかかった。

華奢な体が俺に触れる。

一瞬で、気が動転して、恥ずかしくなった。


もっと俺に勇気があったなら、その時、手を握ることが出来たはずなのに、

俺の頭は思考を停止。何もできないまま、エリナは体勢を立て直した。

絶好のチャンスを逃してしまったことに気付いて、ちょっと落胆したのは言うまでもなく。。


もう、電車が揺れて、エリナが俺に身を預けるようなことは無かった。


そうこうしてる間に、目的地に到着。

降りてから、さらに人が多くなっていた。

メンバーとはぐれないように、、、エリナを見失わないように必死だった。

<続く>


蒸し暑い夏だったな。

子供だった俺は、初恋が続く未来を夢見てた。


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花火大会の日、俺は、エリナと手を繋ぐという目標を立てていた。



エリナが初めての彼女というだけ有って、

恋愛感情という意味が含まれた上で、女性と手を繋いで歩いたことがなかったから、

俺にとって手を繋ぐというのがギリギリの試みだった。



そして、待ち合わせ場所でエリナと、S君、仲田さんと合流した。



まず、第一段階の目標として、皆で楽しむこと。

そして親睦を深めて、また次に繋げること。


これが、最低限達成できればいいなー。


欲を言えば、エリナと花火を見て良い雰囲気になって、、、

それから手を繋いで町を歩けたら最高に嬉しいな。




なんて考えてた。




地元の駅の周辺には、浴衣姿の女性が沢山いた。

やっぱり、花火大会目当ての人が沢山いるみたい。

当然のように、カップルだらけだったな。



腕を組んで歩くカップル、ホームに立ってじゃれ合うカップル、、

お互いを自然に受け入れて、お互いの目を見つめていて、

皆の表情が幸せで一杯そうで、キラキラ光って見えた。




俺は、、やっぱりエリナと居ると緊張する。

あの綺麗な目で見られると、体が固まって、恥ずかしくなって、

目を逸らしてしまう。



どうすれば、あなたたちのように、腕を組めるの?


どうすれば、あなたたちのように、自然に振舞えるの?




あがけがあがく程、俺の思考はドツボにハマる。


<続く>


当時、俺が住んでたのは横浜に有る小さな町。



正直言って、交通の便は、そこまで良いわけではなかったし、

遊ぶ所もゲームセンターくらいしかなかったので、

高校生になったばかりだったあの頃は、どうにも窮屈だったような気がする。




あの辺りには、もう昔から先祖代々住んでる家庭も多く、

町内での結束がとても固かった。




あの、ジマウマ (親友)の一家も、老舗の店を代々続けていた。




町内会の子供たちが毎年、祭り衣装を着て、神輿を担いだり、笛と太鼓を鳴らすのは、

毎年の風物詩。


中学の頃は、友達らを誘って、ジマウマの神輿を追いかけてたものだ。





もう、離れてしまったけど、あの場所での思い出はかけがえのないもの。


なかなか会えなくても、彼らは俺の友達だ。

また、お前らとバカをやりたいよ。





そして、、

初恋も、その後の恋も、、色々な辛い経験も、、全てをあの場所で経験したんだよな。




いつか、また、ふらっと帰ってみたい。







花火大会に行く前日のことだった。

俺は、あることについて真剣に悩んでいた。

俺、、、、エリナと付き合ってるのに、手も繋いだことないぞorz


お互い、初めての恋人だったのでデートをしても、そういう雰囲気にならなかった。

というか、どーしていいのか分からなかったんだ。

まあ、当時の高校1年生なんて、、そんなもんです。そういうことにしといて下さい(TT)

イトコのハルちゃんとのやり取りを思い出す。

 「じゃあ、次までに彼女と初体験してきなよ~(笑)期待してるよ」


という台詞が頭の中でコダマする。

初体験、、、、無理だろこれ。

コンドームも見たことないよ。

というわけで、、せめて、キスとは行かなくても、手くらい繋ぎたかった。

なので、花火大会の前日にして、俺は燃えていた


そして、妄想してた。

手を繋いだら、どんなに幸せだろうかと。

そして、花火大会の日がやってきた。

<続く>

S君が、仲田さんとまた会いたいという意思表示をしたことをエリナに伝えた所、

また遊びに行こうという話になった。



しかし、俺は元々、話題が多い方でもなく、デート慣れしてるわけでもなかったし、

どこに行けばよいのか分からなかった。



またファミレスじゃあ芸が無いし。←当然だ。


カラオケ?俺、、行ったことが無いわ。

そもそもエリナがカラオケ嫌いだと言ってたし。


そういやあボーリングも、、、、きら(以下略)

もちろんゲーセンも、、、。




映画は、前回エリナとデートで気まずい事件が起こってしまったし!




もちろん、当時高校一年生だった俺は、金があるはずも無く、

ディズニーランドとか、そういったテーマパークに行くのは難しかった。




結局、俺一人で決められなかったので、エリナとS君と話し合って

某花火大会に行くことに決めました。





そして、この後、周囲に迷惑をかけることになるなんて予想もしてなかったんだ。

エリナがS君のために紹介してくれた子は仲田さんと言って、さばさばした感じだった。

お嬢様タイプのエリナとは全然違うタイプだったので、よく覚えている。


友達になってもらうなら、こういう子がいいな


と思った。



ところで、ファミレスで解散して帰宅したは良いけど、俺は思案を巡らしていた。


今後、どうなっていくのか、、?

直接じゃないけど、自分が人に女の子を紹介する側に回ったのは初めてのことで、


まあ、よくよく考えてみれば、紹介された側でもあるのだが。


とにかく、S君と仲田さんの関係がどうなっていくのかなあ。。と考えていた。

お互いが、少しでも認め合うことが無ければ、難しいだろうな。


と、考えていたら、S君から着信が。


S君「今日はサンクス、、」


俺「あ、今日、どうだった?」


S君「楽しかったよ、、」


俺「そっか、よかった。仲田さんはどんな感じだった?」


S君「良い子だったよ、、、」


俺「そうか、じゃあ、もっと遊ばないとね」


S君「ははwまあ、向こうがどう思うかにもよるわなー、自信ないな、、、はは、、」


俺「まあ、また遊ぼうよ」


という感じの会話をした。

要するに、S君は、仲田さんを気に入ったという話だった。


俺は嬉しくて、また遊びに行く計画を立てようと張り切っていた。<続く>


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あの頃の俺は、幼稚だったんだ。

人の気持ち、それが分かれば、、、、

やられて嫌なこと、、、これが分からなかったせいで。

弱かったせいで。


今でこそ思う。

人の気持ちが分かる人間だったなら、、、と。

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待ち合わせをして、みんなで食事をすることになった。

待ち合わせの場所は、駅の近くにあるファミレスだった。

そこに着くまで、S君がとても緊張しているたのを良く覚えてる。

実際、なぜか俺も緊張してましたが。

付き合うことになっても、エリナと会うときはとても緊張していたんです。

で、程なくしてエリナたちと合流した。

エリナがS君に紹介してくれる女の子は、美人というよりも、元気で健康的な子だった。

身長は、、S君より高かったかな。

S君は、小柄で、横に太い感じだった。筋トレを激しくしていたので、マッチョでした。

かくいう俺はヒョロヒョロで、エリナにも

「マッチョは嫌いだけど、、、ハガネ君、ちょっと細すぎでしょ。。」


と文句を言われたりしてた。

筋トレしても、そうそう付くもんじゃにのに、筋肉は(笑)


密かに努力していた俺が凹んだのは言うまでもありません。


結局、この食事会は、皆で番号交換して、

また今度遊びに行こうという約束をしてから解散となりました。

しかしカウントダウンが始まったことに気づかなかった。




S君から連絡があったのはとても驚いた。

単に、冷やかしで連絡してきたらしい。

彼は、元々、ネタ的なことが大好きで、いつも変なことをしていた(笑)

高校では、原チャリに4人で乗って、時速何㌔出るか試していたり、、

とにかく変わった人だった。

で、この時も、

「ハガネに彼女かあ、、いいなあ。俺、全然モテないし、もう無理だあ」とか言われた。

そこまで思いつめてるのかあ、、と思ったので、今度、エリナに他の子を呼んでもらって、

一緒に遊ぶことを思いついた。

S君と話終わった俺は、エリナに連絡を取り、そのことを話した。

すると、意外にも、OKとの返事が来たので、

皆で遊ぶことになった。

しかし、このことがキッカケで、今後、俺は大変な間違いを犯すことになった。

確か、エリナと付き合い始めた時は、高校1年の夏だった。

夏休みの真っ最中だったと思う。


祖父の家から帰った俺は、塾の夏期講習に行く日々。

エリナは、部活に行く日々。


付き合い始めて、お互いの気持ちを確認して、、、それで、、


ハッキリ言うと、今までと変わったことと言えばそのくらいだったと思う。


ただ、お互いの気持ちが分かってるだけで、安心できた。


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あの時は、俺は塾さえ終われば、暇な時が多かった。

ただ、そんな時に限って、エリナが忙しかったりするから、

思ったよりも会えないことが多かった。

さすがに、俺も 「このままじゃダメかなあ??」


と思うようになった。

今まで、エリナの本心が分からなくて、エリナを押すことが出来なかったから、

その反動かもしれない。急に会いたくなったりすることが多くなっていた。

まあ、会ったとしても、駅前のミスドやファミレスでマッタリすることが多かったけど。

そんなある日、中学校時代の友達だったS君から連絡が有った。

「お前、彼女できたらしいじゃん」

「なんで知ってるの????」

「風の噂で(笑)」

そう。地元で、噂が広まっていたのだ。

あのハガネに彼女が出来た!!

と、その時点では、色々な人が知っていたらしい。。

まあ、そういえば、ジマウマとか、仲の良かった人たちには報告したし、

一緒に歩いているところを目撃したという話も有ったらしくて、、

いつの間にか、広まっていたのだ。

そういう経緯もあって、S君は連絡をしてきたようだ。

しかし、ここから、俺の運命が大きく変わろうとしているなんて予想も出来なかった