本日は、昨日書ききれ無かったものの、自分では重要な話であると感じられたもう1つの議論内容について話をさせていただきます。
昨日は、あるゼミ生らと自民党の是非などについて議論し、自分の政党選びについての姿勢を再確認することができたと言いました。そして、本日話したい内容もそれに関連してくるものです。それはどのような議論内容であるかといいますと、ずばり靖国参拝の是非についてです。
なぜ、こんな堅い話がコンパの場で出てしまったのか(笑)、と振り返ると不思議でだったりしますが、興味深かったため良かったのではないでしょうかね?
では、早速内容に入りたいと思います。当ブログを初めから(今月からですが。笑)読んで下っている方ならば既に御承知の通り、私は靖国神社賛成派です。理由は、そもそも反対する国家というのが特定アジア三カ国(南北朝鮮半島国家、中国)に限られてきていることが第一となります。他の国家に言われる筋合いはないでしょう。そもそも、反対している国家のうち、特に朝鮮半島国家に関しては、自分達の国家の人々をも祀っている靖国神社へ反対するのは自国民への冒涜であると言わざる負えません。
さらに、戦後日本は対特定アジア外交が弱腰であった(例えば、交戦国でないにも関わらず韓国に対して経済協力金の名のもとに、当時の韓国の国家予算の2倍以上もの大金を渡していることなど)ことの反省として、すぐにでも実行可能である靖国参拝から対特定アジア外交を強硬化することで、牽制する姿勢をみせるべきである考えられます。
以上のような立場が私の靖国参拝に対するスタンスです。そして、このような考え方を少々ぐらつかせてくれたのが教授の意見でした。
なぜ、いとも簡単に私が靖国参拝に対するスタンスを再考せざるおえなくなったかといえば、教授が指摘していたことを私は全く聞いたことも無く、知らなかったためです。
その指摘とはどのようなものであったかを一言で言えば、「票田」です。すなわち、日本遺族会という財団法人が自民党の有力な支持母体であり、票田になっているので、首相は票獲得のために参拝を行っている、というものでした。
恥ずかしながら、私は日本遺族会なる存在自体を知りませんでしたし、しかもそれが自民党の票田にもなっているとは。
教授が以上のような指摘をする前にひとつ質問を投げかけてきました。「そもそも何故靖国参拝を行うのか?靖国参拝を行うことがどのようなメリットが小泉首相にあるのか?」。言われてみると、確かにすぐには答えられない質問ではあると思いました。。上に挙げた、私の靖国参拝賛成の理由はあくまでも自分の意見ですので、首相という立場にて参拝を行うことが絶対的に有意義であるのかを考えると、答えが見つかりませんでした。
答えられない私を見て教授が上記のような指摘をしてくださいました。なるほど、靖国参拝を行うことで票を獲得できるのであれば、確かに首相という立場での絶対的な有意義な面があるではないですか。
さらに、上の指摘を補強する形で小泉首相が首相になる以前には一度も参拝を行っていない点を言及されていました。教授を疑うわけではないのですが、自分ではその事実を調べていないので、後日調べてみたいと思います。
以上のようなことがありましたので、やはり靖国参拝問題は簡単に割り切って考えられる問題ではないことを認識いたしました。考えたり、調べたりすることを続けなければ答えは真に取るべき立場は決められないですね。
今回の記事のために参照してみたサイトがあるので念のためリンクを張っておきます。
http://www.netlaputa.ne.jp/~tobysan/kousiki.html
財団法人日本遺族会
http://www.nippon-izokukai.jp/
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