初日の今日は、昨夜から土砂降りで、さすが山の上、、、と思える怖さ

問題の紋付は、無事届きました

ありがとうございました

さて

紋付の心配もさることながら、昨日、今日の突貫でやってるお芝居は、どうなったか

ということですが、

いつものように、下座の合間にちょっとずつ支度を作って行き、

喜久次さんは、衣装も着て、顔も作った状態で、うちらの大薩摩の前後を大太鼓で繋ぐお仕事もしてらっしゃいました。

うちらがひっこんだら、幇間見習いの辰次君〔右）を相手に適当に立ち回りをし、俄かにはやりきれないので、口上でお茶を濁す究極の秘策を使ってた

辰ちゃんは、昨日の朝の車の中で台本をもらったらしく、軽くパニック（笑）

五郎丸という役柄らしい。

喜久次さんも優男だけど、辰ちゃんはさらに優男だなぁ

どちらが荒事で知られる五郎を演るのかと思ってたけど、なんだかどっちがどっちかわからん

この衣装は昨日のリハーサル後に決めてた

（笑）

神威も、リハーサル直前に、まだ歌詞が足らないとか、作ってる等と言われ、マジっすか

状態に（笑）

どういう節

ねねーどういう節

って心配そうに聞いてくるのが哀れというか、身につまされるというか、、、

でも、私もどんな歌詞が出来上がってくるのか知らんのよ

作った富士山はこれのことだった

富士山が手前って変じゃない

って楽屋で話題になってたけどさ（笑）

知人のお客さんには、

「昨日、今日でやったとはとても見えない、１年くらいかけたように見える

」

と、言われ、お世辞だとしても安堵した

とりあえず無事に初日は終わりよ

こんなちょろい芝居でも、40分遅れだったで、本当にやるつもりだった外郎売をやっていたら、1時間以上遅れてたな

相生座・続々