yumizuki 解離性同一性障害の娘を見守って来て

yumizuki 解離性同一性障害の娘を見守って来て

もう完治して、一人息子と奮闘している元解離性同一性障害の娘を持つ母親です。

娘や孫との日々の中で感じ事なんかを語っていきたいなと思います。

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私は運転はするが車にはあまり詳しくない。

車を見てもメーカーは分かっても車種まではわからないのがほとんどだったりする。

でも、運転している時に車のバックスタイルや前から見た時の印象とかで勝手に名前をつけたりしたりしている。

ゼロワン車とか、チベット砂狐とか、スターウォーズの白い雑兵とか。

娘にそれはひどくないと言われたのにはレレレのおじさん顔。
ちょっと膨らんだ感じとナンバープレートの位置がそれに見えたんだよねぇ。

でも、ゼロワン車は最初に言い出したのは娘なんですよね。
あの車、色とか雰囲気とか仮面ライダーゼロワンぽく無い?って。
言われてみれば確かによく似ている。
それからその車は私の中でゼロワン車と名付けられた。
で、その車の車種は知らずにいたのですが、最近信号待ちでその車の後ろに止まった時、娘がその車の車種名を読んだのですよ。
そうしたら、ちょっとバックスタイルに特徴のある車で最近見なくなったなぁと思っていた車種でびっくり。
それでまたゼロワン車の旧タイプの車を見かけた時にあれがゼロワン車の旧タイプだよと教えたら、シティボーイにイメチェンしたんだね、なんて言うのです。
まぁ、確かに旧タイプのはずんぐりむっくりってイメージだった。
ゼロワン車はかなりおしゃれになっている。
最近は色も増えてきている。
買い替えられたんだろうなぁ。

娘と車に乗っているとあの車あれに似てない?とか、なんか目つきの悪い車だねとか、そんな話で盛り上がったりする。

不思議なもので、勝手な名付けなんだけれど、見分けられると何となくその車に親近感を持つようになるんでよねぇ。
旧タイプのゼロワン車とか、昔乗っていたお気に入りだった車とか、見掛けると大事に乗ってもらうんだよなんて勝手にエールを送っていたりする。


年末年始に主人の実家に孫を連れて帰省する予定でいた。

東京もgotoキャンペーンから外れたし、往復の道のりさえ気を付ければ大丈夫かなと思っていたのですが。

ここに来て第3波かと懸念されるほどの感染者数の増大と、冬場の乾燥した状態での密閉空間の怖さをテレビで訴えているのを見て、主人と相談の上諦めました。

実家には米寿を過ぎた感染した場合重症化のリスクの高い母がいますし、私自身もリスクが高いですし。

主人の実家は三密とは程遠いほど過疎ったところですが、寒冷地の住宅で、換気機能が無い作りの家なので、窓を開け放しても大丈夫な時期まで帰省は延期することにしました。

雪遊びをいっぱいさせたかったのに残念です。

保育園がお休みの間、家に篭りきりかなぁ。

少しは外に遊びに連れて行ってあげたいなぁ。


今年もカレンダーが届きました。

届くと毎月毎月の絵を一枚一枚眺めて、この月の絵は良いなぁとかこの月のは好きだなぁとか眺めるのが届いた時の習慣です。

だから届いてもすぐには開けないで、ゆっくり時間が取れる時に開けるのです。

今年も午前中に届いたので、昼食後にワクワクと開けたのでした。

絵と絵に添えられた言葉を読みながら、一人うなづいたりしながら、10月の絵に来た時に『あぁこの絵好きだなぁ』と呟いて絵に添えられた言葉に目を移しました。

縁(恩送り)

この言葉が目に飛び込んできた時に、心がふわぁとしたのです。

恩送りと言う言葉を知ったのは多分10年くらい前かなぁ。

まだ私が高校生くらいの時に、母の昔話りの中で、真っ正直に生きていれば思いがけない時や思いがけない所で助けらるものだよ。
自分が助けられて嬉しかったなら、その人へのお礼だけじゃなく同じように困っている人を見たら手助けしてあげなさいね。

何となく心に残った言葉で。

娘が高校生の時に友人からのアドバイスや励ましですごく嬉しかったし助けられたんだけれど、どう返していけば良いのかなぁ、と私に語ってくれた。

だから、母との会話を伝えてみたら、とても真剣な顔でそうだねって言ってくれて。

恩送りと言う言葉を知った時、母が語ってくれたのはまさにこの言葉の事だと、母が語ってくれた事にこんな言葉があったのかと驚くのと同時に心にストンと落ちた言葉でした。

娘にもこんな言葉があったんだよとすぐに話した覚えもあります。

来年のカレンダーにこの言葉があったんだよと言ったら、母との会話の事を話した時のことをちゃんと覚えているよって言ってました。

それを聞いて嬉しかったな。

娘の心にも響く言葉だったんだなぁと。