1日のブログで
「逆方向のバスに乗ってしまい行きそびれた」と書いた
早稲田の穴八幡宮に、節分当日、バイクで行ってきました。
【穴八幡宮鳥居】
早稲田通りと諏訪通りの交差点にある
【随神門】
【随神門・右大臣】
【随神門・左大臣】
【鳥居から随神門を経て拝殿まで両側に露店が並ぶ】
【拝殿・節分当日なので行列】
【拝殿・左側に一陽来復のお守りを売る札所がある】
【一陽来復御守・右側は懐中用】
札所でお守りを買ったとき、
銀行の窓口にあるような現金皿の上に
この状態(説明書きの上にお守りを二つ置く)で渡されたので
少々焦りました。
なんとなく、小さな紙袋にでも入れてくれるのだろうと
思い込んでいたので。
私は説明書きをお盆のようにして、
お守りを落とさないように
スプーン競走のような歩き方で人混みを離れました。
リュックの中にそのまま入れるのも罰当たりなので
たったひとつ持っていた封筒に入れました。
封筒の中には姉からもらったマクドナルドのタダ券が
入っていたので、もし今後マクドナルドの業績が急上昇したら
私のおかげだと思ってください。
【壁に貼る前の御守り】
御利益のおすそわけを期待して
ジュビロのタオルマフラーの上に置いてみました
【節分の午前0時 恵方に向けて高い場所に貼る】
一年の間に剥がれると効果が無いそうなので、
のりだけでなくセロテープの力もちょっとだけ借り
さらに私の体重で壁に押しつけました。
神さまは大丈夫だろうか。
さて「一陽来復」の意味ですが、大辞泉によれば
1 陰暦11月。または冬至。
2 冬が去り春が来ること。新年が来ること。
3 悪いことが続いたあと、ようやく物事がよい方に向かうこと。
去年はあまりいい年ではなかったので
これで上に向くといいなと思いながら、
貼ったことに安心して
今日もアメピグの釣りゲームなんかしてました。
上を向くのは(剥がれていないか心配して)御札を見上げる
私の首だけかもしれません。
【帰りにセブンイレブンで】
商業主義にすっかり乗せられてます。
それにしても、ロールケーキの一気食いはキツかった。
【バイクを置いて記念撮影?】
せっかくバイクで来たのだから写真を1枚…
と思ったのですが、
鳥居のある正面玄関は大通沿いで
人が多い&隣が交番なので
バイクを横付けするわけにはいきません。
チラッと横を見たら、誰もいない入り口があった!
一陽来復の提灯もこっちの方が派手だわ
ということで、こちらで記念撮影。
看板に「放生寺」とあるのを見ても、
「神仏習合?」としか思わず、
真言宗と書いてあるのに、
「空海さんは隣りに神社まで建てたのか」と
すっかり頭が空になっていました。
家に帰って説明書きを見たら
「近年附近の社寺等で類似のお守りを出して居るようですが、
当社とは全く関係ありません。御参拝の方は間違いのないよう…」と書いてありました。
そうか、穴八幡と放生寺の関係は
赤福餅と御福餅みたいなものか。
そう思ってもう一度写真を見てみたら
放生寺の方は「復」じゃなくて「福」で
「一陽来福」になってます。
放生寺には放生寺の福がきっとあるんでしょう。
WIKIで調べてみたら、穴八幡は、
「放生寺を建立するため、社僧良晶が南側の山裾を切り開いていると横穴が見つかり、中から金銅の阿弥陀如来像が現れた。掘った人は大喜びし、以来『穴八幡宮』と称するようになった」とあります。
いわば放生寺は穴八幡の生みの親。
本家元祖争いみたいな文言は野暮に感じられ…
なんて書くと御利益なくなるといけないから、
最後にひとこと。
一番の野暮は
「空海さんは隣りに神社まで建てたのか」と
思ってしまった私です。