今日は前の職場のお友達とランチをしました

先週も会ったのに1週間会わないと話すことがたくさん

お好み焼きのランチコースを食べながら、おいしいカフェでお茶しながら、

たくさんたくさんお話しました


で、とにかくいろいろ話したのですが、

たまたま出身地の話になり、彼女は関西の出身で、

「じゃあ、阪神大震災経験者??」

と、私が問いかけたところ、

「そうだよー!いろいろあって大変だったんだ。親戚亡くなったり。」

と体験談を聞かせてくれました。


彼女はそのころ学生で、学校の寮にいたそうです。

すごい地震で目が覚めて、最初はごみ収集車が自分の

脳みそに突っ込んできたかと思ったと言っていました。


前前日の成人式で久々に会った地元の友達が震災で亡くなった

と聞き、その友人を探しにマンションまで行った話、


親戚のおばさんがが亡くなったと家族から連絡を受け、

おじさんを助けに行った話、

(家族はこの連絡を見ず知らずの方の電報から知ったそうです。

おじさんが連絡がとれないので知らない方に電報をうってと頼んだんだそうです)


「もうすごい距離を歩いたよ。いつ着くかわからないし道路ひどかったし。」

と言っていました


そして彼女はこんな話もしてくれました。

「私が歩いてたらね、某有名スーパーのトラックがとまって、

運転手のお兄さんが『お姉ちゃんどこまで行くの?』って声を

かけてきてくれて、行き先を言ったら『そこ僕も通るから、おにぎりの横で

良かったら乗っていきなよ?』って言ってくれたの。本当にいい人だなっておもったよ!」


こんな混乱の中でもそういうやさしさにふれられて良かった

と彼女は言っていました。


いつも明るく元気な彼女が、もうここでは書ききれないくらい

涙ながらに震災時の現実を話してくれました。

私も涙してしまい、二人でおいしいケーキを食べながら

でも泣いていました。


つらい経験であっただろうに話してくれてありがとう。

私はあくまでもニュースの範囲内でしか現実を知らなかった。

私は彼女の話で少しだけだけど本当のことを知れたように思う。


「この経験はつらいだろうけどでも大事なことだから

子供にも教えてあげたらいいよ。私も知れてよかったよ。」

そう彼女に言ったら

「そーだね。もー少し子供が大きくなったら話そうかな」

って言ってました。


本当にありがとう・・・・・と彼女に言いたいです