まだ読んでいない方には、ごめんなさい。
タイトルからは思いもつかない結末で、セピアは、映画「シックスセンス」を思い出しました。

幼くして突然、事件や事故に巻き込まれ、人生をまっとうできなかった無垢な魂に対する鎮魂歌です。

そして、至るところに、作家の倫理観というか、哲学が散りばめられています。

真面目で丁寧な日常なくしては生み出され得ない、そんな一冊だと感じます。



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