愛宕古道街道灯し | 僕の美術教育論

僕の美術教育論

美術教育には、二つの意味が含まれている。「美術の教育」と「美術による教育」、すなわち美術という「技術」教育と美術という「芸術」を通じての人間形成である。

愛宕古道街道灯し。

今日は西院高齢者福祉施設で灯篭作りをしました。
当初利用者さんは、経験のなさから不安だったでしょう。ところが制作に取組まれだすと笑顔になり会話もはずみとても楽しそうです。
その笑顔がまるで「落書き」をしている子どものようで芸術のチカラに改めて感動を覚えました。
この施設では、4体作っていただきました。
それぞれに雰囲気が携わっていただいたおじいさん、おばあさんの個性が出て趣が異なります。
完成後、今日不参加だった利用者さん全員に見ていただきました。みなさんからは「美しい」と絶賛の声と同時に笑顔が生まれとてもいい瞬間でした。

「あたごふるみちかいどうとぼし」と読みます。奥嵯峨で毎年地蔵盆の23~25日、あだし野念仏寺の千灯供養に合わせて開催されます。愛宕神社一之鳥居から二尊院、清凉寺までの約1.5キロの街道沿いに、地元の小中高校生たちが絵柄を描いた、およそ800個の行灯が通り沿いの家々の軒先や軒下にともされます。また、京都嵯峨美術大学の学生が製作する巨大な提灯も立てられ、和紙を通したほのかな明かりが古い家並みと相まって、情緒的で優しい空気に一帯が包まれます。

とあるように地域の子どもたちから住民の方、そして大学と京都に根付く伝統ある行事。そこに高齢者も参加することの重大さ。それは、人々の心とそれをつなぐ歴史、そして「芸術」があります。
こうした芸術で創る地域アート、今後も活動をしていきます。

愛宕古道街道灯しは23日から3日間です。
ぜひ、お越しください。
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