安全保障カレッジ 設立準備委員会 -3ページ目

中国に出張していました

出張のため、しばらく更新が出来ませんでした。

いつもの中国出張では、一つの都市を一人で動き回ることが多いのですが、今回は同行者もあり、訪問した都市は上海、大連、青島など。
思った以上に疲れてしまいました。

さて、まずは日本から飛行機が飛び立って間もなく、東シナ海を越えたのですが、雲の間から見える海を眺めていると、(戦争の時には私たちの先輩方も、この光景を見ながら飛んだのだろうか)、などと考えてしまい、目の前の綺麗な景色と戦争状態を結びつけることが出来ず、戸惑ってしまいました。


出張先でも日本に関係する場所をいくつか歩いてみました。

昔、日本人が住んでいた地域を訪ねた際には、日本人が住んでいたであろう建物は少ししか残っていなかったものの、何故かモノクロで、小さな庭や路地で元気に遊ぶ昔の子供たちのイメージばかりが浮かんで来て、楽しいような悲しいような、複雑な気持ちになりました。

その時にはよく分からなかったのですが、恐らくは、

あの子供たちは元気に成長して日本に帰ったのだろうか?
子供たちは両親と幸せに暮らせたのだろうか?
仲良くなった中国人の友達とは、どんな別れ方だったのだろう?

ということを考えていたのだろうと思います。


日本軍も使用した港は、当時の写真とほぼ変わらない景色のままで今も使われており、満州時代に日本が建てた建物も多く残っていました。


昔の日本(人)がすべて素晴らしかったとは言いませんが、現在中国を訪れる日本人や駐在する日本人は、明らかに中国の気楽さやいい加減さに染まり、恥ずかしい姿を晒す方が多いように感じたことも事実です。

その場の空気に合わせて自然に振舞うことは大切ですが、それが例えば言葉や文化を学んだ結果として出すものではなく、程度の低い中国人との付き合いで覚えた表面的な言動を真似ただけであったり、「日本では出来ないから」というだらしなさであったりが多いのではないでしょうか。

私たち日本人が大切にしてきた文化・習慣は、他国では不自然に見えることもありますが、それを尊敬する人々も多くあり、地位の高い人や優れた人ほど、高く評価しています。

「日本人は礼儀正しい」
「日本人は信頼出来る」
「日本人は能力が高い」

という期待も高く、私はそれを裏切る行為は極力しないよう、心掛けたく思っています。




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国防に関係する組織の活動

防衛省所管の特例民法法人というのは、22法人(社団法人7、財団法人15)もあるそうですね。
下記防衛省のサイトに、設立目的や主な事業が出ていますので、ご覧下さい。

防衛省所管特例民法法人一覧
http://www.mod.go.jp/j/info/koeki/ichiran/index.htm


私もこの中の「隊友会」に属しているのですが、年に数回、現職自衛官との交流を除けば、一部会員のためだけに活動をしているような感じで、防衛意識の向上・普及にはあまり役立てていないのではないかと感じています。

地域によっても活動は随分異なるようで、毎月積極的に活動している地域もあれば、年に数回、飲み会を開くだけのところもあるみたいです。

また、上記一覧にあるその他の法人も、中にはあまり積極的に対外活動をしていないものもあるようですが、少しでも一般向けにセミナーを開いたり、情報提供をして欲しいと考えています。

と言うのも、原則的には、現職自衛官や防衛省職員の方は、民間組織の有料セミナーに参加出来ないことが多く、現在の実務現場を当事者から直接聞く機会が殆ど無いからです。

政治家、元自衛官、大学教授、ジャーナリストなどの講演には、面白く、深い話や、国際情勢を広く分析した予言的な話も多いものの、可能な範囲で現場担当者の話を直接聞きたいという国民は多いと思います。

私も少し前に、自衛隊の現職高級幹部(陸将補)の講演を聞く機会が隊友会でありました。

しかしこれは隊友会会員という、基本的に自衛隊OBのみが参加出来るもので、有料でも聞きたい人は多いだろうと考えながら聴講しました。

政策や思想が異なっても、自分たちの国を守ることについては、私たちは共通の認識を持つべきだと思います。

これら防衛省関連法人が内部でも外部でも活発に活動し、現職の方に接する機会を提供することは、私たちがこの「共通の認識」を持つために役立つと考えますが如何でしょうか・・?

積極的に有意義な活動を続ければ、誰も天下りや税金の無駄遣いなどと批判はしないと思います。










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日本を思う強い気持ちは確実に存在する

平和な日本では忘れがちな安全保障について、分かり易く、且つ参加者が自ら考えられる材料となるような企画として、専門雑誌やセミナーを計画中です。

そのため、現職自衛官や自衛官OB、その他仕事で知り合った方々にも色々と意見や提案を求めている毎日ですが、本ブログに毎回貼り付ける書籍紹介でも、有益な情報が得られています。

毎回1~3冊くらい紹介している本のクリック数を確認してみると、本ブログに訪れて下さる方がどのような分野に興味をお持ちかが推測出来るのですね。

そして嬉しいことに、私たちがもっと国に力を入れて欲しい、国民の皆さんに考えて欲しい分野と、ほぼ重なっています。

特にクリック数が多い分野は、軍事・政治情報、生物化学兵器、科学捜査、日本の歴史や素晴らしさについての本で、マスコミで取り上げられることも少なく、知りたくても中々情報が集まらない分野です。

国民が何を信じればよいのか分からず、政治不信が強まっている現在ですが、積極的に情報を求め、日本の進むべき道を真剣に考える方々が多いことに勇気づけられます。

しかし、膨大な数になったネット上のブログやホームページの中で、政治や国防に関する分野は、そのカテゴリーがあるにもかかわらず、参加者や閲覧者が少ないのが残念ですね。

わたしたちの日本を守ろうと有益な情報を提供して下さり、頑張っているサイトは多いですから、是非もっと盛り上げましょう!








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自衛隊内の大きな問題

自衛隊という組織内での犯罪率というのは、社会全体から見ればかなり低いのが事実なのですが、何か事件・事故が発生すると、大きく報道されます。

社会からの期待の大きさからやむを得ないという面あり、また話題が欲しいマスコミには都合が良いという面も考えられます。

飲酒が理由の犯罪などは、報道される事件を起こす前から、その隊員の素行は隊内である程度把握しているため、「ああ、ついにやってしまったか・・」と思うことも多いようです。

最近の大きな問題としては、隊員の薬物使用が挙げられます。

容易に入手出来ることや、使用があまり表面化しないという理由で、既に逮捕されている隊員の他にも多くの隊員が使用している可能性があると、内部でも考えられているようですね。

よって全隊員の検査をするそうですが、このコストも相当大きいとの話を聞いています。

人数が多く、様々な隊員が存在するので、通常の教育だけで全隊員を律することは難しいことは理解出来ます。

しかし、このような検査のためにコストを費やさなければならない状況というのは悲しいことです。

この非常に大きな無駄のために、必要な装備を調達出来ない、必要な訓練が出来ない、ということにならないで頂きたいですね。

日本の国防体制に影響を与えないことを願ってしまいます。


全体的にはとても公平な報道とは思えませんが、自衛隊関係者が多く登場するということで、本日はこちらの動画をどうぞ。中々勉強になります。










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分かりやすい国防学

少し前のことですが、自衛官募集相談員に委嘱されました。

私自身も元航空自衛官であり、今でも多くの現職隊員や元自衛官と交流していますが、より多くの現場の情報が入って来ることを期待しています。

地域によっては、市町村の協力が得られず、隊員募集に苦労している状況ですが、若者の純粋な国防意識を、偏った政治思想に染まった大人、教員や公務員が潰していることを、大変残念に思っています。

学生の体験入隊を受入れて、非常に評判が良かったにもかかわらず、一部の保護者が抗議をして翌年から中止になったという話も耳に入りました。

今月号の雑誌「MAMOR」に、元陸上自衛隊北部方面総監の志方俊之氏が、東京の中学生に国防学の特別講習を行った記事が出ています。

非常に分かり易く、我々大人が子供たちに説明する際にも役立つ内容ですので、是非多くの方にご覧頂きたいと思っています。








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国益を考える政治家は誰か?

衆議院が解散されて選挙の準備が進んでいますが、私たちもこれを機会として、如何にして日本の安全を維持するか、そしてそれを国政で主張するのはどの政治家なのかについて、真剣に考えるべきだと思います。

政策について違いはあっても、根底で「日本と日本人の安全を守る」という気持ちがあるのならば、2大政党制でも小党乱立でも構いません。

しかし実際には、個人の小さな利権を確保するために国益を捨て、外国人におだてられて国益を捨て、特定勢力から金銭的援助を受けて国益を捨てる政治家たちが日本を滅ぼそうとしていることに、私たちは気付かなければなりません。

そしてそのような政治家を選ぶのは私たちであり、責任を負うことも忘れてはならないでしょう。

税制や雇用、天下り、社会保障などの問題は、国内のことですから、間違いがあっても改善が可能です。

ところが国際社会における日本の進む方向性や、日本と他国との約束事については、「間違いでした」と一方的に変更することは困難で、変更までの期間に、想像を絶する不利益を被ることになります。

社会保障制度などは、国の安全・安定が維持された上での話であって、新聞・テレビが日本よりも他国のために報道したり、日本に敵対的な外国人が地方政治を牛耳る状態であったりしては、決して日本人のための制度など、実現不可能になってしまうのではないでしょうか。

私たちは、他国援助のために税金が使われたり、軍事的脅威に晒されたり、近所が危険で子供を遊ばせることが出来なくなったりする可能性をしっかり考え、立候補する政治家の考えを吟味するべきだと思います。





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科学捜査の専門家をご存知の方はお知らせ下さい

実施中アンケートの締め切りまで、残り1ヵ月半になりました。

これまでたくさんの投票とご意見を頂いておりますが、有意義なご意見やご提案をまだまだ募集しておりますので、是非参加して下さい。


「国防について、学びたい分野を教えて下さい」
http://www.yoronchousa.net/vote/7403


「安全保障を学ぶ専門雑誌を読みたいと思いますか?」
http://www.yoronchousa.net/vote/7400



特に現在、「安全保障関連法規」、「警察の科学捜査」、「プロファイリング」「サイバーテロ」について、専門の方を探しているところですので、情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、上記アンケートサイトまたはこのブログにお知らせ下さい。




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政治家は明確な主張を(動画)

既に多くで紹介され、視聴者も多いようですが、7月14日に内閣不信任案が否決された際の、自民党細田幹事長の言葉です。

これだけはっきりと主張なさると、聞く方も気持ちが良くなります。

国民を騙そうとしているような、知りたいことを曖昧にした公約よりも、各政治家が自分の主張を明確に示せば、多くの国民は、私たちの日本のために選ぶべき政治家・政党を見分けることが出来ると思います。









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深沢 敬次郎

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本当に政権交代しても良いのか?

総選挙を前にして、特に与党内では生き残りをかけて足の引っ張り合いが酷く、私たち国民もマスコミの偏向報道によって惑わされ、現政府による外交交渉や国防体制にも悪い影響を与えています。

異常なまでの政権批判を国営放送以下マスコミ各社が行っていますが、その理由は、現政権が続くと「誰かが」不利益を被るからに他ならず、その点を視聴者は見逃すべきではありません。

広い意味で「日本国民の安全と財産」をしっかり守れる政党であれば、これまでのように政治に無関心で構わないかも知れません。

しかし次回の選挙で議席を伸ばしそうな政党は、能力の問題で短命に終わる見込みですが、その短期間に、取り返しのつかない約束を外国と結び、将来に渡って日本を貶める可能性が高いため、非常に危険だと考えています。

そこで考えるべきは、他国で国内混乱が起こったときの政府の手法であり、これまでは私たち日本が利用されてきたやり方を考えても良いのではないか、ということです。

つまり、お隣の国々では国内で問題が発生すると、すぐに日本を悪者にして感情的に煽り、国内を団結させる方向に誘導する手法を、麻生総理は採っても良いのではないでしょうか。

日本の場合、わざわざ感情的な敵意を作り出さなくとも、事実やこれまでの主張をそのままはっきり示すだけで、自然に隣国の反発を招き、国内は団結に向かうことが出来ます。

具体的には、違法に奪われている領土の問題はどういう状況なのか、次代を担う子供たちの教科書はどのように作られているのか、税金から多額の分担金を出している国連で、日本はどのように扱われているのか、などをはっきりと示せば、まともな日本人なら怒り、意図的に報道されない前首相・現首相の実績を高く評価する筈です。

加えて、かつて私たちのために命を捧げて下さった方が眠る靖国神社に、国民を代表して堂々と参拝することは、選挙の時期を考えても、正に丁度良い機会だと思います。


そして、昭和30年11月15日になされた自民党「党の使命」を再度確認し、その実行を約束することで私たちは団結し、日本の国益を確保することが出来ると思います。

自民党 立党宣言等
http://www.jimin.jp/jimin/jimin/rittou/index.html

世界の情勢を考え、国民の現状を省み、静かに祖国の前途を思うに、まことに憂慮にたえぬものがあり、今こそ、強力な政治による国政一新の急務を痛感する。

 原子科学の急速な進歩は、一面において戦争回避の努力に拍車を加え、この大勢は、国際共産勢力の戦術転換を余儀なくさせたが、その終局の目標たる世界制圧政策には毫も後退なく、特にわが国に対する浸透工作は、社会主義勢力をも含めた広範な反米統一戦線の結成を目ざし、いよいよ巧妙となりつつある。

 国内の現状を見るに、祖国愛と自主独立の精神は失われ、政治は昏迷を続け、経済は自立になお遠く、民生は不安の域を脱せず、独立体制は未だ十分整わず、加えて独裁を目ざす階級闘争は益々熾烈となりつつある。

 思うに、ここに至った一半の原因は、敗戦の初期の占領政策の過誤にある。占領下強調された民主主義、自由主義は新しい日本の指導理念として尊重し擁護すべきであるが、初期の占領政策の方向が、主としてわが国の弱体化に置かれていたため、憲法を始め教育制度その他の諸制度の改革に当り、不当に国家観念と愛国心を抑圧し、また国権を過度に分裂弱化させたものが少なくない。この間隙が新たなる国際情勢の変化と相まち、共産主義及び階級社会主義勢力の乗ずるところとなり、その急激な台頭を許すに至ったのである。

 他面、政党及び政治家の感情的対立抗争、党略と迎合と集団圧力による政治、綱紀紊乱等の諸弊が国家の大計遂行を困難ならしめ、経済の自立繁栄を阻害したこともまた反省されねばならぬ。

 この国運の危機を克服し、祖国の自由と独立と繁栄を永遠に保障するためには、正しい民主主義と自由を擁護し、真に祖国の復興を祈願する各政党、政治家が、深く自らの過去を反省し、小異を捨てて大同につき、国民の信頼と協力の基盤の上に、強力な新党を結成して政局を安定させ、国家百年の大計を周密に画策して、これを果断に実行する以外に途はない。

 わが党は、自由、人権、民主主義、議会政治の擁護を根本の理念とし、独裁を企図する共産主義勢力、階級社会主義勢力と徹底的に闘うとともに、秩序と伝統の中につねに進歩を求め、反省を怠らず、公明なる責任政治を確立し、内には国家の興隆と国民の福祉を増進し、外にはアジアの繁栄と世界の平和に貢献し、もって国民の信頼を繋ぎ得る道義的な国民政党たることを信念とする。而して、現下政治の通弊たる陳情や集団圧力に迎合する政治、官僚の政治支配、政治倫理の低下の傾向等を果敢に是正し、国家と国民全体の利益のために、庶政を一新する革新的な実行力ある政党たることを念願するものである。

 わが党は右の理念と立場に立って、国民大衆と相携え、第一、国民道義の確立と教育の改革 第二、政官界の刷新 第三、経済自立の達成 第四、福祉社会の建設 第五、平和外交の積極的展開 第六、現行憲法の自主的改正を始めとする独立体制の整備を強力に実行し、もって、国民の負託に応えんとするものである。


これらは決して「右より」になるという意味ではなく、「隣国により意図的に左よりにされた状況を元に戻す」だけですから、日本は堂々と行うことが出来ることばかりですよね。







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飛翔する日本飛翔する日本
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今、読んでいる本6冊

最近は自衛隊や警察関係者と直接お話することも多く、貴重な情報と人脈を得る機会に恵まれているのですが、中々本を読む時間を確保出来ていません。

本日は、現在並行して読んでいる本を数冊ご紹介します。

まず、この数年一番関心を持っているため、特に力を入れている分野、情報関係の本です。
過去に情報分野に関わったOBが体験を記したものや、基礎知識をまとめたものは数多く出版されていますが、これは一味違う内容で勉強になります。

自衛隊秘密諜報機関―青桐の戦士と呼ばれて自衛隊秘密諜報機関―青桐の戦士と呼ばれて
(2009/06)
阿尾 博政

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陸軍中野学校に関する書籍は多くありますが、分量は多いもののこれが一番読み易く、まとまっていると思います。
ここで基礎知識を入れて他の本を読むと、理解が進むと思いますよ。

秘録・陸軍中野学校 (新潮文庫)秘録・陸軍中野学校 (新潮文庫)
(2003/07)
畠山 清行

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これまでは軍隊・自衛隊の情報分野が多かったのですが、最近は公安・警察関係にも目を向けるようにしています。
自衛隊よりも警察の情報活動の方が、我々に身近な問題が多いですから興味深いですね。

新装版 公安警察スパイ養成所 (宝島SUGOI文庫)新装版 公安警察スパイ養成所 (宝島SUGOI文庫)
(2009/07/04)
島袋 修

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この「孫子」は既に数回読んでいる本ですが、最近のウイグル暴動など、中国の行動を理解するのにヒントが多いと思い、再度目を通しています。
企業経営者で「孫子」を学ぶ方は多いですが、彼らがそれを国のレベルまで広げて考え、日本の国益を考えるようになれば、日本は短期間に国力を向上させることが出来ると思います。

[新訳]孫子―ポスト冷戦時代を勝ち抜く13篇の古典兵法[新訳]孫子―ポスト冷戦時代を勝ち抜く13篇の古典兵法
(2008/03/25)
兵頭 二十八

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他の本に出て来た軍人について復習するため、簡易事典的によく開く本です。
文庫版になって安く、小さくなったので、携帯にも便利です。
戦争漫画を読む方にも役立つと思いますよ。

太平洋戦争秘録 勇壮!日本陸軍指揮官列伝 (宝島SUGOI文庫)太平洋戦争秘録 勇壮!日本陸軍指揮官列伝 (宝島SUGOI文庫)
(2009/07/04)
別冊宝島編集部

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私は以前、満州の吉林省で中国語を勉強したのですが、来月早々に大連に出張に行くことが決まり、10年ほど前に読んだこの本を引っ張り出して読み直しています。
仕事の合間に、歴史的な場所にも行ければと期待しています。

大連ダンスホールの夜 (中公文庫)大連ダンスホールの夜 (中公文庫)
(1998/05)
松原 一枝

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