子宮頸部腺癌闘病記

子宮頸部腺癌闘病記

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17May
- 術後6日目
  朝、お腹が痛くて目がさめる。傷じゃなくて鈍痛？傷はかゆくなってきた…。ドレーン2本目がとれた。あと繋がっているのは、尿管！これも明日取れて、明日から残尿測定開始。朝だけお通じの薬飲んだら、またやっぱりおなか下したので、お昼と夜は漢方のみ。今日はお腹が激痛。腸なのかな？トイレにいったら少し楽に。ふと尿意を感じて？トイレにいって、あぁまだ出ないんだった(笑と思った。まだ残尿測定の大変さを知らないw午後、母と一緒に術後初めて一階におりた。中庭に出て、外の空気を吸って、なんかリフレッシュ。今まで当たり前のものの有難さを感じる。お腹壊してることも、腸は頑張ってくれてるから出ないよりいいし。自分で栄養がとれるって素晴らしいし。今まで自分の体を酷使してきたから、もうちょっと大切にしよう。
- 術後5日目
  やっと普通食になった！でも朝はやっぱりお通じがまだなせいで怖くて食べれない。と思ったら、食事後に！！おぉー。快腸！！…そのあとしばらくおなか下して苦しくなり、テンションだだ下がり。。まぁもともと下しやすい体質なので、元に戻ってきてるのかなぁ。怖くて便を柔らかくするお薬はスキップしました。午後は高校の時の友達がきてくれて、おしゃべり。お菓子もたくさんもらい、もらったどら焼き食べたら夜ごはんがたべれなくなったw⇦子供wwwでも怖くて食べれてなかったから、好きなもの食べるのはいいのかも。腸のために！
- 術後4日目
  今日は五分粥からスタート。もう五分粥の時点で十分ごはん。もともと普通のごはんあんまり食べないから、おかゆのほうがいいかも。とは言え、お通じがまだ。なのでごはんもおそるおそるで半分もたべれないくらい。もともと下しやすい方なのに、出なくて悩むとは。。腸の様子をチェックしてもらって、お通じを柔らかくする薬と腸の動きを活発にする漢方を処方された。今日は、看護師さんに髪を洗ってもらってすっきり！体拭きしてもらってるときに、生理用品でのかぶれが判明。塗り薬をもらう。今度は寝すぎてか、腰と肩が痛くなってきた…。夜には左の点滴が取れて、すごく身軽になった。日に日に管が抜けていくと楽しくなってきた。
- 術後3日目
  右側のドレーンが抜ける。え、思ってたより早い！ドレーン、本当に重たくて、立ち上がろうとするあたしの足枷になってくれる。朝の回診でぬいてもらえたけど、ちょっと痛かった…。日に日に、動けるようになっていくのを実感しています。
- 術後2日目
  右手の点滴が外れる。手の甲はすごい青あざ。もともと針が刺さってるの痛かったし、両手に点滴ついてたから不自由だったので、解放感。まだガスがでないので、ごはんおあずけ…どんどん不安になってくる。ガスが出た夢？をみて現実？？みたいになっなり、寝てる間に出てるんじゃ…と思って看護師さんに聞いてみたら、「しっかり出たのを確認してからにしましょう」っていわれちゃった(苦笑どうしても出ない時は、レントゲン撮って、ガスを出すお薬出したりもします、と。ひたすら我慢させられるわけじゃないのね！ガスを出すためにも、とにかく歩かないと！と猛反省した私は、朝から看護師さんに「今日は歩きます！！」って宣言しまくった(笑看護師さんにも「歩く人の顔してる。いっぱい歩こう」と言われ、初めて部屋の外へ。何しろ、術後個室に移動してから、自分がどこの部屋にいるかわかんなくって。廊下に出て初めて立ち位置がわかるという。確かに昨日は痛すぎて無理だった。どうやらみんな、痛いけどなんとか歩ける…という状態でがんばってると聞いて、今日はがんばれた。そしてそして、念願のガスがでた！こんなにガスを有難がる日が来ると思ってなかった。お昼ごはんから食事開始ー！！しかも流動食のメニューがおもゆパンプキンスープアイスクリーム(スーパーカップ)アイスたべれた時、神様からのプレゼントだぁぁっておもったw
- 5/11 手術翌日
  朝、酸素マスクが外された。まずこれが本当に待ち遠しくて、やっときた朝6時って感じ。それにしても体が重い。痛い。そういえば、痛い時、押すと多めに痛み止めが入るから、と言われて点滴のスイッチ？みたいなのを渡されてた。10分に一回しか押せないらしいけど、そもそも指先にそんなに力が入らないから、結局看護師さんを呼んで押してもらう。ガスが出るまでお水も飲めないから、とにかくうがいさせてもらう。それも起き上がれないから、ストローで含んで、器？？？？(なんていうかわかんない)に出す。とにかく水を飲み込まないように、痰はだすように、それだけを気をつけた。体拭きしてもらうも、どう動いても痛い。おシモは、お湯とボディーシャンプーで洗ってもらうんだけど、恥ずかしいとかより、痛いしだるい。翌日から歩くように言われていたから、覚悟していたものの、ベッドサイドに立ち上がっただけで、めまいがしてベッドに倒れこんだ。午後のリハビリでも、なんとか立ち上がって二歩進むだけで、とても歩くなんて無理だった。不安だらけ。その後、手術に立ち会ってくださった科長の先生が見えて、「手術お疲れ様でした。予定通りで、術中のリンパ節などの病理検査もすべて綺麗で、転移なし。根治的な治療ができたと言えると思います。術後しばらく辛いかもしれないけど、必ず回復しますから」と。夜、両親が来て今回の手術のことを話してたら、母「子宮残せてよかったじゃん」父「それより転移なくてよかったよ。それだけだよ。」…そっか。あたし根治治療してたんだった。入院前から術後の痛みとか苦しみを想像して、ずーっとブルーになっていたあたしはすっかり忘れてた。とはいえ痛みと闘いながらで、寝てるだけの１日でした。
12May
- 5/10 トラケレクトミー手術当日
  朝9時からの手術のため、母が8時過ぎに到着。手術着に着替えて、必要なもの(※)をテーブルの上に出して待機。8:55頃、担当医・研修医の先生と看護師さんに連れられて手術室へ。入り口で、病棟の看護師さんから手術部の看護師さんへの申し送りの後、母とお別れし、手術室へ。ベッドに横になり、色んな測定器をつけられ…気がついたときは、「予定通りの術式で終わりましたよ！子宮上部残せましたよ！！」と聞き、また意識遠のく。その後は、病室で執刀医の先生が母に話しているのを上の空で聞こえた。出血1200ml手術時間約10時間予定通りの術式で、リンパ節も転移なし。輸血も自己血だけで合併症の心配なし。あぁ、おわったんだ…それにしても体がだるい。いたい。手術終わったって報告をしたいのに、スマホをいじる力が出ない。その後、自己血輸血をしたり、血栓予防に足のマッサージ器をつけられたりして夜を過ごしました。部屋は暑くて、アイスノンを借りて対応。長い長い夜でした。※手術時に準備したものタオル歯磨きセットコップティッシュあと、どこに何を入れたとかわかるようにしておくのが必要だなと思いました。(ショーツとか、ボディシャンプーとか)
09May
- 手術2日前
  ごはんは普通食。夕食前18時に下剤(目薬ぐらいの大きさの液体を水にいれる)を飲む。8時間後くらいに効くらしい。それ、めっちゃ夜中やん。まれに吐き気が出る人がいるので、気持ち悪かったら言ってくださいねー。と。夕食後1時間くらいでお腹壊す。早くない！？看護師さんに話したら、それは違う原因かなぁーって。就寝後、3時くらいにお腹の違和感と吐き気で、めざめる。トイレは部屋の中にあって、あんまり使いたくないんだけど仕方ない。しばらくトイレに籠って、出てきたら、看護師さんが様子を見に来た。吐き気あったら言ってねってあれだけ言われてたのに、呼ばなかったから、言ったじゃん！！って思われてたかも（苦笑）吐き気があることを伝えたら、次トイレ行くときはちゃんと呼んでくださいね！！！って言われたけど、そのまま寝ちゃいましたw
07May
- 入院しました。
  とうとう療養生活のはじまりはじまり。世の中は、10連休いぇーいとかだけど、あたし60連休だもんねーwとはいえ、手術日が近付くにつれて、どんどんブルーになっております。入院して、これからの治療計画とか聞いたけど、怖い。今はあんまり考えたくないので、手術終わって体調が落ち着いたら、ちゃんと情報として残そうと思います。
05May
- あたしを守ってくれるもの
  5/7 私の大好きな祖母の三回忌。しかし、5/6に入院しなければならないため、事前にお墓まいりにきました。2年前、祖母とのお別れに誓った命を繋いでいく約束。その約束が果たせなくなるかもしれない、そんな危機にいるあたし。どうかあたしの子宮を守ってください。子供と一緒に、おばあちゃんの家に遊びに来たいな。あたしの大好きな大阪、箕面。滝道を歩きながら、大きな自然の力を浴びてきました。祖母と母を育ててくれたこの地のパワーを受けてがんばろう。今日は時間なかったけど、次は滝までいくぞー！
05Apr
- キーパーソン
  診察の時、キーパーソンは誰ですか？と聞かれました。私は迷いなく母ですと答えましたが、先生からはパートナーの方にも聞いていただいた方がいいかもしれません。もし本当に結婚を考えているなら。と、言われました。実際、１年ちょっと前からお付き合いしている人はいます。この件が落ち着いたら、将来を考えようともいってくれてます。そもそもなんとなく、結婚生活が想像ついたので、好きになってなかったけどお付き合いしてみました。3か月位して、それでも好きになれずに、すごい温度差を感じていたのでその話を正直にしました。でも相手の答えは、今はそれでもいいから、好きになってもらえるようにがんばると。それから変わらず今に至ります。正直、本当に天然でデリカシーのない発言をしたり、適当なことを言っていらっとさせてくれます。例えば、円錐切除後一週間でまだ出血が止まらない話をしたら、大丈夫！来週には完治するから！…1か月出血続くのも普通みたいなのに、何を根拠に…前の病院で病理の結果がでるというときも、午前中すぐに転院して再検査とLINEしてもお昼に来たLINEは、転院て他の病院にいくってこと？だけ。夜になってもなにもなし。翌日、転院するなんてめずらしいね！聞いたことないよ！って。転院することがどういうことなのかさっぱりわかってない…本当はね、こういう時に彼氏がいるから頑張れるとかこの人との人生のために頑張ろうとかすごい大事な感情だと思うんだけど今のあたしは彼にあんまり癌の話すらしたくない。手術の説明聞いたって、きっと理解せずに余計あたしを不安にさせてくれるに違いない。これも闘病によって答えを迫られている悩みの一つ…
- ステージ確定
  先週、造影剤を使ったCTを受け、今日はその結果と円錐切除のプレパラートの再病理検査の結果を聞きに行きました。ステージは1B-1。(前の病院だと1Aだった)来週のMRIを見てからですが、問題なければ広汎子宮頸部全摘出(トラケ)やりましょうと。もうね、手術しんどいとか贅沢は言わない。なんでこんなことに…と嘆いたり、妊娠できるのかとかそんな心配よりも、とにかくトラケができますように。追加治療ありませんように。今のあたしにとって、1番いい道は、トラケで根治治療ができること。そのために進行させないような生活をこころがけます。
03Apr
- 検査1
  金曜日に血液検査とCTとりにいってきました。大学病院はめちゃ待たされるっていうけど、検査は全然待たされず。スタッフさん、看護師さん、みんなとても親切です。婦人科っていうとK大学病院に行く人が多いみたいで、情報もK大ばっかりでした。私はT大病院の情報も書いていきたいと思います。
24Mar
- 大学病院
  昨日、紹介された大学病院にいってきました。最初から、トラケ前提の話だったので(そもそもトラケできるところに紹介してもらったんだけど)念のために私:「手術以外の選択肢ってあるんですか？」先生:「扁平上皮癌なら他にもあるんだけど、腺癌の場合、奥に隠れてる可能性があるので、おすすめできません」まぁ、トラケのつもりできたんだけどもうちょい選択肢あるのかなぁなんて思ってたからやっぱりかー！！！！って感じでした。それでもトラケ適用できない場合もあるし、開腹してリンパを迅速病理検査した結果、トラケ無理でした…という場合もあるとのことで、これからはトラケできることを祈るのみです。。とりあえずCTとMRIとります。入院は4月末くらいをめざす、と。ゴールデンウィークに、大好きだった祖母の三回忌があって、行きたいんだけど大阪なんです。退院してすぐはやっぱり無理なのかな…暴れないから(笑) 法事だけでたいよぉ。トラケ先輩方々のブログで情報探してます。
15Mar
- 病理検査の結果
  診察室に入ると先生がいろいろあるんですけどって。え？？？まず、類内膜腺癌じゃなくて普通の腺癌でした。そして断面陽性。1aか1bか。医師によって考えが分かれる、と。とりあえず、追加治療を考えた方がいいです。病院紹介します。と。あとで診断書みたら、断面陽性って。転院は想定内だけどとりきれなかったのは想定外。さすがに一人で受け止めきれなくて涙がでて来ました。
- 結果を聞きにいく途中
  今日は、先月受けた円錐切除の病理検査を聞く日です。癌の告知をされてから今まで、本当に色々なサイトやブログを読み漁り、研究成果や体験談などで勉強しました。今後の治療の選択肢についても自分なりの知識は身につけたはず。どんとこい！(ぇことにマイナス思考な私。5年生存率とかも気にしたし、あとどれくらい生きられるのかなまで考えました。でもここ数日、不思議と、すごい悪い結果じゃないような気？確信？してます。(書いててちょっと心配になってきたけど・苦笑)とはいえ、今日運勢悪いし(⬅︎これもすごく気にする)、怖いよー💦
30Jan
- 思いがけない告知４＠都立病院
  １月２２日。母と病院待ち合わせで、一緒に結果を聞きに行ってもらった。先生は一通り経緯を話した後にＭＲＩにて、子宮体部には癌は見つからないため子宮頸部のみに存在する類内膜腺癌、だろう。と。次にだいたい円錐切除して、今後の治療を考えます。私は円錐切除を受ける覚悟はできていたのでお願いします、と。母はしきりに「癌かもしれないけど、癌じゃないかもしれないんですよね？？？」って聞いてたけど「腺癌がみつかったってさっきから言ってるじゃん・・・・」て私も先生も思っていたと思うｗとりあえず子宮体癌じゃなくてよかったー。円錐切除は全身麻酔でやるそうなので、その時に子宮内膜掻爬もして、子宮体がんではないことをもう一度確認するとのことでした。
24Jan
- 家族への告知
  自分が癌だと知って、親になんて言おう・・・って悩みました。一人っ子で、自分で言うのもなんだけど結構かわいがられて育って（今もかな）さすがに親もショック受けるだろうなぁって。でも、手術もしなきゃいけないし、言わないわけにはいかない。次の診察時は母についてきてもらおうと思い、言わなきゃ。と。父親には私からはちょっと言いにくいので、２２日の診察の後に伝えてもらうことにした。母親もやっぱりショックだったらしくそんな身体作ってごめんね・・・親のせいだ・・・って泣いてた。そんな風に言われると思ってなくて、私の不摂生でこんなことになってごめんね、って思った。これから大変かもしれないけど、できる限りのサポートはするからがんばるんだよって。あたしは死ねない、って思った。
- 思いがけない告知３＠都立病院
  １月１５日。組織診の結果。子宮頸部に類内膜腺癌が認められました。・・・はい？？？なにそれｗなに？あたし癌なの？？？そこから先生のお話。類内膜腺癌は、子宮体癌に多く見られる癌です。そのため、子宮頸部だけなのか、子宮体がんが頸部まで広がったのかを調べる必要があります。子宮頸部だけだったとしたら非常に珍しいパターンだけど、今回はそのパターンじゃないかと思います。もし、体がんが広がったものだったら、ステージ２です。要するに可能性は２つあって可能性１　子宮体がんにできる組織が子宮頸部にだけできる珍しいパターン。　ステージ確定には、円錐切除術が必要。可能性２　子宮体がんステージ２　子宮体がんが子宮頸部にまで広がったものと。・・・・・もしかして子宮とらなきゃいけないってこと？？まだ子供産んでないよ？？？結婚もしてないのに？？？とにかく先生には「子宮を残したい、子供を産みたい。　少しでも早く手術することで、残せる可能性が増えるなら、早めにしてください」とお願い。１か月２か月遅れたからと言って、進行するわけじゃないので慌ててもあまり変わらないけど、早めにやりましょう、と。とりあえず、可能性１・２のどちらかを判断するために、再度組織診とＭＲＩをやります。翌週の空いているところでＭＲＩを入れていただき、２２日に次の結果を聞くことになります。
20Jan
- 思いがけない告知２＠都立病院
  告知までの続き。地元の病院で紹介状をもらった私。紹介された病院の予約を取ろうと調べると、予約は土曜日はお昼まで。仕方ないので、月曜日に電話。すると、最短で明日の１３時、とのことで予約。2015年12月22日（火）ここで、Ｕ先生との初対面。高度異形成が疑われているので組織診を行います、とのこと。これがめちゃめちゃ痛い。もう涙目です。仕事を抜け出していったものの、この検査でグロッキーになりこの後仕事に戻るのもしんどかったー・・・・事前にＡＧＣについて調べたんだけど、案外何事もなかったってこともあるみたいだから・・・と思って、「これで何もないってこともあるんですよね？」ときくと「いやぁ、それはないと思います」と。あとから思ったんだけど、組織診で何もなかったとしても一回ＡＧＣが出てるんだから、何かあると思わないとダメだよね。結果は１月１５日の予定。どうか何事もありませんように・・・。

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