国民の生活第一といっているが、もしも北朝鮮からミサイルが飛んできたら、
専守防衛すら取れない日本の自衛隊の実情で国民の生活どころか、命を守ることは出来るのか。
よくこういう発言をすると右翼だ右だと言われるが、右だ左の議論ではない。
愛する家族や自分の子供、親、友人、仲間がもしも国家の弱体が招く結果、命を落とすことになったら、
他国に攻められてきたら、何を思うか。
古館伊知郎が守ってくれるのだろうか、マスコミが守ってくれるのか?
平和ボケしたこのゆるい考えを改めて考えなければならないと、最近強く思い始めた。
自分が何をすべきか、どういう行動をとるべきなのかを考えさせられる。
私の尊敬する政治家に西村眞悟衆議院議員
がいる。
彼はまさにぶれない政治家だと心から思う。
西村先生の昨日のメルマガではこう書かれている。
中川大臣が、ローマで酒に酔って記者会見をしたか否かが、国政最大の課題のように騒いでいる政界は
結局平和ぼけの国の政界である。
彼は言った。アメリカは、平素は自由化を強引に社会正義のように要求してくるが、
自分が不況になれば、平気でバイ・アメリカンという、これはけしからん、と。
これは、アメリカには痛いが世界経済を破滅から救う正論ではないか。
そしてここに、アメリカのメディアが、執拗に中川氏の表情を世界に配信した動機がある。
ひょっとして、昼食時のグラスに、睡眠薬を一滴入れられたのかも知れない、という説もあるくらいだ。
こういうことも考えられる、各国の国益が懸かった会議だ、ということくらいの認識が必要だ。
さらに、
国政最大の課題は、「生活第一」ではない、「国防第一」である。
北朝鮮に拉致された被害者を救出できない「生活」、日本は悪い侵略国家ですというような村山談話を
信奉する誇りをなくした「生活」など、力も誇りもなくただ腹一杯餌をもらえれば満足する「猿の生活」だ。
今こそ、「強い日本」を造り、北朝鮮に拉致された同胞を救出しなければならない。
同時に、中国や北朝鮮の核の脅威を克服するために、核抑止力を保持しなければならない。
憲法九条があるから平和であるというのは、最も悪質な偽装宣伝である。
憲法九条の元で北朝鮮は日本人を拉致できたのである。
憲法九条の信奉者には、北朝鮮のシンパが多い。従って、彼らは拉致被害者救出に取り組まないどころか、
金正日が拉致を認めるまで、拉致は「でっち上げ」と言っていた。
これが、戦後体制の欺瞞である。