【活躍状況】林日里さんが創作テレビドラマ大賞・佳作を受賞 | シナリオ・センター大阪校 鳩子の日記

【活躍状況】林日里さんが創作テレビドラマ大賞・佳作を受賞

通信作家集団の林日里さん(57期)が書かれた「迷えるウサギ」が、第36回創作テレビドラマ大賞の佳作を受賞されました。


受賞の感想をお聞きしたところ「連絡があり、とにかくビックリして信じられませんでした。まさか、私の作品を選んでいただけるなんて、思ってもいなかったです」と林さん。


「この作品は、作家集団の課題『少年』を元に書きました。内容は3月にあった震災のことを絡めて書いたのですが、ついこの間の出来事で、このテーマでコンクールに出すのはどうかと思い悩みました。でも、半年後である今、出すしかないと思い、応募しました。思い切って出してよかったです」と。


シナリオを書き始めたきっかけをお聞きしたところ「もともとテレビドラマや映画を見るのが好きでした。シナリオは小説と違いどこか特殊で難しいイメージがあったのですが、新聞に大阪校の広告が載っていて夫が『行ってみたらどう?』と背中を押してくれて、シナリオ・センターに入学しました。その前に独学でコンクールに出したことがあったのですが、全然ダメでした。その時は何も知らなかったので、どこがダメかさっぱりわからず…。本格的に書き始めてコンクールに挑戦するのはシナリオ・センターに入ってからです」とのこと。


「今後、どんな形でもいいので自分の作品がオンエアされるように頑張りたいと思います。内容としては、地方新聞に載っているような小さな事件の裏側。表面ばかりを描くのではなく、その背景を描き作品にしたいと思います」と。


「今回佳作をいただけたのも大阪校の先生、励まして頂いた仲間のおかげです。ありがとうございました!」と林さん。


これからも楽しみな林さんです!