sazuku335のブログ

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ギタリストのきままなBlogです。

ハイパーソニック・サウンドとは、人間の耳には聴こえない高周波成分を豊かに含む自然の音。耳では聴こえないものの、私たちはその音を、皮膚や身体で感受している。


生で体験しないと、音楽の持つ本来のエネルギーはリアルに感じ得ないという側面をずっと感じていたが、そこに通じる内容だと思う。音は耳だけで感知するのでは無いのだ。


脳波測定をすると、イヤホンによる聴取で効果が現れず、スピーカーからの受容でも身体の遮蔽で効果がほとんど消失することから「超高周波振動を聴覚ではなく体表面で受容している」との想定が導かれた。超高周波が脳深部を劇的に活性化させることを通じて、心身全体の働きを高める現象。


科学的には、ハイパーソニック・サウンドが私たちの脳機能を高め、ハイパーソニック・エフェクトと呼ばれるポジティブな効果(健康増進、やすらぎ、好感形成)を心身にもたらすことが証明されている。


熱帯雨林の環境音:アフリカ、アジアの熱帯雨林の環境音


モンスーン・アジアの森林の環境音:バリ島、日本などモンスーン・アジアの森林の環境音は、100kHzに達し揺らぎ構造を伴う環境音をもつ。そのひとつ、日本の屋敷林の環境音はとりわけ豊潤。


水音:波、滝、流水などの発する水音は、100kHzを超える強い超高周波を発生する場合がある。


楽器音:バリ島のガムランアンサンブル、バリ島のテクテカン、バリ島のジェゴグ、日本の琵琶、日本の能管、日本の尺八などは豊かな揺らぎ構造を伴いしばしば200kHzを超えるほどの強力な超高周波を発生させることが確認されている。世界各地にみられる太鼓など伝統的な打楽器、弦楽器、リードをもつ吹奏楽器、鈴、ベルなどにも超高周波を発生させるものが少なくない。


人間の歌声:ブルガリアの伝統的な発声法による女声合唱、ジョージアの伝統的な発声法による男声合唱は強い揺らぎ構造を伴った100kHzに迫る超高周波をもつ。日本の能の地謡は、ときに100kHzに達し揺らぎ構造も特に豊かな超高周波に満ちた声を響かせる。


ピグミーのポリフォニー:アフリカ熱帯雨林に棲むピグミーによるコーラスは、100kHzに迫る超高周波と豊かな揺らぎ構造に満ちあふれている。