こけた訳
どうして階段から足を踏み外したのか??? 暫く考えていると、ふと気付いたことがありました。同じようなことが以前にもあったからです。それは父と私がほぼ同じような時に災難に遭っていました。それは今回も同じでした。
10年位前、私は父に頼まれて、神社の近くの農地の測量をしていました。その時、足を滑らせて、尾てい骨思いっきり打ち付けtしまったんです。この時も暫く動けませんでした。ショックでお尻からシッポが生えてくるんじゃないかと思った位です。そして、父もその2日ほど前、家の裏の川に掛かる橋の所でひっくり返り、胸を強く打って暫く動けなかったと言います。
今回、私は階段から転落してしまいました。父もやはり2日ほど前、雪の固まったマーケットの駐車場で転び頭を強く打って、半日ほど寝込んだというのです。親子だから似ているのかと思いましたが、そうではありませんでした。
心当たりがありました。10年前は神社の周囲の土地を農地から事業所へ貸し出すための手続きをしていました。私はその手伝いでした。そして、今回、父は土地利用が制限されている市街化調整区域に不満を持ち、行政へ意見書を出していました。その清書を手伝ったのが私でした。私は、農地を何としても守らねばならないという立場でしたが、父にも言い分があるだろうから、私は後で反対意見を出すことにして、取りあえず父の文書作成を手伝ってあげることにしたのです。それは、神社の周囲の土地を開発することでした。
そうです、きっと村の神社の神様がお怒りになられたのです。鎮守の森を侵す行為が許せなかったのでしょう。それを知らせるため、父と私に警告を発せられたのだと思います。ですから、父も私も大事に至らずにいます。あんなに凄い落方をしたのに、殆ど無傷なのですから。
神社と一緒に日本の国を清らかに保たねばなりません! 鎮守の森を守って日本の美しい景観と自然と文化を守りましょう!!!
術後の腸の癒着
金曜日、大腸癌の精密検査をした。簡易検査が陽性だったためだ。前日の夜下剤を飲んでお腹の中を綺麗にしておく。当日は朝から絶食、9時~11時まで2時間掛けて2リットルの下剤を飲んで完全に洗浄する。その間、5~8回はトイレへ通う。最後は看護婦さんに検査に望めるかどうかのチェックまである。この薬を飲むのがなかなか苦痛だ。整理食塩水みたいに少し甘く塩辛い。同じ日に同じ検査を6人が受けた。
やっと綺麗になったところで、午後から検査。私は3番目、お腹が綺麗になった人から受けることができた。お尻の割れたズボンを履いて、先生に背中を向けた。いつ入ってくるのかな・・・嫌だなと思っていると、いつの間にかするすると入ってきた。入ったところで、いきない7mm位のポリープが見つかった。帰りに取るという。医師とおしゃべりしながら奧へ進んでいく。自分で画像も見られるから面白い。
そのまま奧へ。カーブのところで、お腹がぐーーーーと押されちょっと苦しい。ぐっと我慢しているとまた楽になる。そんなことを3回ほどした所で盲腸へ到着。盲腸には小さな穴が空いていて、ここにスイカの種とかが詰まって盲腸炎になるんだと思っていたが、僅かなくぼみがあるだけだった。腸の中は意外と綺麗。不等変三角形のおにぎりみたいな形をしていることも分かった。「ミクロの決死圏」を体験しながら、元へ戻っていく。帰りは早い。
いよいよポリープの切除、ワイヤーみたいなのを管から挿入し、輪っかを掛けて、えいっと切除する。でも、この前TV「プロフェッショナル」で見たような電気での切除ではなかった。切り跡が白っぽく見えた。そして、ここをクリップ4つで留めた。へぇ、こんな風にするんだ、電気の方がいいなぁ・・・と、チョッピリ思いながらやれやれ。このクリップは自然に排出されるらしい。
検査後、医師の話によると、腸が癒着しているという。えっ?? 子宮筋腫の手術後、あんなに動いたのにダメだったのか・・・ちょっと悲しい。かなり悲しい・・・管の動き方で分かるとか。きっと動きが悪いのだろう。しかし、まぁ、何とか生きているから、仲良く付き合っていくしかないのだろう。
摘出ポリープが悪性でないことを願う。先生の話では悪性の顔はしてないとか。心配してない。
お箸が重い・・・
手術から1年が経ち、普通に動けるようになって仕事も始めたが、昨日の仕事はむちゃくちゃきつかった。厳しい傾斜地を歩きながら、重い機械を扱うのだが、炎天下かなりハードな仕事だ。男性でも音を上げている。何で私がこんなことを?とふと疑問に思ってしまう。
お昼休み、さて御弁当を食べようと思うが、しんどくて食べられない。10分ほどして少し楽になり食べようと思ったが、お箸が重い・・・ 5秒も持てない。持ち上げていることができない。「箸より重い物は持ったことがない」などと言うが、本当にお箸を重く感じてしまった。こんなことは初めてだ。御弁当も半分しか食べられなかった。
一年分の汗をこの1週間で出し切った感じだ。術後1年目でここまで動ける自分に驚いてしまう。何はともあれ、健康一番! 身体が資本! 頑張ろう!
ハゼにかぶれて・・・
ハゼにかぶれてしまった。しかし、この原因が分かったのは、やっと今日のことだった。
月曜のお昼頃から何やら頬が赤くなり、痒みを覚えるようになっていた。その前にUVクリームで炎症が起きていたあたりだったので、やはりUVクリームのせいかなと思っていた。ところが、耳たぶまで痒くなってきた。ぷつぷつと発疹ができ始め、ちょうど口の端にヘルペスができる時と同じような感じだったので、今度はヘルペスだと思った。こうなったら仕方ない、そっとして治るまで待とうと思った。だんだん腫れは酷くなっていった。なかなか治らない。本当の原因は何なんだろう???
そして、今日になってはたと気がついた。もしかしたら、先週の日曜に山に行った時、ハゼに触れてしまったのではと。そう言えば、ハゼにちょっぴり頬を撫でられたように思う。一緒にいた人が、「ハゼだよ、気をつけて」と言ってくれたのを思い出した。あぁ、あの時に・・・ どうやら、原因はハゼらしい。病院にも行かず、清閑するだけだったけど、少しだけ快方に向かっているようだ。まぁ、この程度で終わったことを幸いだと思うことにしよう。