<酵素について>

俺たちは酵素がなければ何も出来ねぇ。

見ることも考えることも、心臓を動かすことも、
呼吸することも、痩せることもできねぇ。

食べたものを消化することも、食べ物から取り込んだ
ビタミンやミネラル、たんぱく質、炭水化物、脂肪を
利用することも出来ねぇんだ。

俺たちは酵素なしには生きてゆくことはできねぇ。


酵素は生物(人間・動物・植物)すべてに存在し、
その生命活動を行っている物質で、「生命力の源」といってよい栄養素だ。





すべての栄養素に命を吹き込むのが酵素の役割。
例えば、ビタミン・ミネラルを補給するサプリメントも、
酵素と一緒でなければは身体の中で利用されることはねぇ。

酵素を含む食材を積極的に食べなければ命は尽きてしまる。
それが病気であり、生活習慣病であり、肥満なんだ。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
注意!
これから説明する「酵素の働き」は、この記事で最も重要なところ。
「酵素の働き」を理解することは、
今後のあなたの人生に巨大な影響を与えることになるので、
じっくり読み進めて欲しいと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


酵素はその働きによって次の3つに分類できる。
それは①「代謝酵素」②「消化酵素」③「食物酵素」である。



①「代謝酵素」は、私たちの身体の正常な働きに必要なものだ。
私たちの身体(すべての器官、組織)は、
①「代謝酵素」の働きによって活動している。
①「代謝酵素」は、私たちは食べた栄養素を使って、
正常な機能を持つ健康な身体を維持する為に働いている。


俺たちの健康は、
この①「代謝酵素」がどれだけすばらしい働きをするかどうかによって決まる。
①「代謝酵素」の不足は私たちの健康を害し、
多くの場合、重大な疾患を引き起こす原因となっている。
あなたが、今こうして、本書を読みながら「へー」「んー」などと
考える事ができるのは、①「代謝酵素」が働いているから出来ることだ。




②「消化酵素」は、俺たちが食べた物の消化に必要である。
そして、生の食品に含まれる③「食物酵素」は、
俺たちが食べた物の消化を始めさせるのに必要なものだ。


②「消化酵素」には3つの働きがある。
それは、たんぱく質、炭水化物、脂肪の消化だ。
プロテアーゼはたんぱく質、アミラーゼは炭水化物、
そしてリパーゼは脂肪の②「消化酵素」だ。
ただし、これらの体内でつくられる②「消化酵素」が、
食べた物の消化をすべて、無理に引き受ける事がない様に、
食べ物自体に含まれている酵素③「食物酵素」が消化を助ける働きを持っている。



ポイントはここだ。

もし③「食物酵素」が消化の働きを分担すれば、
体内に潜在している酵素が②「消化酵素」として働く割合が減り、
身体中で働かなければならない①「代謝酵素」の負担を軽くする事が出来る。


俺たちの体内に潜在している酵素は銀行の預金残高と同じで、
預け入れをせずに引き出してばかりいれば破産してしまうことになる。
生の食品やサプリメントによって③「食物酵素」を摂取すると、
消化の度合いがはっきりと異なり、体内の酵素預金をあまり引き出さずに済む。



体内の酵素預金を使い②「消化酵素」を過度に生産するようになると、
体内の器官を修復したり病気と闘う為の①「代謝酵素」を
十分につくれなくなってしまう。
つまり、生の食品やサプリメントで
毎食③「食物酵素」を十分に摂っていなければ、
大事な命の元である酵素預金を気づかぬうちに使い果たしてしまう事になる。


このままの食生活を続けた場合、
体内の酵素預金残高がなくなるのは時間の問題だ。
体内の酵素を早く使ってしまう人は、
節約して使っている人に比べ、人生はそれほど長くない。
子供の要求のままに、酵素残高をまったく気にせず
食べ物を与える事がどういうことか、
もう一度、問い直す必要がある。


酵素残高が尽きたが時が、人間の病気の始まりだ。
短命、健康の衰え、病気の悩み、これらはすべて、
酵素の不足した食事のせいなのだ。

しかし、医者は幸を栄養の重要性を知らないため、
もしそのような兆候が見えても、
そこに隠れている本当の原因は理解できない。





さて、いかがだろうか?


俺が酵素の事をはじめて知ったとき、
俺が大学、大学院を通して学んできた事を、
すべてひっくり返されたような気持ちになった。
日本でトップクラスの健康科学を学んでいた俺としては、
かなりショックだったが、
同時に今まで解けなかった暗号を一気に解読したような
一種の興奮が湧き上がってきた。


あなたがこの事実を知ったことで、
何かしらの危機感を持ってくれたら幸いだ。
俺たち現代人のほぼ全員が、
アレルギーやメタボなど、
何らかの健康上の問題で悩んでる。

酵素の事を知っただけでも、
多くの人の健康問題の大半は解決してしまうかもしれん。


私が酵素栄養学を学んでから6年半がたとうとしている。
この間、私は学んだ事を実践し毎食必ず生の野菜を大量に食べるようにしてきた。
俺の体重は7キロ落ち、お腹の周りに肉がつき始めていたが、
すっかりなくなってしまった。


今の俺が感じている事は、
酵素を十分摂った場合、毎食どんなにお腹いっぱい食べても、
逆に太る事の方が難しいということ。



酵素と共に暮らし始めて6年半経った今、その効果の大きさを実感している。


酵素に関する知識は、正しい食生活を支える「核となる要素」だ。





$ダイエットスペシャリスト佐々キングがあなたにお届けする完全無料ダイエットを普及するブログ


上図は、2003年にアメリカ、ハーバード大学の
メディカルスクールが発表した新フードピラミッドだ。

最初に紹介した1992年に米国農務省が発表したものと比べ、
かなりの部分で改善されている。
特に炭水化物は、米もパンも精製されていないもの(玄米、ホールグレイン)を
勧めている点は、前回とはまったく違う。


新フードピラミッドに沿って食生活をおくれば、
食物酵素も十分摂取する事が出来るだろう。
俺たちが自然に戻っていく過程の、
次のステップとしてはふさわしいガイドラインなのではないだろうか。


科学者たちはこれまで、
それぞれの分野で個別に研究が進められてきたため、
各分野間の統合がまったくされていないのが現状だ。
日本に限らず、世界の栄養に関する考え方が未だに矛盾だらけなのは、
科学の各分野の間に交流がまったくないのが理由として挙げられる。


21世紀は、各分野の研究者が一同に介し、
人類の繁栄と自然との共生の為、
これまで蓄えられた知識が統合される時代になることを願う。

世界のあらゆる専門家が「豊かさの実現」という人類共通テーマの下、
彼らの能力を結集する時が来れば、
今よりももっともっと住みやすい世界になってゆくと思う。



追伸:

毎回の記事で少しずつ勉強するのがじれったい?
全貌を今すぐ見たい?

だったら、テキストブックがあるからダウンロードしてくれ。
ここをクリック