雰囲気
粒マスタードはたっぷりつけるささくれですこんばんは。
タイトルの漢字、なんて読みますか。
僕は明確に「ふんいき」と読みます。
でも、あくまで僕の体感ですが、8~9割の人が「ふいんき」と発音します。
アナウンサーですら「ふいんき」という時代です。
「ふいんき」と聞くたび、イライラします。
こんなこと言うと、老害と言われるんでしょうか。
来年50だし。
だいぶ老いも感じてきたし。
「あたらしい」も元々「あらたしい」だったそうですから、あと数十年もしたら「ふいんき」が正しい読みになるんですかねぇ。
歴史
テレビを見て笑うようになったささくれですこんばんは。
歴史って面白いなぁ、とつくづく感じています。
歴史といえば日本史や世界史など、人類が歩んできた道のりを思い浮かべるかもしれませんが、言語や科学にも歴史があります。
漢字は中国から伝わってきた、までは遡らなくとも、わりと最近ですら言葉の意味が変わる場合が多々あります。
「ヤバい」という言葉は今ではもういろんな場面で使われてますね。
以前はマイナスな意味で使われていましたが、今ではプラスの意味で使われることが当たり前になりました。
例えばもの凄く美味しい時。
一口食べて「やっば」、なんていうギャルはそこら中にいるでしょう。
若い人に限りません。
中年であっても良い意味で「ヤバい」を使います。
良い映画を見た、素晴らしい技術を見た、などの時に「これヤバいですね」と言ったりします。
ついさっき、プロ野球に関する記事で「日ハムがソフトバンクに3タテ」と書かれているのを見ました。
本来の意味は「3戦連続立て続けに負ける」の意味です。
それを略して「3タテ」。
しかしその記事は「日ハムがソフトバンクに3連勝」の意味で書かれていました。
前述の「ヤバい」同様、完全に意味が逆転しています。
本来の意味が逆転するのは言語の歴史においてよくある事らしいですね。
有名なのが「貴様」。
文字を見てわかる通り、貴族の貴に様が付いた単語ですよ。
敬意を表する言葉だったのに皮肉の意味で使った結果、それが浸透して相手を蔑む意味に変わってしまいました。
科学にもありますよ。
昔は地球を中心に宇宙が回っていると思われていたし、水銀は不老長寿の薬として皇帝が飲まされていたし、熱はエネルギーではなく熱素(ねっそ)という物質によるものと思われていたし、空気の無い宇宙空間を光が伝わるのはエーテルという物質に満たされているはずだと思われていたし。その他多数。
当時の天才たちが当時の知識で導き出した答えです。
こういう歴史を知るのが今更ながら楽しい。
算数と理科は好きだったけど、もっと歴史に興味を持てばよかった。
一番興味がなかった国語も、歳を重ねるにつれ「大事だな」と思うようになりました。
毎日のようにSNSに触れているとよくわかります。
「なんでそういう解釈になるんだよ、そんなこと一言も言ってないじゃん」と突っ込みたくなる人の多いこと多いこと。
「3タテ」の誤用記事を見たのをきっかけに、勢いで書いてみました。
生活リズムと朝と夕
肝臓の数値以外は健康なささくれですこんばんは。
皆さんにとって、朝って何時ですか?夕方って何時ですか?
その人の生活リズムや業種によって様々だと思います。
家族、友人、同業者になら「明日朝イチで行くわ」や「たぶん夕方になると思う」で通じるでしょう。
しかしそれ以外の人にその文言は通じるでしょうか。
詳しい説明は省きますが、今月の初め頃、とある業者に工事を依頼しました。
なかなか連絡が来ないな…今月中に来なかったらゴールデンウィーク明けにでも電話してみるかな…と思っていた矢先、昨日の昼頃、やっと電話がかかってきました。
電話を受けたツマによると「明日の朝に行きます」とのこと。
ツマが出かける直前に受けた電話だったので、バタバタしていて詳しい時間を聞くことも出来ず、「わかりました」というのが精いっぱいだったそうな。
朝って、何時?
ここで冒頭の質問に戻ります。
朝の定義は人によって違うんですよ。
僕は完全に夜型です。
しかも勤務時間を決めていないので、予定がない限り目覚ましをかけずに寝ます。
午前5時は夜中です。
午前8時は早朝です。
もちろんこれは僕の生活リズムなので他人に強要することはありません。
したところでキチガイ扱いされるだけです。
工事の業者さん、来るのは早くても9時かな、とあたりを付け、8時半に目覚ましをかけて寝ました。
8時20分にインターホンが鳴りました。
読みが甘かった。
きっとその業界では当たり前なのでしょう。
その時間から仕事をしている人にとって、8時20分という時刻は、全ての日本人が起きている時間なのでしょう。
夫婦そろって寝ているなんて夢にも思っていないでしょう。
責めるつもりは微塵もありません。
彼らに悪意はありませんから。
悪意がなければいいのか、はまた別の話。
「人の振り見て我が振り直せ」
五七調にまとめられた名言です。
何事も具体的に言わなきゃ伝わらないな、と思った日でした。
「一を聞いて十を知る」の言葉通り、島国で同じ民族が長く暮らしたせいで「言わなくてもわかる」風習が代々受け継がれてきました。
いい面もありますが、悪い面もあります。
結局のところ、言わなきゃわかんないです。
言わなくてもわかる場合も、もちろんありますよ。
僕もバカじゃないので。
きらめき
味噌ラーメンや味噌汁は好きだけど味噌漬けやもろきゅうは敬遠するささくれですこんばんは。
味噌は薄めないと味が濃いのよ。
予告:クラフトギャラリー VESTPOCKET "きらめき” | 札幌芸術の森 (artpark.or.jp)
こちらで展示販売します。
僕はいません。
会期:2023年7月15日(土)~9月18日(月・祝)
時間:9時45分~17時30分(9月1日以降は17時まで)
会場:札幌芸術の森 工芸館内 クラフトギャラリー
観覧料:無料
芸術に縁がないので札幌に住んでいた時も行ったことはありませんでした。
まさか自分の作ったものがあの芸術の森で展示販売されるとは、人生何が起こるかわかりません。
最初に話を頂いた時は、それはそれは驚きましたとも。
もし金持ちだったら詐欺を疑ったかもしれません。
良かった、金持ちじゃなくて。
…泣いてません。
今回のテーマは"きらめき”だそうです。
「だそうです」というのも、毎回出展依頼の内容にテーマが書かれていないのです。
今まで何度か出展していますが、テーマを知るのはいつも公式のHPを見てから。
縛りが無いほうがこちらとしては楽ですけど、毎回「こ、これでいいんですか」という気持ちになります。
車が無いと行きにくいかと思いますが、何卒よろしくお願い致します。
生のカシューナッツ
アニメ「推しの子」の主題歌「アイドル」の英語バージョンを聴いて鳥肌が立ったささくれですこんばんは。
サビの冒頭で寒気がしました。
アメリカ在住の叔母夫妻が帰国しています。
午前中インターホンが鳴って数年ぶりの対面。
「ひろ君も髪伸ばしてるのかい!」
”も”って何だ?と思って視線をずらすと、旦那さんが白髪を後ろで縛ってました。
まさかのシンクロ。
アメリカ土産を頂きました。
僕にはカシューナッツとピスタチオ。
ツマにはチョコレート菓子。
比率でいうと、僕1:ツマ4、くらいでしょうか。
それは別にどうでもいいんです。
量より質。
今僕の手元には生のカシューナッツがあります。
しかも結構食べました。
ああ、美味しい。
日本でも通販で買えるのでそこまで特別なものではありませんが、アメリカ在住の叔母がわざわざアメリカで買ってきてくれた物がいま目の前にある、という幸福感を味わっています。
加熱されたカシューナッツと殆ど食感は変わらないのですが、生のカシューナッツは嚙み終わりのねっとり感が微妙に違うんです。
僕の食の好みは、味はもちろんですが食感にも大きく左右されます。
ねっちょりは嫌い、コリコリは好き。
例外はありますが、概ねこんな感じです。
わかりづらくてすみません。
つけ麺
予備知識ゼロでアニメ「推しの子」の第一話を見て度肝を抜かれたささくれですこんばんは。
書かない期間が長ければ長いほど、書きづらくなる。
数少ない読者からすると、更新された時は「何か大きな出来事があったのか」と思ってしまうのかもしれない。
普段人と会わない生活をしている人間がそうそう大きな出来事に遭遇するわけがありません。
今回も大した話じゃないです。
要約すると1行で終わる話です。
先に言いますが「つけ麺が納得できない」という話です。
別に嫌いじゃないんですよ。
何度か食べたことはあります。
ただそのシステムが肌に合わない。
美味しいか美味しくないかと問われたら、そりゃ美味しいです。
濃厚なスープ、もちもちの麺、申し分ない。
しかもつけ麺の普通盛は一般的なラーメンの普通盛よりも多い場合が殆どです。
たくさん食べたい人にとってはお得でもある。
では何が気に入らないのか。
「ぬるい」
ただその一点です。
いかにスープが熱々だろうと、そこに冷たい麺を浸して食べたら当然ぬるくなります。
もちろん「熱盛」の存在は知っています。
一旦冷水で冷やした麺を再び温め直して提供することによって、熱々のつけ麺を堪能できます。
でもこれはイレギュラー、標準外の食べ方です。
冷たい麺を熱いスープに浸けて食べるのが本来の食べ方なのです。
これを世に送り出した人はこれが最適の食べ方だと確信して世に送り出したのです。
最近のラーメンだけじゃありません。
蕎麦でも「せいろ」があります。
これも同じです。
冷たい麺を熱いつゆにくぐらせる食べ方です。
それくらい知ってます。
ぬるいのが嫌なんです。
熱いなら熱い、冷たいなら冷たい、どちらかに振り切ってほしい。
ラーメンを食べに行って一口目でやけどした時は「へへっ、やるじゃねえか」という気持ちになります。
冷たい水は体に負担がかかるから常温か白湯しか飲まない、という人もいますが、水はキンキンに冷えた状態でごくごく飲むのが一番おいしいです。
ざるそばを家で食べる時はつゆに氷を入れます。
ただし居酒屋メニューに関しては多少ぬるくても美味しくいただきます。
てしごと北海道
左利きや両利きの話を聞くのが好きなささくれですこんばんは。
4月22日(土)午前7:30~8:00
NHK総合「おはよう北海道土曜プラス」内の5分番組「てしごと北海道」に出演します。
…と書いたところでこれを読んでいる人はきっと見逃しているでしょう。ウフフ
撮影は今月の4日と5日に行われました。
合計で10時間以上はカメラを回していたんじゃないだろうか。
5分の映像を作るのにそこまで手間ひまかけるんですね。
頻繁にカメラのレンズを変えたり脚を変えたり、被写体を数センチ動かしたり回転させたり、「時計の秒針の音が入ってますね」と言われて壁掛け時計を外したり。
むしろそういう撮影の裏側を放送したほうが画になるのでは、と思いました。
「こういうふうにしてください」と言われるがままに作業をしたので、実際の作業風景とは異なります。
カメラに映りやすいように0.5倍速くらいで動いてますし。
テレビを100%信じてはいけない、ということを実感しました。
オールナイトニッポン55周年
シメサバにハマっているささくれですこんばんは。
オールナイトニッポン55周年特番が放送されました。
ラジオを聴かない人にはなんのこっちゃわからないですよね、すみません。
僕は今も昔もラジオが大好きなので、この一大イベントを楽しみにしていました。
特に楽しみにしていたのは電気グルーヴ。
高校生の時、毎週聴いていました。
テレビのバラエティ番組には無い別世界がそこには広がっていたのですが、周りで聴いている人がいなかったので、ひたすら自分の中だけで楽しんでいました。
そんな電気グルーヴのオールナイトニッポンが30年ぶりに復活したのです。
放送時間は午前3時~5時。
眠かったら寝よう、聴けたら聴こう。
聴けなくても北海道でネットしているからradikoというアプリで後から聴けるし。
リアルタイムで4時半まで聴きました。
ああ面白かった。
30年前と何も変わっていなかった。
翌日、最初から最後まで聴き直しました。
ああ面白かった。
笑い、ユーモア、発想、に影響を受けた人達です。
甘い味付けが苦手
拳を鍛えようと硬い物をコツコツ叩いているささくれですこんばんは。
甘いものが苦手です。
厳密に言うと、甘い味付けが苦手です。
ケーキやあんこのような、甘さメーターが振り切ったものは別です。
あれは最初から甘いものとして認識しているので。
でも1個2個しか食べられませんが。
苦手なのは、甘めの煮物やめんつゆの類。
もちろん砂糖やみりんの甘味は味付けとして必要ですが、甘さがしょっぱさを上回ってしまうと、もう無理。
腹いっぱいになる前に気持ちが悪くなります。
甘い味付けが好きな人もいるでしょう。
甘くない卵焼きなんて卵焼きじゃない!と憤る人が。
家庭の味や店の味を否定するわけではありません。
ただ僕が苦手なだけです。
辛い物が苦手な人っていますよね。
それと一緒です。
辛い物が好きな人もいます。
そういう人は他人に振舞う料理でも最初から香辛料を入れる傾向がある気がします。
偏見なのはわかっているので軽く流してください。
飲食店に関するネット上のレビューは全く信用していません。
美味しいかどうかは主観ですから。
僕の好きなラーメンの某チェーン店があるのですが、僕の周りの人はみんな嫌っています。
食の好みなんてそんなもんです。
酸っぱいものも苦手ですが、その話はまた次回に。
ラーゲリより愛を込めて
来年の節分には鬼の格好をしなければならないかもしれないささくれですこんばんは。
1月27日(金)、「ラーゲリより愛を込めて」という映画を見てきました。
いつもラジオを聴きながら仕事をしているのですが、毎日この映画のCMが流れるんですよ。
「生きているだけじゃだめなんだ…山本さんのように生きるんだ…」
この台詞は頭の中にこびりついています。
山本幡男(やまもと はたお)という実在の人物を元にしたノンフィクションが原作です。
主演は二宮和也。
あー泣いた泣いた。
映画館で見ているのでそれなりに泣くのを我慢して見ていたわけですが、でもそのせいで喉の奥からグゥって変な声が出ました。
しかも2回。
ストーリーもそうですけど、役者の泣く演技にもつられました。
ラストの安田顕と松坂桃李、良かったなぁ。
戦争の悲惨さや理不尽さはもちろん、過酷な環境でいかに希望を持って生きるか、人間らしさを失わないか、そんなことを考えさせられる映画でした。
もっとふざけたことを書きたいけど、酔っている時ほど真面目な事を書きたくなるのです。