クレヨンしんちゃん、仮面ライダーオーズのヒロイン・高田里穂をナンパ!東宝・東映の二大映画会社の枠を越えてついにっ!
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クレヨンしんちゃん、高田里穂をナンパ!
 21日、仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズが総出演する特撮アクション大作『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』の初日舞台あいさつが新宿バルト9で行われ、キャストら総勢10人のほか、仮面ライダーフォーゼ、クレヨンしんちゃんもサプライズで駆けつけて会場のファンを大熱狂させた。

映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』場面写真

 仮面ライダーと戦隊シリーズのキャスト総出演で送る夢のコラボレーションとあり、会場には両シリーズから集結した出演者ら10名がズラリ。ちびっこは大喜びで、仮面ライダーチームの井上正大や福士蒼汰が「ただいまー!」「映画どうでした!?」と観客に問いかける度に、客席から「お帰り!」「最高!」と大歓声が沸き起こった。

 舞台あいさつでは本作の最大の見どころのひとつ、仮面ライダーと戦隊ヒーロー、怪人が激突する合戦シーンに触れて、井上は「出るスーツの数がすごくてロケ現場に行くのに2時間、スーツを着るのに2時間。合戦でも前の方のライダーや怪人は前に誰もいないのでスーッと走れるんですが、後方は詰まっていて仮面ライダーや怪人が小走りしてるところを初めて見ました(笑)」とカメラには映っていない裏話も披露。金田治監督も「500人くらい勢ぞろいして、1月8日に撮りましたが雨と雪と風と地獄の中で撮ったシーンです」と壮絶だった撮影を振り返った。

 さらに、配給会社の垣根を越えて現在公開中の映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』のしんちゃんもサプライズ登場。しんちゃんは、「ヒーローのみんなに会いたくてきちゃったぞ」とノリノリで、最後のフォトセッションではちゃっかりヒロインの高田里穂の手を握っていた。

 本作は40周年と35作目をそれぞれ超えた仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズが総出演する特撮アクション大作。この日はほかに「仮面ライダーチーム」から戸谷公人、吉沢亮、秋山莉奈、「スーパー戦隊チーム」から鈴木勝大、馬場良馬、小宮有紗も出席した。(中村好伸)

映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』は4月21日公開

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17歳のアリ地獄 低年齢化するミナミの“闇”
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訪れる客も、そこで働く従業員も、ともに低年齢化しつつある夜の大阪・ミナミ(写真:産経新聞)
【関西の議論】

 全国有数の歓楽街、大阪・ミナミ。10代の男女が夜ごと繰り出し、キャバクラ、風俗、ホストそれぞれの立場で客を求める。最近では小学6年生の女児に客引きをさせたガールズバーが摘発されるなど、夜のミナミの「低年齢化」が目立つ。深みにはまった少年少女は容易には抜け出せず、ある女子高生は、ホストに貢ぐため借金を重ね、風俗店でのアルバイトで返済するという“あり地獄”に。華やかなネオンの輝きとは対照的に、足元の闇は濃く、深い。

 ■わたしの「口座」

 ある風俗店の従業員控室。高校生のエミ(18)の隣で、女の子が泣きじゃくっていた。

 「うちの口座がな、『色恋(いろこい)違う』っていうねん」

 口座は送金先。つまり、なじみのホストを指す。その彼から「恋ではなく仕事の付き合い」と告げられたのが号泣の原因のようだ。エミの風俗店で働いていたのは同じような境遇の子ばかり。エミもそうだった。

 17歳の夏、初めてミナミのホストクラブへ行った。友達は「1回行ってみたら面白かった」という単純な理由でエミを誘った。

 初回料金は5千円以下。横に付いたのが拓也(22)だった。帰り際に店の外まで送ってもらう「送り指名」の相手に選んだ。すぐに好きになった。

 最初に送り指名したホストが、後に口座になることが多いのだという。そんな業界の慣習にも、今は詳しい。

 2回目以降は一気に料金が上がる。エミの場合は数万円から、多いときで10万円くらい。酒も飲んだ。未成年者への酒類提供は風営法違反だが、だれも気にしない。

 支払いで現金が足りなければ、ツケを意味する「未収(みしゅう)」扱いになる。店に対してはホストが未収を肩代わりする形になり、客はホストからの取り立てに追われる。

 拓也は言った。「おれをナンバーワンにしてくれ」。エミの未収はかさんだ。高収入のアルバイトとしてあっせんされたのが風俗店勤務だった。初めて会った夏の日から、まだ2カ月しかたっていなかった。

 ■気が付けば「エース」

 風俗店関係者からは「どこまでできるか、勝負やで」と発破をかけられた。「試されてる」と思った。拓也への気持ちを形で見せたかった。客1人を相手すれば、エミの取り分は最低5千円。2人で1万、10人で5万円…。

 年が暮れるまでに、拓也に300万円以上注ぎ込んだ。夜の風俗アルバイトを終えると拓也の店に行き、そのまま翌朝まで。「いつもオーラス(オープンからラストまでの略)やった」

 「リシャール」に「ルイ13世」といえば、どちらも1本数十万円という超高級ブランデーだ。それを何本か注文したのだろう。400万円の未収を抱え、途方に暮れる女の子をエミは見たことがある。

 エミは中学生のころから自傷行為(リストカット)を繰り返すなど、精神的に不安定な側面もあった。一度言い出したら後には引かない性格だ。それでも、エミだけが特別変わっているわけではない。まわりの子も似たり寄ったりだった。

 未成年者から金を絡め取る見えない「システム」が、夜のミナミには存在する。昔も今も変わらない。

 「お金があれば振り向いてくれるって、勘違いしてた」。年が明けて、エミはようやく気が付いた。「しっかり努力して働けよ」と拓也にしかられたのがきっかけだった。

 「死ぬから止めないで」 そうメールを送り、大量の睡眠薬を一気に飲み込んだ。薄れる意識の中でもう一度メールした。今度は「たすけて」。返信はなく、もちろん助けにも来なかった。一時は危篤状態に陥った。

 店に行くことはもうない。今では「恨むことはできへん。といって、特別な感情はもうない」と淡々と話す。

 ホストは一番の上客を「エース」と呼ぶ。エミの表情に一瞬、さみしげな影がよぎった。「私が彼のエースだった」

 ■ホストの言い分

 グリコのネオンサインが瞬く道頓堀の戎橋。ホストのヒロシ(23)はスマートフォンをいじりながら、人混みに顔を向けた。

 他店の客引きは左右に目を配り、若い女性グループを物色中だ。「なってない。レベルが低いよ」。同時並行で、常連客にメールくらいしないと-。ヒロシの視線はスマートフォンに戻った。

 この世界に入ってまだ1年半だが、店での売り上げはトップクラスという。月に約1千万円を稼ぎ出したこともあるそうだ。戎橋に来るのは客引きのためではなく「単なる暇つぶし」。

 景気が悪いとは思わない。ホストの稼ぎは実力次第だ。「未収はつくらない。キャッシュ優先。1人2~3万円をコツコツと。確実に給料をもらうためにはそれが一番」。では何人相手にすれば、月1千万円に届くのだろうか。

 周囲のホストは大体20代で、10代は少ないという。上下関係は厳しく、言葉遣いひとつで鉄拳が飛んでくることも。だから10代はすぐに辞めていく。

 客はどうだろう。「未成年に酒?ない、ない」。発覚して警察に摘発でもされたら「(店側から)後でボコボコにされる」。そのうえ営業停止になれば、売り上げ相当額の借金を背負わされることになる、というのだ。「未成年相手にバカはしない」とヒロシは強調した。

 一方で、未成年であろうと骨までしゃぶるホストがいることは否定しなかった。あくまで「うちの店は違う」というスタンスだ。

 ■補導は10万人

 2008年のリーマン・ショックは、大阪の夜の街も飲み込んだ。特に客を接待するキャバクラやホストクラブなどの落ち込みが目立つという。

 大阪府警によると、当時2500件近くあったこうした店舗は、昨年末には1976店まで減った。

 統計でフォローできるのは、営業許可を取得している店だけだ。数字に表れない無許可の違法店舗も、山ほどつぶれているという。

 「リーマン以前の4分の1くらいになっているのでは。ミナミはどこも不景気ですよ」と業界関係者は語る。人件費を抑えるために安いバイト代で未成年者を働かせるケースも少なくないとみられる。

 府警が昨年補導した未成年者は約10万1千人。ここ数年間、ほぼ横ばいで推移している。(文中仮名)

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えれぴょん1年半ぶり「無事帰還しました!」
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約1年半の休養を経て、写真集発売イベントに久々に登場した小野恵令奈
 約1年半の休養を経て、ソロ歌手として復帰した元AKB48の小野恵令奈(18)が20日、東京・福家書店新宿サブナード店で、写真集「ツンエレ!~帰ってきたえれぴょん(18)~」の発売記念イベントを行った。

 約60人の報道陣が詰めかける中、久々にフラッシュを浴びた小野は「気合入れてきたんで立ちくらみしないですよ!」。集まった約250人のファンには「ご縁がありますように」と「5円チョコレート」を配り「無事帰還しました!」と笑顔で報告した。

 写真集では水着ショットもふんだんに披露しているが、「出すところは出していい写真集になったと思う」。また、総選挙を控えたAKB48について「そこで勉強したことは数え切れないくらい。私も応援してますし、応援してほしい」。

 卒業を表明した前田敦子(20)に対しては「びっくりしたしショックだったけど、強い人なので絶対大丈夫と思う」とエールを送った。6月13日にソロデビューシングル「えれぴょん」を発売する。

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