こんにちは。清水佐織里です。


今日は、わたくしの事。


先日、パンドラの箱を開けました。

パンドラの箱とは、心の中にある箱。


開けたらダメ。怖い。見ない事にしておこう。

こんな箱。


ブラックな部分の自分
昇華できなかった感情


それ、開けました。

以前にね、このパンドラの中身、ちょっと出た事あったのです。

でも、あまりにも苦し過ぎて、観なかった事にした。


今、学んでる心理学。

その学びの中で、このパンドラの箱に手がかかった。


胸の中で、開けて~開けて~と一週間くらいパンドラの箱がサインを送ってきた。


講座を聞いていても、先生の言葉ひとつひとつがこのパンドラの箱を刺激する。


学びが終わった後、ポロッと先生に

「こんな場合はどうしたらいいんだろうか・・」

と、聞いてみた。


先生から返ってきた最初の一言が、何だかは忘れてしまったけど

わたしのパンドラの箱を開けてくれた。


怖かった。観るのがとても怖かった。全てが壊れてしまいそうで。


そしてね、そのパンドラの箱が空いた後は、静けさがそこにあった。


この「静けさ」という言葉すら、私は知らなかったのかも知れない。


以前にインナーチャイルドの先生がこんな事を言っていた。

「インナーチャイルドが癒されていくと、頭の中のおしゃべりが止まるんです。頭の中のおしゃべりは、小さい頃、言葉にできなくて飲み込んだ事がそうさせてる。だから、インナーチャイルドを癒していくたびに頭の中のおしゃべりはなくなるんです。」

と。

今回のパンドラの箱の中身はインナーチャイルドではなかったのだけれど、頭の中がとても静かになった。


過去に戻ることなく、未来を観すぎることなく、

「今ここ」

にいれる。


私は本を読むことも好きなので、「今ここ」と言う言葉はたくさん聞いてきた。

そして、そうなれるよう努めてきた。

でもね、違った。


「今ここ」

は、本を読んでも、本当の意味で今ここを感じれない。


自分を愛すっていう事が、本当にどういう事なのか心と身体と魂と全てで理解した。


こんなお仕事をしているけど、パンドラの箱の中のものとは別でね、

私にもあったの。

「許したいのに許せない」

が。


でもね、自分があの時に飲み込んだ言葉が許せなくさせていたと気づいた。

そして、その時に飲み込んでしまった言葉を見つけてあげれたら、いとも簡単に許せた。

許せなかったのは、相手が悪かったわけでなく、自分の心がそれに気づいて欲しかっただけだった。


今年に入って、私のギフトでもあった根本のインナーチャイルドを見つけてあげたのだけれど、その時も変容したって思ったけれど、

あれは、変化だったのかも知れない。


パンドラの箱を開けた私は、きっと変容(フルモデルチェンジ)したのだろう。


パンドラの箱を開けた直後はね、生存欲求しか出てこなかった。

食べたい。寝たい。


もしかしたら、そのパンドラの箱を開けたいが為に、私はいろんな事を学び進んできたのかも知れない。


だから、仕事をしてる意味が数日わからなくなったりもした。


やっと仕事に目が向くようになった週末。


セルフ美UPレッスンをさせて頂いて、人に伝える事が本当に好きだなって思った。

そんな「好き」をたくさんやりたいなって思った。


だから、今年は少しずついろんな事を整理していこうと思う。

手荷物が多すぎる。そう今は感じてる。


パンドラの箱が開いて、また1歩本当の自分というのに近づけた。

私はいつだって等身大の自分でいたい。


今ここという事を体感して初めて「今ここ」を私が理解したように、

人にはいろんな過去や経験があるから、だからその人とまったく同じように理解することは難しいのだろう。

でも、今をみんな一生懸命生きている。


そんな自分をたくさん可愛がってあげて欲しい。

そして、観なかったことにしたその感情や言葉を、いつか見つけて欲しい。


1人でも多くの人が、本当の自分に近づけますように・・・はーと。