7.11 | みちしるべ

みちしるべ

人は生まれによって尊からず

その行いによって尊し

かけた情は水に流せ

受けた情は石に刻め

右は極楽 左は地獄

心ひとつが道しるべ

2013.7.11 東日本大震災から2年4か月

1945.8.6 広島原爆投下から68年

東日本大震災によって失われた18,554人の命、40万人が避難生活。
原爆投下地点から半径2キロを消失、人口35万のうち9万~16万6千人が死亡した広島。

突然、襲い来る災難
絶たれる絆
紡がれる絆
破壊と創造

1000年前に起きた津波。

教訓







ある人の言葉
「金を失うは小なり、名誉を失うは大なり。
 勇気を失うはすべてを失うなり」

お金も名誉もなかった。
なくて良かったと思った。
足りないくらいがいい。

だからあることに感謝できる。
ないことは、耐えるだけの勇気があればいい。

そうやって勇気というのは育まれたのだろうし
それを生き様をもって教えてくれる両親がいた。

やれ、お金が。
やれ、立場が。
やれ、仕事が。

(なんでそこで頭を下げるの?)
(なんで謝るの?)
(なんで弁解しないの?)
(なんで立ち向かわないの?)

立場が弱い人のそういった姿。

広島も福島もその後、格差・差別が生れた。
その中で生きている人たちが今もいる。

広島で被ばくした人たちは
(あの人と結婚したらだめ)
(近寄ったらうつる)
そんな差別を受けた。

福島原発の避難生活者、避難せずにとどまった人たちは
(あの人は故郷を捨てた)
(あの家は充分な補償を受けている)
そんな心の溝が生れた。

苦しむ人をさらに苦しめる「人」
人を助け、心の拠りどころになる「人」

どちらの「人」になろう。

「人」という字は支え合っている、と比喩される。
だけどよくみてみてみると長い方を短い方が支えているらしい(笑)

「人」の短い方は、陰で支えている。
「人」の長い方は、支えられているけど、大きく目立っている。

どちらの「人」になろう。

その長い長い、災難のその後を生きてきた広島のど真ん中。
サンタがお世話になっている広島のおっかさん。
おっかさんのご主人のおっかさんは、あの原爆ドームの職員だった。

当時、産業奨励館と呼ばれ、広島の産業・文化の発信基地だった。
今は、原爆の象徴。

その周囲は当時、市街地中心部として栄えていた。
今は平和公園。
「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」と消えずの火は今も灯っている。

広島のその後を生き抜いたアーティスト達。
ただ純粋に「生き抜いてきた強さ」を凛と表現し伝えている。

広島の戦後を生き抜いた人たちは今や、70歳前後、ご高齢であられる。
広島の人は、外から来た人を簡単には受け入れない。
だけど受け入れたらとことん、という感じ。
人付き合いは苦手だけど、後ろ髪をひかれるこの感じは何だろう。

あぁ、伝えなきゃ、伝えなきゃ。
あぁ、やらなきゃ、やらなきゃ。
あぁ、お金がない、お金がない。。
といつも忙しそうにしているおっかさんはトナカイにもなってくれました。
どうもお世話になりました。

href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130711/13/santa-p/8f/85/j/o0800053212605892465.jpg">$被災地の子ども達へクリスマスプレゼントを!-槙田のおっかさんPhotoBybozzo


「人」とう字。
手を合わせている姿にも見えます。

3.11被災した人たちに心を寄せて

黙とう

2013年7月11日

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