山王道場の日々(相生道愛知県支部、山王道場公式ブログ)

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管理人のQと言います。嘘みたいですが誰からもQと呼ばれてます。
私たちは相生道という武道を愛知県で稽古しています。このブログ稽古日報、雑感などを書いていきます。相生道や愛知県支部の活動について知りたい方は公式サイトのリンクを強めにクリックしてください。

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おはようございます。


稽古の進み具合には四段階あるという話の続きです。


それぞれの段階についてはまだ何も書いていませんが、

それぞれの段階には固有の課題があるということを

まず先に知っておいてもらいたいと思います。


ところであなたは現段階でこなすべき課題を知りたいですか?
でしたらあなたが今どの段階にいるかに関係なく、
あなた自身の課題を的確に知る方法があります。

もし知りたくないし、興味がないというなら
今日の話は大して面白くないでしょう。

逆に課題について知りたいし稽古の段階についても興味があるなら
このまま読みすすめていってもらえればOKです。


あなたが今こなすべき課題について知る方法。
それは、師や信頼できる先輩にこう尋ねることです。

「もし数年間会えなくなったとしたら
 最後に私に何をしろとアドバイスしてもらえますか?」

これ。


こう問われればついついその人のことを
真剣に考えてしまうものです。

なので「当分は○○だけやっておけ」とか
「○○に打ち込んでいると次は××が必要になる」とか
答えてくれるはずですよね。
(答えてもらえないならよほど信用されてないんでしょう…)


つまり自分の課題を知る最も良い方法は
すでにそこを通り過ぎてきた人に尋ねるということなんですね。



逆に後輩から同じように尋ねられたら?

それについてはまた明日。


相生道、山王道場のHPはここをクリック

それでは今日はこの辺で失礼します。
こんばんは


管理人のQでございます。

先週土曜日に愛知県武道館にて
9:00~相生道の練習を行ないました。

その報告です。

まず今回は安全講習から行ないました。


安全講習(受身全般)

基本の突き蹴り

受身

移動稽古

3種類の運足を使用した攻防

鍛錬(の名を借りた筋トレ)


以上ですぐに2時間経ってしまいました。

なお今回の稽古は
南山大学のP監督にご指導いただきました。


講評もいただいております。

『×投げを単技ではできたものが流れの中では慌ててしまい、
できなくなってしまいます。
気温が上がった為か途中から体力不足が目立ちました。

○剛手は徐々にしっかりと当てれるようになってきました。』


P監督、ご指導ご講評ありがとうございました。



相生道、山王道場のHPはここをクリック

それでは今日はこれで失礼します。
こんばんは

管理人のQです。



前回の記事で書いたことをまとめるとこうです。

「人によって必要な練習内容はかなり異なる。」

どういうことかというと、

初心者が試合に出ることを強いられたり、
逆に試合直前なのに基礎練習ばかりやらされたり、
こんなことをしても何も効果が出ません。

全く何も得るものがないんです。

例えていうと高校入学した直後の学生に
赤本をひたすら解かせるようなものです。
わかりもしないのにそんなことをやらせちゃだめですよね

あるいは受験生に単純な計算問題を
ひたすらやらせたりするようなものです。

これはたとえ話ですけど、
武道の稽古でこんなことがあってはだめですよね。

なのでまずは、自分に合った練習というものがある、
それができていないと得るものが少ない、

ということを覚えておいてください。



稽古の進み具合は4段階に分かれている


初心者から上級者と呼ばれるようになるまで
誰もがこの4つの段階を進んでいくんですね。

第1段階から始まって第4段階まで分けている理由は、
それぞれの段階でこなすテーマというものがあるからです。

どこかの道場に習いに行くとまず第1段階。

そこから何年も修行する中で段階を進んでいくわけですが、
順番にこなしていく課題があるんですね。

そのことについてこれから知ってもらえればと思います。



で、具体的にどんな段階なんですか?
何をすればどんどん進んでいけるんですか?

という疑問に答える前に
今日はなんでこんな話をしてるのかについて
先に説明させてください。

各段階の具体的な話はまた明日以降(気が向いたら)
書いていこうと思います。



稽古の進み具合に応じた段階が4つあるということ。

そして冒頭で書いたように
それぞれの段階で対応する練習方法があるということ。

これについて知っておかないと
色んな不都合が起きてきます。。

この各段階についてあなたに知ってもらいたいなと考え始めたのは
だいたい以下の3つの事柄をよく見るからです。

それは

1.自分の位置する段階を知らないと練習がストレスになる
2.他人と段階が異なると思考の枠組みや価値観を共有できない
3.次に何が待っているのか予測できないと新段階への適応が苦痛になる

これらです。

こういう問題が十分認識されていないために
かなりの摩擦が起きているなと感じたんですね。

特に多いのが人同士のコミュニケーションです。

例えばあなたはこんな経験ないですか?
先輩の言うことがさっぱりわからないとか、
自分にはとても無理だなと思ったりとか、
そういう経験ありませんか?

自分はやりたくないと感じているのに
「これも経験だから」とか
「やっているうちに慣れるよ」
とか言われたりするかも知れませんね。

もしこういう経験があるのだったら
ひょっとしたらあなたとその相手の
位置する段階が異なっていたのかも知れませんよ。



だから4段階についての知識をみんなで共有していったら、
段階が異なるがために生じている摩擦を
軽減していけるだろうなと思ったわけです。

特に上に書いた3つの困難は
解決がかなり楽になるはずですよ。



今日はここまでになります。

一応断っておきますが、
これからの話はあくまで一つの理論であって
正しいか正しくないかはあなたの判断にお任せします。

もしかしたらもっと細かい段階、ステージがあるかも知れない。
もしかしたらそんなものは無いのかも知れない。
そういう疑念を持って読んでもらって構いません。


ただ一つだけ知っておいてもらいたいのは、
ここからの話はあなたの抱える悩みを
すぐに解決できる可能性を持っているということです。

武道の稽古のみならず、
長年の修行を伴う技能であれば
ほとんどのものに当てはまるでしょう。


それでは今日はこれで失礼します。