今日は痛みが細く長く続くような感じ。

主治医による手術説明は夜20:30頃から。手術がたてこんでおり、説明の時間がどうしても遅くなってしまったそうです。遅くまでお疲れ様です、そしてありがとうございますm(_ _)m

朝に麻酔医から全身麻酔の注意事項、昼に看護師から手術の注意事項を教わりました。
全身麻酔は当日朝から飲食禁止だそうです。麻酔をかけるとあとは手術が終わるまで一切意識はないとのこと。

そして改めて手術についての説明がありました。
◼︎腫瘍について
以前書いた内容に付け加えておきます。
僕が勘違いしていたんですが、脊髄は腰椎前で終わっており腰椎より下は脊髄=束が枝分かれして馬尾神経になっているんですね。つまり馬の尻尾のような神経がバラバラと点在しているイメージのようです。
その馬尾神経は髄液の中でフワフワ浮かんでいるのですが、そこに結構大きな腫瘍があるそうです。実際MRIなどを見せていただきましたが、馬尾神経を周りに追いやるくらい大きかったです。
腫瘍の種類は神経鞘腫、上衣腫の2種類の可能性があるそうです。
神経鞘腫ならば後に悪影響を及ぼす可能性は低いですが、上衣腫ならば取り除くときに皮が破れてしまうと細胞が脊椎内に混入し悪影響を及ぼす可能性があるそうです。

◼︎手術について
背骨を糸ノコで切り、取り外します。
そして硬膜という膜を切り、神経を顕微鏡でみながら注意深くのけながら腫瘍を取り除くそうです。
どれだけ神経が腫瘍にくっついているかなどによって時間が大きく前後するらしく二時間~五時間かかるそうです。
その後硬膜は糸と特別なノリ?で髄液の漏れを防ぎ、骨をチタン製ネジでとめ、糸で皮膚を閉じます。
縫合する糸は抜糸する必要はなく、後で皮膚に溶けるらしいです。現代医学スゴイ‼︎

◼︎術後
術後二日間は髄液の漏れを防ぐなどの目的から寝たきりが基本のようです。
その後10日間ほどコルセットを装着し問題なければ退院できるそうです。やった!
転移などを確認するために、定期的にMRIを受ける必要はあるようです。

と、いうことで明後日いよいよ手術。
成功を祈ります。先生方、よろしくお願いします。

実はぼくは今まで血液型を知らなかったのですが、採血の結果B型で有ることが判明しました…
そうかあ、B型かあ…
昨日大学病院に入院し、今日で二日目です。
初めての入院、初めての手術。
初体験づくしです笑

金曜の手術に向けて、術前検査を受けています。
心電図、レントゲン、呼吸検査、採血…
術後のコルセット作製のために、身体にラップと石膏を巻き巻きして型取りもしました。
※ちなみにコルセットは医療費と別負担で¥25000くらいします。全額一時負担で後で申請し保険分が戻ってくるそうです。

そして今日のメインイベントは脊髄造影(ミエログラフィー)!
MRIのときは手首から造影剤を注入しますが、今回は背中に直接注射を打ちます。
そのあとX線撮影、CT撮影をします。
これも事前情報で痛いときいていたので戦々恐々…
神経を圧迫している箇所に直接注射しますし、針も太いらしいのです。

そしてストレッチャーで運ばれながらいざ出陣。
看護師さん、お医者さんに囲まれながら、胎児のような横向きに丸まった姿勢になります。
そのあと背中に注射!!!

…あれ、そこまで痛くないやん!
背中はそこまで痛くありませんでした。
が、無理な体勢をしていたので脚に痛みが…久しぶりに猛烈に痛みました。
なんとか我慢して検査は無事終了。

検査後の注意点として、
○トイレ以外は寝たままで動かない
○造影剤が頭に来ないよう頭を少し上にして寝る
○水分を多く補給し造影剤をはやめに排泄する
ことを言われました。
あとやはり造影剤は人によっては頭痛や吐き気を催すようです。
僕の場合は問題ありませんでしたが、やはり注意が必要です。

さて、明日は手術の説明。
着実に進展していますね!
頑張ろう。

どうも、相変わらず寝たきりで過ごしている山人と申します。

大学病院の先生が来週金曜日に手術を入れてくださいました。感謝感謝です!
来週月曜日に入院、水曜に説明があります。
人生初手術、、色々不安がありますがこの痛みともうすぐおさらばできるのかな(>_<)

今日は処方されている痛み止めについて。
今まで飲んだことがあるのは、
ロキソニン
ボルタレン
リリカ
トラムセット
の4つ。

あと胃腸薬や吐き気どめなどの併用薬と、睡眠導入剤を服用しています。
ロキソニンとボルタレンは炎症、リリカとトラムセットは神経痛に効果があるとのこと。
処方の順番は上の順なので、トラムセットがやはり一番きつい薬みたいです。

結果からいうとどれもあまり効果は感じられませんでした。

痛みが耐え切れないときロキソニンを3錠飲んだことがありました。
しかも食事後推奨ですがバナナだけ食べたあと…
(お医者さんには一回2錠までにしてね、と言われていました。。)
その時はたしかに痛みがふっと軽くなったように感じましたが胃が荒れる荒れる!

耐え切れないからといって服用方法を間違えるととんでもないことになるので皆さん気をつけてくださいね笑

ちなみに今はリリカ、トラムセット、睡眠導入剤を服用しています。
あまり痛みが軽くなった!といった実感はないですが、激痛が走っていないことを考えると効果はあるのかな?ともおもいます。
お医者さんが「薬は基本的に身体に毒ですよ」といわれたことは気になりますが、プラシーボという意味でも効果はあるのかな?笑


今日は造影剤を使ったMRIの撮影でした。
MRIはこれで三回目、手慣れたものです。

専用の服に着替えて、注射針を打ってもらう。
造影剤は100人に1人吐き気なんかを催し、1万人に1人重大な症状が起きるらしく、同意書にサインが必要でした。
よく分からないけど、最初の30分ほどは薬剤をいれず、最後の10分ほどの撮影の時に造影剤を注入していました。
ネットですごく痛い!なんて事前情報もあったのでドキドキしていましたが、造影剤自体はまったく痛くなかったです。

ただ僕は仰向けの態勢が辛いんですが、MRIは基本仰向けでしかもズレが生じてはいけないので動けない。
股関節に鈍痛が走りMRI中は地獄でした。
歯を食いしばって動かないよう頑張っていました。しかも暑い!MRIからでたときは汗だくでした。

さて、この結果を持ち寄り大学病院での診察は来週火曜日。
また1週間後か…耐え忍びます。
今日も全く眠れないのでこんな投稿時間になっております(;_;)
さらに書き足しちゃえ!ということで脊髄腫瘍、馬尾腫瘍についてごく簡単に説明します。

脊髄腫瘍とはその名の通り脊髄に腫瘍が出来る病気を指します。

人間には背骨があり、その中は脊柱管という空洞になっています。その空洞には脊髄という中枢神経が通っています。そこから枝分かれして四肢の神経へと繋がっています。
そして脊髄はくも膜、さらに硬膜に包まれ保護されています。

脊髄内に直接腫瘍が出来ると髄内腫瘍
脊髄外だが硬膜内に腫瘍が出来ると硬膜内髄外腫瘍
脊髄外かつ硬膜外に腫瘍が出来ると硬膜外腫瘍
になります。

今回私は腰の背骨、腰椎に腫瘍が出来ました。また硬膜内髄外腫瘍で、この場合良性が多いそうです。
軽度の症状だと経過観察もありえますが、普通は手術で外科的に除去するみたいです。

硬膜内髄外の腫瘍は神経鞘腫か髄膜腫のどちらかが多いとのことです。僕の場合、MRIで房状の袋みたいになっており、水っぽくてコロコロ移動するらしい。
腰痛が激しい時と快調な日の差が著しいのですが、腫瘍が動きやすいのが原因みたいです。で、その場合神経鞘腫の可能性が高いのだとか。

最近はどんどん快調な時間が減り、痛みに悶える時間が増えています。
はやく取っ払っちゃいたいなあ….