舞台:戦国BASARA2 | High Ranker!

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本を読む、舞台を見る  それで幸せ

12日マチネ見に行ってきました。
BASARAシリーズは1,2と見てて、
とにかくゆきちゃんの筆頭が好きなのと
とにかく吉田君のこじゅが好きなので割と頑張って見に行ってたんですが、
前回の3だけ見れなくてとっても残念な思いしてて。

今回はさかのぼって2の話、しかもKG中心話となっててどうなのかなーと思いつつ、
ついったで「見たい」と言ってたお友達を誘い行ってきました。






ネタバレあります。要注意。











結論。
ゲーム再現舞台としてのクオリティが格段に上がってる…!!!

なんかもうゆきちゃんとか圭君は筆頭筆頭真田真田!なのは相変わらずなんだけど
信玄マジ信玄
かすがマジかすが
謙信様マジ謙信様
…という頭の悪い感想がポーン!と出てくるくらい再限度高ぇ!


なんていうか、残念な人がいない。
KGもブリミュで一護の人だったそうで、なるほど声質とか雰囲気が森田さんに似てるというか、
「罷り通る!」の声の張りとかがすごくKG!
このKGは空気じゃないw

秀吉も顔立ちとかだけ見るとやや幼い感じがあるんだけど声を聞くと完全に置鮎入ってて、だからかちゃんと威圧感見たいなものも感じられるというか、一人称の「我」に違和感がないというか。

はんべはいいですね!咳き込み方がややわざとらしかったくらい?石田ボイスに似た感じの優しいけど嫌味っぽい感じもよく出てた!武器は…まあ、御愛嬌でしょうか。まさかの新体操。

まつ姉ちゃんとトシもねー!戦国バカップル!まつ姉ちゃんがとにかく似てたし、トシも若干細いかなーとは思いつつもあのヘタレっぽい感じがかわいくて。

謙信様はなんていうかもうすばらしい。セリフがあの謙信口調!ひらがな!「びしゃもんてん」「うつくしきつるぎ」って感じ。基本居合でのバトルが多いんだけど、納刀と抜刀がすごくスムーズで、あれ?刀納めてる、あれ?刀抜いてる、いつの間に!って感じ。(他の役者に気を取られてる間に動いてるんでしょうけど)

かすがはもうとにかくかわいかった!正直動きの面は忍びにしてはやや残念ではあったんだけど(ちょっと重い感じがした)、謙信様への愛がすごく出てて、佐助にからかわれるとやや声高になっちゃうところとかがマジかすが。アニメにもあったヅカ(百合?)的サービスも素敵でした。「けんしんさまぁ~!」のセリフ、色っぽいんだけど超かわいいの。

御屋形様に関しては…もうね、なんていうか幸村との殴り合いが見れて満足w
「おやかたさまー!」「ゆきむらー!」「おーやかたさまー!!」「ゆーきむらー!!」「おーやかたさぶぁー!!!」「ゆーきむるぁー!!!」みたいなwジャイアントスイングもあったしw


前回からのキャラで本来2には出てない家康と光成。
シナリオ的には違和感ない程度に紛れ込んでてよかったなーと。
まあBASARAに史実云々持ちこんでもしょうがないからそこはスルーしちゃいましょう。

家康、登場からの殺陣シーンでフードがばさっと被さって、それがBASARAモード仕様だからもうぞくぞくした。偶然!?それでもいいありがとう!みたいな。
ヒロ君ができる子すぎて…!腹筋全開な大人家康の衣装がまた似合うし、3では敵対していた豊臣との絆を感じながら納得しきれない、でも恩は忘れたくない、どうすれば…な葛藤が出てる芝居だった。

光成は良くも悪くも変わらない感じのキャラで、秀吉様竹中様!って盲信してる。
何度も言う「半兵衛様!○○の許可を!!」てセリフが面白くって(ゲーム中でも言ってます)、最後には半兵衛に「光成君、もう許可はいらない」とかっていじられてるしでw
シリーズ最速キャラの名は伊達じゃねぇ!とばかりの、謙信様以上の抜刀術。これ、相当練習したんだろうなー。気が付いたら納刀、次の瞬間に抜刀…と、いつの間にか鞘に収まってるし抜いてるし。一度「いつの間に!」って思ったんで気をつけて見てたんだけど、鞘を刃に添えるみたいな感じでやってた。うーん、すごい。




個人的には2のKGシナリオはあんまり好きじゃなくて(ラストでモヤモヤするから)、
この舞台見て、正義の見方は方向性によって違うんだなーと。
いや、わかってるつもりだったんだけどね。
KGシナリオだと秀吉側ってまあ、悪者…というか理解できない扱いなんだけど、
舞台みるとキャラがかなり魅力的で、「こうするのがいいんだ!」っていう彼らなりの正義があって、伊達、武田、上杉、豊臣と、それなりに掲げる正義があって。

娯楽作品なはずなのにちょっと考えてしまったり。



いや、とにかく楽しい舞台でした。
殺陣目白押しだったりキャストの再限度だったりたぶん日替わりであろうお遊びシーンだったり。
純粋に楽しい舞台でした!