水曜
コデリェヴォのマリアンツァの庭でのピクニック。
さよならピクニック。
jaz pa toplim tukaj.
なんて娘の造語に、マリアンツァ、
「あら、詩人ね。詩人よ、スロベニア語の!」と。
ゴロヴェッツの森の向こうにはうっすらと月が。
26日は満月、月食だそうで。
自転車三台、
ベビーカー一台、
犬一匹、
で、ゆるゆると戻って来たら、
我が家の前へ移築されたパヴィリオンの杮落とし。
あらっ、ブチャール氏では!
そう、以前住んでいたアパートの大家、
ブチャール氏率いるジャズバンド。
彼はクラリネット奏者ね。
夜は少々更けていたけど、
最後までお子達と楽しんで帰宅。
まだまだ外は賑やかだね。
今年の夏は短そう。
6月7日
ブレッド湖畔へケータリング。
チャリティオークションで出品した
例のケータリング。
色々と勘違いがあったりして、
出品した分より
ずーっと豪華なのを期待されていた様で、
戸惑いもあったのだけど、
えいっと思い切って、一肌脱ぎました!
大盤振る舞い。
前菜。
意外と好評だった、
大根と人参の炊き合わせ。
このミニミニ感がヒットだったみたい。
寿司に到達するまでに、
皆さん十分にお腹が膨れていらっしゃいました。
(鴨ロースなんかもご用意しましたからねっ)
チャリティの1000ユーロは、
小児癌病棟への出張人形劇に使われるそうです。
私達はいなくなりますが、
月に一度、一年間、癌と闘う子供たちに人形劇が・・・。
スロベニアにちょっとだけどの恩返し。
あっそう!
今回のホスト、イゴールとモイッツァ夫妻、
実はTR3ビルのオーナーでして。
(なるほど、この湖畔ヴィラ。と、言うかもう少し寄付しましょうよ。)
最上階のレストランを新装開店の予定で、
シェフを探してるのだけどお招きしてもいいかな・・・
との、オファーを頂きました。
ありがたいのだけど、残念。
また、もし、ご縁があれば、その時は宜しく・・・。
タイミングってやつにに翻弄されますね、ほんとに。
4月7日
例年はこの時期になると、
日本から種が届くのだけど、
今年はなんと、
こっちから日本へ密輸。
ビオとかエコとかの種が品薄だそうで。
おまけに、
アスパラの根っこ、ミント、カモミール、
ローズマリー、エストラゴン・・・も苗で連れて参ります。
と、言うのは内緒ですよ、勿論。
イレーナと最後の畑ミーティング。
余分な芝生を調整しながら、
気付けば陽の傾きがロマンチックな影をなして。
それにしても、
愛情込めすぎかなぁ、借り物の畑に。
ミレーナも出てきて木々の枝剪定。
もくれんが見る見る開きます。
そんな一日、
マギストラットの方々からメールやら、
お電話やら。
このマギストラットって商社、
実は大企業なんですね。
社員が400人もいるのだって!
ふふふ。
スロベニアの人口は日本の60分の1ぐらい・・・?
だっけ。
そ、その商社の頭の頭のヘレナ女史に
直接電話口で懇願されてる、
と、言う、途轍もなくゼイタクな現状です。
うーむ。
勿論、嬉しいのだが。
追われると逃げるじゃじゃ馬でもありまして。
や、それは別として、ですね。
困ったなぁー。
何方か代わりにやって頂けないでしょかねぇ。
ってのが正直なところ・・・。
さ、そんな畑仕事を終え、
帰路は、
ルナ先頭に、4人で体操ルート!
ちびっ子も必死に着いてきますよー。
そして、
別れ際には、
「東京で会いませう!」 と、ね。
ではでは、また。
4月6日
「アワアワ飲もう。」
と、カフェにお誘いくださった人その壱。
ここ、下コンクリで周り建物だし
ぜんぜーん私好みじゃないんだけど。
ま、囲われてる感じが彼の好みなのかな、
いつもここへ誘われるんだな。
その後は市場でイチゴ。
市場でイチゴ。
ははっ。
今日のはシチリア産で、
出回ってる無骨なスペイン産よりデリケート。
やはり、不恰好だけどね。
その後は、ティナと Le Petit でランデブー
お茶。
このフランス革命広場に面したカフェ、
老舗でまぁ唯一と言うか、
少々気持ちオサレですよ・・・恥笑。
人とマグが(辛)スロベニアなのは否めぬが。
さ、
この人は、
隣のおじさんの召し上がっている
トーストサンド、ご所望でして、
オーダーしたのに、
ティナの分も我らの分も
待てど暮らせど来ぬ人を・・・ですよ。
しかもウェイターのあの態度はなんでしょか。
ティナ嬢は背後で中指立ててました・・・苦笑。
その他にも2名ほどお茶にお誘い下さって、
お茶と珈琲で満腹な午前。
ええ、
皆様、
私、
戻ってきますから、ご心配なく。
有り難いですよ、ご心配下さって。
泣けます。戻りますから、その折は宜しくです。
あ、関係ないが、
昔に蕎麦打ちを習った師匠が、
もう3年も前に逝去されていた。
知らなかったんだ、全然。
4月4日
ロラにDAJLAのサマーハウスへ、
と、誘われていたのに、
どうやら海沿いは曇天。
予報を見たら、
気温もここと変わらないし、
挙句に午後は雨、だって。
11時前に彼女に電話を入れると、
「私達も寒いんでリュブリャナに帰ろうと思ってる。」
と、の事。
勝手に泳げちゃう?なんて期待してたんだけどね。
ま、仕方ない。5月にまた遊びに行こう。
昼は例の赤蕪をソースにしたニョッキで、
パパッとすませ畑へ。
アスパラが出てますよー。
しっかり遊びました。
長男も芝生撤去を随分頑張ってくれて。
私は、
フランボワーズの支柱設置を主に。
本当は
耕作は月が地球から離れていく時に
やるのがいいそうだけど・・・。
4月3日
寒い朝!3℃って!
さ、でも連休前の市場は大賑わい。
そういや、
今年はこの(右)チッコリアが目に付きませんか?
巨大な葉物。
苦くてねーウマイっす。
じゃくじゃくと切ってじゃじゃーっと炒めてね。
そして、
苦ウマ代表にはタンポポも。
買いますよー。サラダにね。
この、商品はタンポポのみのおばあちゃん、
いいでしょ。
秤も持ってなくてお隣さんのを拝借。
そうだ、
苦ウマの王は、
ワイルド・アスパラ。
アスペルジュ・ソバージュ。
ナドナド、
気付けば両手一杯、やじろベイ。
と、思ったらヴックから電話で、
「今すぐ行くから待っててぇー。」と。
で、
ヴックのゴーカイ市場ショッピングスプリーに
お付き合い。
いやぁー気持ちのいい買いっぷりです。
果物屋でおっきいお札分お買い上げになる方、
初めて見ました。
今日はいつにも増して景気ええですなぁー。
舌の方も滑らかですよぉー。
と、一通り野菜やら魚やら入手したら、
飲みに誘われ (うん、なんかそう言う台詞だった) 笑、
マキシマルで珈琲を。
マキシマルには、最近
ベーキングに開眼したトゥイギー女史の
ストゥルードル達に並んで、
巨大な作品がどどーんと。
わさびが脇にのってる皿のパン、
これ、中身はハムですよ。
奥にはテランで染めた、
茶色い卵が籠に入ってますけど、
サイズ比較になるでしょか。
結局、
ヴックの朝食に付き合ってたら
(サンドウィッチ、珈琲、コカコーラ?という定番)
あれれ、12時じゃん。
午後出の旦那に子供預けて、
人の旦那とくっちゃべってる場合じゃないけど、
お蔭さんでノンビリしたぜよ。
旦那は子供達に昼を作ってくれてて、
有り難や 涙。 助かります。
しかしまたヴックにはランチにお呼ばれし、
ワイルド・アスパラのリゾット、
苦苦ラディッチのサラダ、
レモンをのせて焼いた鮭。
ご馳走様です。
心地好くお腹は満たされ、
城丘へ散歩。
丘中腹の公園で散々遊んで、
(鉄棒楽しや。って、昔の様にはいきませぬが・・・)
畑へ回って、
生ゴミ埋めて、
ビーツの種蒔いたら、
藁と笹の葉の布団を掛けて、
と、
一仕事したら、
あら、もう午後7時過ぎですか。
まだまだ晴天ですよー。
今日はビオダイナミック農法の本が届きましたー。
(あ、これもヴックのツケで買わされたのだ。
妙に景気の好い日だったのだね、彼は。)