今年に入って早3ヶ月経過し、

30本以上直球をストライクゾーンにズバンズバン投げられると、

そろそろ変化球も欲しなってきます。




というわけで、ほい、ナックルボール。


天の戸 美稲 [シュワ・トロ] Shuwa-toro 生 001


「天の戸 美稲 [シュワ・トロ] Shuwa-toro 生」

昨年までこの「シュワトロ」は火入れ仕様やったらしく、

今年は生バージョンになったということでお試ししてみました。



天の戸 美稲 [シュワ・トロ] Shuwa-toro 生 003

にごり具合はまずまずで、名前からも想像するに若干爆発系かなとおもいきや、

酒屋さんのご説明では「穴あき栓」。

「それならお気軽やね。」とひと安心。


天の戸 美稲 [シュワ・トロ] Shuwa-toro 生 002

裏面にも穴あき栓を象徴する「横倒し厳禁」の文字が。


さてほんなら開栓しましょかとおもたら、穴あき栓の穴の上にセロテープで目張りが・・・。


常識的に考えると、これは横に倒れても漏れんように酒屋さんが気を使って貼ってくれたと考えるのが普通。

というわけで、輸送直前に貼ってあるので、基本的にはガスは抜けているので安全とみる。


しかし、たまに(いや、けっこう多いかな)、

「うちの客はそんな軟いのは嫌うから、穴あき栓なんていらねぇ。」と

別注で密閉栓で注文しはる酒販店さんがいはります。

もし購入した酒屋さんが後者のほうやったら、このまま開けたらどえらいことに。
(コーラにメントス入れたみたいになるよ。)

まぁ、どっちにしても購入して1カ月以上セロテープはずしてなかったんで、

その間に瓶内発酵すすんでる可能性もあり、念のためSNT(Special NIGORI tactics)の出動要請。


スパークリングを急激にひやす保冷材をまき、

万一の爆発のために流しに移動(1升瓶やったら風呂場)、

受け止めようのボールも用意。


穴あき栓やから千枚通し(これで穴開ける)はいらんか。


よう冷えたころにキャップを緩めるとシュッとガスが抜ける音が聞こえたと同時に、

滓がぐわッと上がってきました。

天の戸 美稲 [シュワ・トロ] Shuwa-toro 生 004


何度か開け閉めしてガスを抜き、

さらに上にたまった折をゆっくり傾けてガスをぬきつつしたり様子を見ていると、

どうも爆発はしそうになかったんで、一気に開栓。

天の戸 美稲 [シュワ・トロ] Shuwa-toro 生 005

無事に開栓いたしました。


滓を良く混ぜて口に含むと予想通りのシュワシュワ感と、

予想外のあっさりとしたにごりののど越し。

もっとドロッと感があるんかなとおもてたけど、

これかこれでスイスイ呑めてあっという間に空になりました。


ひさしぶりのSNTの出動でしたが、こういう開ける楽しみは日本酒ならでは。

よーし、こんどは大倉本家の濁酒(超ぶっ飛び系で被害者続出)いっとくか。



SNT(special NIGORI tactics)出動させんとこうなります。