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黄土よもぎ蒸しサロンgarden 伊吹美佳です。
歴史ある物には必ず理由があります。
アレッポの石鹸はなんと、千年以上の歴史があります。
伝統的な釜焚き製法で職人さんの手で大切に作り上げられて、1年~2年の熟成期間を経て私たちの手元に届きます。
※類似品も出回っているようなのでご注意くださいね。
シリア産のオリーブとトルコ産のローレル(月桂樹)オイルを原料に、一切の添加物を加える事なく作られています。
石鹸の使用感や品質は原材料や使用される油脂によって異なり、それと同時に製造方法によっても差が出てきます。
料理でも同じように素材が大切なのはもちろんのことで、その調理方法によって味が変わったり栄養価が変わったりします。
料理でも同じように素材が大切なのはもちろんのことで、その調理方法によって味が変わったり栄養価が変わったりします。
石鹸の製造方法には機械を使って短時間に大量生産できる「中和法」と、無添加せっけんでは一般的な「けん化法」があります。
まず、アレッポの石鹸のような無添加せっけんに使われるけん化法について。
固形無添加石鹸(ナトリウム石鹸)は、オリーブなどの植物油と水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を反応させて石鹸素地を作ります。
このけん化法で出来たものが"脂肪酸ナトリウム"や"脂肪酸カリウム"といわれる石鹸素地(純石けん分)。
この副産物として、うるおい成分であるグリセリンもできてきます。
このグリセリンは水分を吸着する性質があるため、一般的な石鹸よりも溶けやすくなります。
一方の、一般的な石鹸につかわれる中和法について。
けん化法に対して、油脂を”脂肪酸とグリセリン”にまず分離させてから脂肪酸とナトリウムを化合させます。
中話法で作られた石鹸にはグリセリンは全く入っていないので、グリセリンを加え、さらにたくさんの化学添加物(防腐剤・金属封鎖剤・酸化防止剤・発泡剤・色素・香料など・・・)が加えられて石鹸が作りあげられます。
はじめの段階の油脂に化学添加剤を添加しておくと、成分表示には”石鹸素地”とだけの表記をされていることも多くあります。これをキャリーオーバー成分といいます。
食べ物の表示みたいですね。
普通に表示されているものには、全て書いてないから消費者にはよく分かりません。
材料に添加物が入っていても、作る工程で入っていなければ表記しなくていい・・・
残念すぎますね_| ̄|○
無添加だと書いてあっても、完全無添加だとは言えないものもあります。
オーガニックだと思っていても、そうではない物もたくさん。
あまりこだわりすぎると何を使えばいいのか分からなくなってしまうし、こだわりそのものがストレスになってしまわないように。
ゆるく柔軟に臨機応変にですね。
アレッポの石鹸のような無添加石鹸に用いられるけん化法では、"枠練り"といって釜で油脂を焚きこみ職人さんが型に流し込んで固めて作り上げます。
その出来上がったものをひとつひとつ切っていくという手間暇かかる方法で作られます。
反対に中和法は機械練りという方法で、硬く形よく・短時間で大量生産できる方法です。
▲一般的な石鹸に多い機械練法のメリット
・大量生産で低コスト
・短時間で作れる
・泡立ちが良い
・溶けにくく型くずれしにくい
▼機械練法のデメリット
・多種多様の科学添加物が配合される
・天然のグリセリンを除去する場合が多い
・石鹸素地の割合が高く、美容成分少なめ
▲無添加石鹸に多い枠練り法のメリット
・天然のグリセリンを残すことが多い
・泡持ちがいい
・自然乾燥しながら熟成させる
・安心、安全度が高い
▼枠練りのデメリット
・機械練に比べて泡立ちは良くない
・機械練に比べて溶けやすい
・大量生産できない
・少し割高
どちらにもメリット、デメリットはあります。
どちらを選ぶかは自分次第。
少々割高だったとしても手間暇かけられたものが好き♡
アレッポの石鹸、その他こだわりのホームケア商品はこちらからお求めいただけます♪
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