「surf junkie」とは | Sae's Blog

「surf junkie」とは

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早朝6時すぎに由比ガ浜到着。
家を出るとき、車の中の温度計は1℃。
由比ガ浜は4℃。ちょっと誤差はあるけれど。
東の空にのぼる太陽に励まされて、
ウエットに着替え始める。


水温は、今が最低?

さんざん春の気配が・・・なんて書いていたのに、
日曜の朝の葉山は、そして海は、とっても寒かった。

ちょっと前までは、空気より海水があたたかで、
5ミリ&3ミリウエットを着て、海につかっているほうが暖かだったのに、
今は、それが逆転。お日様が当たる日は、断然、空気中にいたほうが暖かい。
水に浸かっている、足、お尻が、芯から冷えてしまいそうで、
いつもボードの上に避難している。

さて、そんなこんななのに、波が上がると、いてもたっていられない。
由比ガ浜の「目指せ最高齢女性サーファー」仲間のKさんと、
夜明け過ぎ、朝6時なら、人がいなくっていいかも・・・と話し、
「サーフジャンキー」仲間のみのりちゃんと由比ガ浜へ。

確かに週末の割にはいつもより、人も少なく、
波は昨日より小さくなったものの、
胸くらいはあったかな??
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海を眺めながら、どこに入ろうか相談中。
大きな波より、インサイドにいる人が怖いふたりなので、
波がいちばん大きくて人の集中しているところを避け、
その次にいい感じで割れるポイントに入ることを決定。


しかし、朝6時なのに、前日の情報で波がいいと出ていたため、
8時ころかと思うくらいの人出。
幸い他のポイントもよかったので、人がばらけて、
幾分、人数も少なく、ちょっとだけリラックス。

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とりあえず、いってきまーす。

波のサイズが上がると、テイクオフすることに必死で、
ボードの上で歩くという練習ができない。

大きな波のセットが去った後に、おまけのような大きめの波が来て、
アウトサイドには私だけ、ちょうどいいポジションでテイクオフして
切り立った壁のように見える波の(実際にはもっと緩やかなんだろうけど)
斜面をボードにしがみつくように滑って行った。
パドルをしてアウトに戻ってくると近くにいた顔見知りの男性に
「すごい波でしたね」と声をかけられる。
あの、必死な顔を見られたかと思うとかなり恥ずかしくなった。



朝6時から、8時まで2時間入ったら、とっても寒くなってしまった。
寒いと耳が遠くなったり、意識が朦朧としつつ、頭の中のひとりの世界に入ってしまいがち。
<大きな波、来ないかな。 あ、あの人いい波乗った。うまいなぁ。雲がきれい>
声にださない独り言を頭の中で繰り返す。

そこにご機嫌な波到来!
<やったぁ、いい感じに割れてくる、乗れるかなぁ>
ちょうどいちばんアウトサイドでピークの近くにいて、
ウキウキな気分でパドルし始めたら、
目の前で同じ波にパドルし始める人が・・・
もう、乗っちゃうよという瞬間だったので、頭の中で独り言・・・のはずが、
「あぶないなぁ~」としっかり声にだしつつテイクオフしていた。
最初、誰かが私のために言ってくれたのか・・と思ったほどびっくり。
波は予想通り、とってもよかったけれど、
その後、あんなことをいってしまった自分が恥ずかしくて、
そして言った相手の反撃が怖くて、寒さもあったし、いったん退散。

自分が怪我するのもいやだけれど、
人を怪我させてしまうのは、絶対避けたい。
だから、たとえいい波が来ても、
誰かがパドルし始めた波は、狙うのをやめてしまう。
悪いことが起こる想像をしてしまうからビビッてしまう。
「お先にどうぞ・・・」とやっていると、
たまに、ご褒美のようなおまけの波がやってくる・・・ことも。

でも、Hawaiiで波乗りしたとき、Surf Garageのとおるさんから、
「もっと、行っちゃっていいのに」とアドバイスを受け、
そういうがちんこ的な見極めも、上手くなるために必要なんだ。と反省。

一度上がって、温かいお茶を飲んで、お日様で暖をとって、
再度入水。「サーフジャンキー」は、なかなかしぶといのが特徴。

土曜日は波が大きく、風も吹いたので、湘南鎌倉ほぼ全域でクローズアウト。
なのに、近所のビーチで友人たちが入るというので、ちょっと大きな波に挑戦。
2本は乗れたけれど、最後は大きな波と岸から吹く強いオフショアの風にはさまれて、
非常に悲惨な姿で生還。巻かれ巻かれて、マジ焦った。

今日は、そのリターンマッチということで、早朝からかなりの気合。
トレードマークの帽子を脱いで。
(日焼けにとても弱く、いつも帽子をかぶっているのだけれど、
どうしても”へなちょこ”に見えがちで、
今日みたいに気合の日は、「NO 帽子」と決めている。)
怪我予防にもなる帽子、実は寒さ予防にかなり効果があったことを実感した。
ほんと、頭の先からさっむーい。 *もっと寒い地方のサーファーの方、すみません。

体が冷えてしまって、波に乗ってもひざが笑って、ボードを押さえきれない。
あんまり無理せず、お家に帰ろう!!と、帰途につく。(さんざんやった挙句だが)

午後は森戸のデニーズで、友人とお茶をして、3時間くらい居座ってしまった。
森戸のデニーズは、隠れた名所。
このロケーション、結構いけてるせいか、行くと必ず知人に会ってしまう。