以前紹介しました。輪音運転手さんの梶岡さんの文書が掲載されました。


過酷な介護現場 実態把握を


 社会福祉施設で働く人たちの離職をよく耳にします。「物価上昇などで生活が成り立たないほど安月給の上、分刻みで過酷な労働を誰が続けられるでしょうか?」というのが本音ではないでしょうか。

 私は、半年前から社会福祉施設で送迎運転手として働かせてもらっています。介護ヘルパーさんは、毎朝利用者を迎えに行くことから始まります。身支度、食事の介護、排泄の世話など、すべての介護を行います。筋肉疲労を起こし、マッサージを受けることもあるそうです。

 誰でもいずれは年を取ります。介護する現場の悲痛な叫びや、家族やご本人の心身の痛みを、会社の上層部や自治体、国がどこまで