【コロナ】国民の命と金で遊ぶな(2021/4/28) | さとう社会問題研究所・心理コンサルティングのブログ

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クライアントの抱える様々な問題解決のため、助言を続けています。

【コロナ】国民の命と金で遊ぶな(2021/4/28)

みなさん、ごきげんよう。

記事をお読みくださる方、ありがとうございます。

先週は酷い頭痛に襲われましたが、
台風が発生しているとの事で、それが原因だったと思われます。

今回は、先日より発令されているらしい3度目の緊急事態宣言とやらについて、
これまでの対策の問題点と共にお話ししようと思います。

ただ、この記事は執筆に時間を要してしまったため、
2021年4月25日時点の情報に基づいて書いている事をご承知ください。

さて、結論としてコロナ対策の問題点を一言で言うと、
「手段がちぐはぐで目的が共有できていない」

です。

もう少し具体的に、これまでのコロナ対策の問題点について、
主なものを挙げておきます。
 

・誰も責任を取らないのに権限だけは主張する
・疾病対策なのに科学ではなくやりたいことをやっているだけ
・深刻な差別が起こっているにも関わらず未だに放置
・お願いという名の罰則付き命令
・お金に至るまで対策のすべてが国民依存
・ワクチン接種が進んでないのにオリンピックだけはする矛盾
・生活費に困れば生活保護を受けろと言いながら水際対策と貧困ビジネス
・感染対策と言いながら、実際には特定業種、飲食店だけ攻撃、いじめている


今回お伝えしたい事は、これらを見て、
あなたの中で疫病を防ぎたい。病気を治したいという目的に結びつきますか?という話
です。

これまで、問題点の指摘を避けてきたのは、
以上の様に、多すぎて酷すぎて、語りたくもなかったからです。

 

1、3度目の緊急事態宣言

来月の11日までとのことでゴールデンウィークにはしっかりと被る形になりました。
 

緊急事態宣言の発令にあたり百貨店に毎日、一律20万円と言う協力金が出るらしいです。
ただこの20万円というのは明らかに少なすぎる。

個人商店ならば多い金額でしょうが、
大阪駅や高槻駅で見たような百貨店だと1日100万でも少ないかと思われます。

吉村は「より強い措置」として緊急事態宣言を要請したとの事ですが、
何に対し、どう強い措置なのか?」が分かりません。

ただ、その初日となる日曜日のニュースだと多くの人が休日の外出を楽しんだとの事でした。

 

 

2、緊急事態宣言と「病気が治らない人」の共通点

日本のコロナ対策の問題点の一つは、
無駄に感染爆発と一時的な鎮静化を短期間で繰り返している点
です。

ワクチンが存在しているのに未だ普及していない。

その中で、中途半端な対策の小出しが何度も繰り返されている。

これは、病気の回復と悪化を繰り返す人と全く同じ行動パターンで、
結果的にはジリ貧で病気は悪化する
事になります。

緊急事態宣言は今回で3度目です。

初回だった昨年の今頃は1ヶ月の期間でさらに1か月延長しましたが、
社会からの疲弊の声に耐えられず2週間で打ち切りました。

2度目だった前回もその程度のものだったと思います。

わたくしは最初から協力しないと明言してるので覚えてません。

で、大阪で1千人を超える感染者数に慌てての3度目になります。

緊急事態にもかかわらず要請すると言ってから一週間ぐらい経って、
期間も半月程度どんどん短くなっております。

一般的に病気は放置に加え、中途半端な治療が悪化の原因となります

最初は一生懸命治療に取り組むんです。

痛いし辛いし早く元気になりたいから。

専門家や政治屋はこれを「気の緩み」と言いますが、
少し良くなったところで治療の疲れが出てしまう。

自分も元気になってるので、まあいいだろうと元の生活に戻ると、
しばらくするとまた悪くなってくるんです。

治った訳ではないですからね。

それで慌てて治療に戻る。

これを繰り返すと良くなるのに時間がかかるようになるんです。

それでどんどん悪化していく。

これが糖尿病などの治療でみられる悪化のパターンですね

緊急事態宣言も似たような感じではないですかね。

 

 

3、不安や恐怖への疲弊から怒りに

これは、わたくしが語るまでもなく、みなさんお感じの事と思います。

人間の心理に関する問題で、
わたくしが差別の禁止と貧困者対策を訴え続けている理由でもあります。

全社会的に取り組まなければならない問題にもかかわらず、
コロナ対策は、そのすべてが国民依存です。
 

依存と言うのは、する側にとっては楽な事ですが、
される側にとっては、精神面、金銭面で大きく疲弊させられるものです。

その上、政治屋と専門家の対策とやらから、
疫病を防ぎたい、病気を治したいという目的が見えない。

これ以上の詳細は省きますが、
不安や恐怖による疲弊は無関心に、
依存や理不尽な仕打ちによる疲弊は怒りに直結します


だからこそ、わたくしは、「コロナ対策で最初にすべき事」として差別の禁止を挙げておりました

差別を許さない姿勢は、社会の理不尽と戦う姿勢だけではなく、
不安や恐怖を煽る事も許さない姿勢を示すことができます。
 

言い替えるなら、これを提案しない感染症の専門家とやらは、
歴史から何も学べなかった素人に過ぎないという事です。

 

 

4、今からでも遅くはない

今、社会の理不尽への怒りから裁判沙汰にもなってますね。

補償なきお願いに罰則までついていて、
小池が特定の飲食店を経営する企業を狙い撃ちで罰を科したところ、
その恣意的な意図を明示していたらしく人権侵害で訴えられたと。

 

 

小池に限らず、政治屋は罰則付きお願いに加え、
見せしめで市民を奴隷にする道を選ぶおつもりの様ですが、、

わたくしは開業以来、社会問題の解決を最も遠ざけるのが、
安易な方法に縋りつく事だと訴え続けております


COVID-19も発生から1年経ち、言い換えるなら、
今の状況に至るまで、1年の猶予があったという事
です。

最初にコロナ警察や自粛警察に頼らず差別を禁止し、
2か月間社会全体を止めつつ、貧困対策をしっかりとしておけば、
人々は安心して自粛生活とやらに勤しめたでしょうし、
感染による不安や恐怖を恐れず、治療に専念できたことでしょう。

今からでも遅くはないと思います。


今回は、この辺で。

さとう院さとう(さとう社会研究所・さとう心理コンサルティング