政府が、相次いで強硬な対日政策を打ち出しているロシアへの警戒感を強めている。 安倍首相は北方領土問題の打開を目指し、年内のプーチン大統領来日を模索しているが、政府内では「ロシア側の出方によっては来日は難しくなる」との見方が出ている。

 ロシアのメドベージェフ首相は、月内にも北方領土を訪問する意向を示している。岸田外相は7日の閣議後の記者会見で、「政府の立場と相いれない。様々なレベルを通じ、しっかりと申し入れを続けていく」と述べ、ロシア側に訪問取りやめを繰り返し求めていることを明らかにした。



 メドベージェフ氏は大統領だった2010年11月、ロシアの国家指導者として初めて国後島を訪問。首相時代の12年7月の訪問時には「一寸たりとも(日本には)渡さない」と述べ、領土問題の譲歩を否定した。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150809-OYT1T50097.html



 そもそも露西亜は日本から金をむしるためのだしに利用しているだけであって、設置施設の状況(資源開発や漁港以外は軍事施設)や実効支配の状況から見て返す気など毛頭ない。

 プーチンが来ても口車に乗せられて経済援助や資源開発支援などの名目で金をむしられるだけの、北朝鮮との拉致交渉と同様、国益を著しく害することになるだけだ。



 またそれによって米国の心象を著しく害することによって国防協力にも懸念・きしみが生じて集団的自衛権行使が米国にとって「迷惑・不要・スパイ行為」と否定されかねない、それほど矛盾した行動である。



 聞き分けのない駄々っ子じゃないんだから返す気がないという現実をいい加減認めて、露西亜に深入りするのはやめにしないと、日本に対して懐疑的である次期政権(おそらく共和党)から敵視されることになる。



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