車内には男女4人がおり、うち男性3人が死亡、女性が病院に搬送された。西入間署は、内側から目張りされた車の後部の荷台に練炭が燃えたままの七輪が置いてあったことなどから、4人が自殺を図った疑いがあるとみている。


発表によると、運転席と助手席、後部座席にそれぞれ座った状態で男性3人が死亡しており、後部座席の床に女性が倒れていた。女性は一酸化炭素中毒の疑いで病院に運ばれた後、意識を取り戻し、命に別条はないという。

 死亡した男性3人はいずれも関東地方に住む20歳代とみられる。女性は青森県内の20歳代といい、調べに対し、「(男性3人と)自殺サイトで知り合った」と話している。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140920-OYT1T50039.html

同署によると、死亡したのは神奈川県厚木市の無職男性(22)と、20~30代の男性2人で身元を調べている。女性は青森県八戸市在住の22歳。女性のかばんからは遺書のようなメモが見つかった。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140920/crm14092008590004-n1.htm

 動機は自殺サイトから見るように恋愛関係のもつれ等ではない。

 病気を苦にでもなさそうだし、職場の人間関係の可能性は残っているがそれよりも全員に共通している社会情勢が主因だろう。

 急激な円安によって円の貨幣価値そのものが著しく低下している。

 株が上がっているというが、ドル建てにすれば殆ど価格変動はない。

 円の貨幣価値が独歩安になっているだけのこと、世界中の笑いものだ。

 米国が強いドルを標榜しているのは当然のことだが、安倍自民、黒田日銀の円安容認は「自国通貨が価値を失い、購買力を喪失する自殺行為」を煽っていることに他ならない。

 これほどキチガイな政府は歴史上も類を見ないだろう。

 賃金は物価上昇分の1/10も上がってはいないし、儲かるどころか損を拡大させる円安急進によって今後はもう上げられない。

 悪魔と手を結んでいるとしかいえない致命的大失政を背景に、若年層の多くは非正規労働者でありいわゆる賃上げからも見放されているのが実情だ。

 円が底なしの下落を続けることによって物価が青天井で上昇しやがて食っていけなくなる。

 誰のためにもならない安倍自民失政に対して大人たちが何も異議を述べようとせず、滅びを座して待つだけの無気力であること。

 いずれその無気力で無能な流れに押しつぶされ、自業自得でこの奈落への一直線政権を選んだバカな大人たちの犠牲になって貧困によってまっさきに殺戮されることを彼らが最もわかっていたということだろう。

 若い人たちの自殺はそんな日本人への絶望が根底にあることを忘れてはならない、日本人自体が生き方を見直し、致命的な失政に対しては全員で異議を唱え修正させる民族に転化しない限り、物心ついた時点で若い人がどんどん消えていく。

 笛吹きに子供をすべて奪われたハーメルンのように・・・

( ̄∩ ̄#