Preparation -ANNEX-

Preparation -ANNEX-

こちらはプレパラシオン別館。2000年から続けてる(!)本家日記は「はてな」にございます。
IDDM7年生のペンユーザー(2014/08/18 発症発覚)
飛行機大好き。なんちゃってSEやってます。TwitterとInstagramにも出没注意w

Amebaでブログを始めよう!
Twitterに書き散らかした映画の感想を追記もしつつ纏めるシリーズw

今回は「佐々木、イン、マイマイン」

(注)
ワタシの中で肯定的には受け取れなかった作品なので、かなり負に寄ってます。

**------------------------------------------------**

さて、感想。うーむ…難しい。
例えば…私は高校生くらいの頃、多分このストーリーに出てくる人物達とは対極に居た人間なんだと思う。
教室で騒ぐ同級生を鬱陶しく思い、黙ってその場からハケて心の中で「うっせぇな馬鹿ども💢」くらいの悪態はついていたハズだ。

そんな私にはなんとももどかしくグズグズな気分をもて余して見終わったように思う。
正直なところ「そんな人生もあるよね。ま、お互い頑張りましょう(棒読み)」的な、
同じ次元でも違う世界の青春像として観てしまったのかも知れないなぁ。
まあ、真面目な自分を自虐で見たくないから、対極(と感じるもの)を受け入れられないんだと思う。
あ、(映画に出てくる)彼らが不真面目という意味ではないのよ。
なんというか…うーん…難しい。スイマセン。
うーん…「私には無い世界」と言うしかないのかなぁ。

実は奇しくも「凪待ち」を観たときも似たような感覚だった。
「(私の世界には)無いわ、コレ…」と思ってしまって…。
深夜や日曜日午後に時々やってる「幾らでも軌道修正出来たはずなのに自分から不幸な人生にしちゃった」みたいなドキュメントが大嫌いなんだけど、そんな感覚。

なんといっても「佐々木」にまったく魅力を感じない。(魅力を感じるエピソードが見当たらない)
それなのになぜ「カリスマ扱い」なのか?
最初のほうでは「これは一部の悪乗り集団(今風にいえばパリピ的な?)に都合のいい道化としてからかわれてるのか?こういう集団って感じ悪ー」と思っていた。
が、話が過去と現在を交錯するなかで「どうやら本気で佐々木に心酔(?)してるらしい…(なんでや?)」となり、そうなると「なぜ大事な友で仲間でカリスマな佐々木の現在にも転落にも無関心でいられるのだ?」と、益々理解出来ず、何処に心を寄せて観ればいいのか…と、全くの迷子状態に。

もし、こんな感覚を抱かせたくて作った作品なら、観て良かったとも思わないし、オススメもしないけど、まあ、それでヨシ…なんだけど。
どうやらそうでもないらしい。

ということで、観る人によって「大好き胸熱」と「どーでもいいわ」に分かれそう。

残念ながら私は後者。

私のこんな感想を「青春してこなかったんだね」とか思う人もいるかも知れない。
でも人それぞれでしょう?
地味に真面目にやってきた「時」を「青春じゃなかった」とは誰にも絶対に言わせない。
それが良かったのか悪かったのは、それこそ人それぞれなんだから。




Twitterに書き散らかした

映画『罪の声』の感想を取り敢えずまとめます。

 

2020/11/07 分

 

**************************************

 

11/7 2回目の観賞 原作本を読んだときの感想も含めて、思ったことをダラダラと呟きますが… 

めっちゃネタバレするので、お嫌な方はこの先のツリーからは目を反らしてね。では…

 

自分の声を利用したのが縁遠いはずの叔父では無く、無償の愛で育んでくれていた筈の人だったことに気付いたとき、

俊也はもう2度と癒せない傷を負っただろう。

叔父だけの行動だったならまだ傷は浅かったはずなのに。

 

想像でしかないけど、

俊也は聡一郎の不幸を自分の境遇を申し訳無く思う程に悲しく悔しく痛ましく思っていただろうに、

母の行いに気付いたとき自分もまた同様の不幸の中にいたことに気付き、もしかしたら聡一郎への後ろめたさが少し薄まったような面もあったかも知れない。

だからこそ聡一郎の為にスーツを誂え、其々に乗り越えて行こうという決意を自分の中で確認したのかも知れない。

庇護者であるはずの人に身勝手な理屈で利用され傷付いた2人だけど、

俊也には父と妻子が、聡一郎には母がいてくれたことが大きな救いだし、

ともすれば不幸の呪縛に取り込まれてしまったかもしれない2人を

踏み留まらせることが出来たのではないかと。

2人が傷を負ったのも肉親からだが、その心を癒し導いていくのもやはり肉親との繋がりなのだと思うと、

なんとも複雑な心境になるのも確かなのだけれど…。

 

傷と共に生きていこうとする2人に比べ、主義主張のために愛すべき人に罪を背負わせた大人達は、

結局最後まで自分の罪を肩替わりさせ、自身は闇へ逃げ込んでしまった。

それを2人は赦せるのだろうか…それが死だったとしても。

視野を狭め愛情さえも歪める正義って一体なんなんだろうと思わずにいられなかった。

 

こんな複雑な気持ちを最後まで抱えながら観ることになったので「泣けました」「良かったです」では済ますことが出来ず、

こんなダラダラとした感想を書いている。

じっくりと考えながら観ることが出来る、重いけれど是非おすすめしたい映画だと思います。

 

感想ツイは以上でーす。 長々お邪魔しましたー。(^.^)(-.-)(__)

 

**************************************

 

あー、自己満足w

ワタシ、映画観終わったあと結構腹立ててんだなーというのがわかりますなw

 

…フィクションなのに…(^_^;)

 

私が素直に泣けずに華水まみれになるのはこの怒りが原因なのだわ、きっと。f(^_^;

 

Twitterに書き散らかした

映画『罪の声』の感想を取り敢えずまとめます。

 

2020/11/07 分

 

**************************************

 

2回目の観賞なのでわかってることも多いし、原作を膨らませた部分削った部分がよくわかるので、とてもじっくりと観た気分。

それでも俊也と聡一郎の気持ちに泣けたり拳を握り締めたり…。

切ないけどラストでやっぱり少し光を見たり…。

 

そうそう、板長じゅんさんがヤラかす場面で2回とも場内から笑いが…w

いい味出してたなぁ、陣馬さん(違)

 

視野を狭め歪める程の正義ってなんなんだね?…と、今回も思ってしまったよ、お母さん。

 

**************************************

 

映画を観ている最中、時々ほんの一瞬「あ、源さんの声」と思うときがあって。

それは私がアホのようにCDを聴き込んでいるせいなんだろうけど、

その一瞬以外は「源さんだ」とは思わないことは、

なかなかにスゴいことなんじゃないかなぁ…と思うのですよ。

Twitterに書き散らかした

映画『罪の声』の感想を取り敢えずまとめます。
 
2020/10/30 分
 
**************************************
 
とりあえず鼻水が… 二時間半が少しも長く感じなかった。 
あとでゆっくり呟きます。
 
「全米が泣いた」みたいなことじゃないのよ。
涙はちょろりなのに鼻水がスゴくてさー。なぜー?w(^o^;)
涙は「悲しい」じゃなくて「悔しい」だったなワタシの場合。
 
なんというか…どこに持っていったらいいのか自分で持て余す憤りがあるんだけど…、
それでも阿久津がそれを代弁してくれて、俊也が自分の道を見失わなかったのが救いの光だったなぁ…と思うのですよ。
 
とにかく原作の力がとてもすごいので出来るなら本を読んでから観るほうがワタシ的にはオススメかな。
その方が原作には無いシーンを最大限に楽しめると思う。
さすがの野木さんだなぁと。
 
軽くはないです。間違いなく激重。
良し悪しは別として、展開や心情についていけない人もいるんじゃないかと思う。
でも受け取るものは其々でいいんじゃないかな。
私は…うーん…狭い視野で正義や大義を叫ぶ人にはなりたくないな。
そうなりそうな時に踏み留まれる自分でいたいな…などと思ったり。
ま、ワタシのことイチだな。 (もちろん贔屓目込みですからねw)
 
【ちょっとネタバレ】
とある聞き込み先で「自分の力」であるネタをゲットした俊也がちょっと阿久津に得意気だったのが可愛くて可愛くて…w(*´艸`)ウフフ
 
【主題歌 「振り子」】
観てから聴くとなんか締め付けられる。
登場人物全員に当てはまりそうな歌詞。
 
【初日舞台挨拶中継のコト】
映画の話とは外れるのでツリーからはずして書く。 
ひぃー!舞台挨拶の源さんが最高に可愛くて面白くて素敵だったわーい

(ファン目線全開ですから許して)

 

市川さんとナイスコンビだったなぁw

 

(うろ覚えだけど) 

何故か横を向いて隣の源さんにむかって話す市川さんに

「僕に話すと落ち着くのね?いいよいいよ(*^-^)」と

優しい源さんだったんよ。

普通「あっち向いてお客さんに話さなきゃ」とか言いそうなのに、

市川さんにもお客にも(ついでに司会者にも)全方位にナイスな対応だったなぁと。

立ち位置わちゃわちゃは、最初源さんがひと区画分小栗くん寄りに立っちゃって、市川さんが(コッチのバミりだよ)みたいに教えてあげたの。

でも実は市川さんもひと区画ズレていて、今度は源さんが(ソッチソッチソッチ)みたいに教えてあげて2人でテヘヘ…みたいになっちゃってたのよ、曽根夫妻w

レポ絵拝見して唐突に思い出しました。

こんなだったから私の最初の感想が「源さん優しいー」だったのです。

(///∇///)