月の兎の物語
昔 読んだよね。
月に兎がなんでいるのかっていう話。
ある時、
お腹をすかせた死にそうな老人に
うさぎ、さる、きつねが
それぞれ
老人の為に 食べ物をとってきて、
食料をとってこれなかったうさぎは
自らを食べてください。と
火の中に飛び込んだ。
その老人は 実は神様で、
兎を 天の月に葬った。
という話。
ふと思い出して、
けっこう 残酷な話だなと思った。
でも
曖昧だったから調べてみたら、
その後の話の続きがあったんだね。
『火に飛び込み、
死んでしまったうさぎを抱きかかえ、神様は言いました。
「うさぎよ、お前は自分が出来る範囲で助けてあげれば良かったのだ。
こうして死んでしまったら、
もう誰にも良いことをしてあげられないのだぞ。」
「はい、神様。ごめんなさい。」
そこで神様はうさぎの火傷を治してあげました。
しかし地上界での命は戻りません。
そこで神様はうさぎを月に上げてあげ、
うさぎは月で自分のできるお餅をついて、
年の初めに地上界へ配るのでした。』
最後の文はこのページから。
http://www.geocities.jp/tukitousagi2012/hanashi.html
自らの犠牲を美しいものとして
表現した物語。
でも、
命をおとしては何もできないよ。
という最後の話は忘れていたなぁ。
さるや きつねには得意な事があって、
うさぎは頑張ったけど出来なかった。
人だって それぞれなんやろうって思う。
背負いすぎちゃう人たちへ。
自分な出来ることを していけばいい。
命を落とせば『 これから 何か出来る。』
という可能性もなくしてしまう。
できることをしていこうよ、ね(^-^)