本当は歌が上手くなったとか
そんな話だけじゃないんだ✨

人をもてなす心や礼儀がしっかりすれば

心が変わり
生活が変わり
体が変わり
言動が変わり
練習やイメトレをする人になり
ライブでの表現力やパフォーマンスが変わり
MCが変わり

最後なんだよね…歌が素敵に変わるのは✨

生徒さんのライブで
「今日声出てましたね〜」
「歌上手くなりましたね〜」
とだけ言われる時

私は「テクニックだけやってるんじゃないもんね〜😜」と

心の中でいつも密かに思います(笑)




かつて出演させて頂きました
密着取材を受けた番組です✨
 
宜しかったら是非〜
 
テレビ東京 
「クロスロード」
〜ボイストレーナーりょんりょん編〜
 
 
一昨年と昨年にかけての年末年始の取材で真冬でした(笑)

ぐっと心に響く歌って、いい発声であろうが、喉や声帯をぎゅっと閉める箇所もいっぱいある歌い方なんです✨


泣くとき

笑うとき

切ないとき

怒っているとき


そんな気持ちを込めた歌の表現の場合、少しかすれた声や、シャウトや、セクシーな吐息入りの歌い方などは、声帯をぎゅっと閉めさせます。


 命をすり減らすような危機感で激しく歌うライブは最高に盛り上がるし人は感動するわけで、ロックバンドに限らず、歌手は素晴らしいライブをしてお客様を喜ばせたい為に、体力と声帯の消耗が激しいのです。


しかも、キャンペーン、ラジオ、テレビ、リハ、レコーディング、ライブ、でかなり声を使うし、リリース時期など、全国を回りスケジュールが半端なく忙しいので疲労するし繊細でストイックな人ばかりだし、緊張ストレスで胃腸を壊したり胃酸も上がって来るので、声帯が枯れやすいです。すっぱいものは声帯を荒らす。胃腸具合がとても声帯に関係します。


 


プロボーカリストは自分の声の調子に敏感なので、よく耳鼻咽喉科のお医者さんに声帯を診てもらいに行くのですが、ある日、私も同行した時に、プロボーカリスト達が通う有名な耳鼻咽喉科のお医者さんはこう言いました…

 

「ボーカリストっていう職業は奇跡の職業ですからね。もともとこんなに過酷に歌っていいほどの声帯には作られていないんです。それを最初にわかっておいて下さいね。」と。

 

が〜ん!!!   そっかぁ〜〜〜!!!

 

バンドのメンバーやスタッフに

「なんでうちのボーカルはすぐ声が枯れるのかな。体や声帯が弱いよね。メンタルが弱いからじゃないか?」とさんざんな言われ方をして来た生徒さんが


「先生その内容のブログ早く書いて!(笑)」と私に言ったので、


急遽書きました(笑)



 

いいライブをしたいからこそ!!!

声帯を気にしすぎるボーカリストが多いのは当然です。気にしすぎるから枯れやすいのもあります。


なので、私はたっぷりケア法を伝えているし、喉や声帯を、レッスンでストレッチしたり守る鍛える発声をたくさんしているので、枯れにくくなった、無敵になった、歌うことが楽しくなった、と言ってくれている生徒さん達がほとんどです。


ライブでは2時間くらい歌い続けてますから、私はライブ中の流れの中での「力の入れ抜き」や「曲中のメリハリ」もレッスンでかなり伝えています。


でも


ボーカリストも人間。体が疲労すれば使い過ぎれば声帯も疲れます。風邪をひけば声が出にくいのは当たり前です。


だからツイッターで私は日々、天候や月の満ち欠けによる心身の不具合を気をつけて貰うために、心身具合とセットな「声帯の守り方」を、しこたま書いているのです。




体の中に楽器があるので、ボーカリストは体やメンタルが弱いのではなく!!!


本当にケアが命な、過酷な職業であることだけは、わかって下さいませ〜(^_−)−☆





生徒さん達の母より