こんにちは。
着付け教室きものカフェ涼花の大谷涼子です。
暑くなってきましたね〜。
着物もできるだけ涼しくして着たいですね。
まずは肌着を見直してみましょう✨
お茶をされている生徒さんから、足にも汗を掻くので、汗取り用のステテコなどを履いたほうがいいかと質問を受けました。
着られている肌着の素材を聞いてみると、やはり…心配した通りの、汗を吸わず熱がこもる素材でした💦
何だか分かりますか？
それは、ポリエステル
ポリエステルは、汗を吸ってくれず、通気性が悪く、肌着に向いていない素材
にもかかわらず、使われていることが少なくありません。
（洋服の肌着では吸湿速乾性のあるポリエステルもありますが、着物の肌着はまだ普通のポリエステルしかないと思います）
肌に近いものほど、肌に優しいものを着ましょうね！
やはり天然素材がいちばんです✨
木綿、絹、麻ですね。
着物の肌着として手に入れやすいのは木綿。
肌襦袢として販売されているもののほとんどが木綿で作られていますが、以前生徒さんが「ワゴンで安かったんです〜♪」と買われてきた肌襦袢がポリエステルでした💦
メーカーさん、こんな悪質なものを作らないでくださいと言いたいです😤
そのことがあって以来、生徒さんたちには購入される前に相談してくださいね♪とお伝えしています。
裾よけはキュプラ（ベンベルグ）のものがほとんどですね。
キュプラは再生繊維ですが、吸湿性・放湿性があり、静電気が起きにくくおすすめです✨
木綿のものはキュプラに比べたら裾捌きは少し悪いかもしれませんが、肌触りはいいと思います✨
ワンピースタイプのものだと、上は木綿でも下がポリエステルのものがほとんどなので、注意が必要です。
冬はよくても夏、特にお茶などされていて座ることが多い人は避けた方がいいと思います。
これは下の部分も綿100%なのでおすすめ✨
でも、肌着を新しく買うなら、体型が気になる方には特に、ワンピースタイプよりも上下別になった肌襦袢と裾よけをおすすめします。
理由はずっと前のブログに書いたので、読んでみてください♪
さらに良くする工夫についても書いています。
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