治療の可能性がなくなってしまった、カンボジアの脳腫瘍の小さな患者さん。

ファーストレディーや多くの著名人からの寄付を受けて、23CでのML-NK細胞療法の治療が始まりました。



NK細胞療法とは、血液中のNK細胞を抽出して、戦闘能力を高め、2週間ほど培養。その後、点滴や髄腔内注射で体内に戻して体内のがん細胞を無くしていくという、再生医療です。


NK細胞を投与した後、少しの熱や倦怠感などの炎症反応が出ますが、抗がん剤の副作用のような厳しい辛さはなく、入院の必要もありません。


一般的には、3クール6週間。


NK細胞療法だけでなく、様々なカクテル点滴やネブライザーなどの統合医療を施すため、彼らは家族でマレーシアに滞在しています。


多くのカンボジアの支援者が、彼のお父さんのSNSでの配信をみて応援のコメントや寄付を寄せています。


私も昨日23Cでファミリーに会いました。

まだまだ彼の頭の中にはがん細胞と大きな腫瘍がありますが、1回目の治療が終わり、日々元気になっていく様子に奇跡を信じる気持ちが高まります。


早く、この小さな可愛い患者さんの脳腫瘍がなくなり、これからの人生を元気に長く生きれることを心から祈ります。