~気まぐれDIARY~きっと絶対ママになる

~気まぐれDIARY~きっと絶対ママになる

SLE(膠原病)になって13年。結婚して8年。
両卵管閉塞がわかり、2012年3月から新橋夢クリニックで体外受精にチャレンジ、採卵8回、移植2回をへて、一年かかってやっと卒業できました。
2013年9月、念願のわが子を出産しました。

読んでいただき、ありがとうございます林檎




ベビ待ちの方のところに、かわいいベビちゃんが来てくれますように。


妊娠中の方が無事に出産されますように。


生まれたベビちゃんが元気に育ってくれますように。



                       $~気まぐれDIARY~-こうのとり


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9月21日


~早朝6時~

・主治医が訪室、子宮口全開!(ほっと一安心)
・「破水するね~」と言われ、主治医が用手破膜(破水じゃなくて、破膜でしょ~!)一気に羊水が流れ出る
・まだ赤ちゃんが旋回しきれてないとのことで、主治医がこれまた用手で旋回を促す
 



ほどなくして・・・

・この世のものとおもえないくらいの、ありえない痛みに悶絶!!!
ここまで冷静さを保ちつつ(自分なりに)、痛みに対してはひたすらうなって、耐えていましたが、この痛みにだけはちょっとばかり冷静さを失いかける・・・。
夫にひたすらさすってもらって、なんとかなんとか時間を過ごす。




~7時45分~

・あたまがそこまで見えてるとのことで、一気に分娩の準備へ!
・スタッフがばばばーと入ってきて、小児科ドクターへの連絡、ベッドを分娩使用にトランスフォーム
・陣痛促進剤が開始となる(いきみが弱くならないように、最後だけ使うと説明をうけていた)
・ソルコーテフ(ステロイドの予防投与)も開始




~8時~

・小児科ドクターが到着
・主治医より「膠原病があると、結合組織がかたいことが多いから、会陰切開するね」と説明をうける、その間陣痛がくるたびにいきむよう言われ、残りの力をふりしぼっていきむ
・夫と男性ドクターに片方ずつ足をもたれ、夫ももはやスタッフの一員



~8時21分~

・最後はぎゅーぎゅーにおなかを上から押されて、吸引分娩によって、こはる誕生!!
・すぐに小児科ドクターの診察をうける
・ちょっとだけベッドに連れてきてもらって、元気いっぱいに泣くこはると対面(安堵でいっぱいえ~ん
・それからまたすぐ小児科の検査へ連れて行かれる(心電図モニターなど)


・会陰の縫合中、夫としばし会話(会陰って何方向も切開するんですね~切開箇所がたくさんある人は縫合に1時間かかる人もいるそうです・・・)


・最後に胎盤をみせてもらう
 このときに血性羊水で胎盤がはがれかかっていたこと、それにともない急いで赤ちゃんをだすために最後だけ吸引をかけたことを教えてもらいました。
いやはや本当に経膣分娩できたのは奇跡だったなぁと、改めて実感。





私のお産はこんなかんじでした。
提出したバースプランのいくつかしか実現できませんでしたが、私にとっては安産そのもの。
とてもいいお産だったと思っています。
聖路加だったから、陣痛が長引いたときに和痛にシフトできたし、夫と3日がかりでお産に取り組めたし、何より信頼している主治医、助産師さんにとりあげてもらったことで、何の不安もなく最後まで過ごすことができました。
常によりそって、陣痛中サポートしてくれた助産師さんたちにも感謝です。



どんなお産であれ、産声がきこえたときの感情は、きっと言葉にあらわせないくらいのものだと思います。
夫が撮ってくれたこはるが出てきた瞬間の動画は、何度見てもうるうるしてしまいます。



お産は大変ですが、これからお産を迎える方が、無事に出産されるよう、本当に祈っていますラブラブ




9月20日

~13時~
・午前中、耐えに耐えたけれど、この時点で何をしてもどういきみ逃しをしても陣痛時は猛烈な痛みでくじけそうになるううっ...
・助産師さんが一生懸命「上手にいきみ逃しができてるよ」と励ましてくれるものの、夫がテレビをみながら腰をさすったりしていると、ふと手がとまったりして、その瞬間怒りがこみあげてくるほどガクリ
「手をとめないでーーーー」と必死に懇願。
夫がトイレに行きたいと言えば、「2分でおわるなら行ってきていいけど、そうじゃないならがまんしてーーー」
はみがきしようものなら「はみがきなんか今しなくていいでしょーーー」

「冷静」という言葉を絶対忘れないようにしていたはずが、夫にはわがまま放題汗


結局初めて泣きそうになり、助産師さんに和痛の相談をすることに。



~14時~
・主治医は外来中だったので、別の先生が和痛の説明をしにくる
⇒もうこの時点で死にそうなのに、この期におよんでまだ耐えた方がいいかもしれないと、結局夫と母親にどうしたらいいと思う?と丸投げ。二人とも「これ以上は無理でしょ」と和痛を即決。

・麻酔科医がきて簡単な説明を受けるものの、痛みが強すぎて「もうどうでもいいから早くはやくしてーーー」という気持ちでいっぱいに。

・硬膜外を入れるときも陣痛まっただ中にちっくんされて、もはや怒りが芽生えるほど(((( ;°Д°))))




~その後~
・陣痛の痛みがうそのように緩和され、前の日一睡もできなかったので、初めてうとうとできる
・が!!案の定、陣痛の間隔が遠のいてしまう・・・


~17時~
・この時点でまだ子宮口5センチガクリ


~20時~
・主治医がきて、発熱してること、採血の結果WBCが上昇しているため、抗生剤の点滴を開始すると説明をうける
・この時点で子宮口6.5センチ
・夜中に子宮口が全開大に達してくれれば、そのまま陣痛が進んで分娩となる可能性が高いが、状況によっては陣痛促進剤を使うこともあると、同意書に署名



~夜中~
・陣痛が遠のくのが不安で、あまり硬膜外を使いたくないと思いつつ、1時間に2回は薬を注入するボタンを押してしまう
・痛みはひどい生理痛くらいだが、目が覚めてしまうので、熟睡感はまったくなし




つづく