今日はもん太の5月の定期検査でした。
メインは血液検査と神戸の病院への招待状の受け取りです。
ということでお世話になったT病院とは
今回が最後となります。



3月3日に退院してからの通院は
2週間後の採血と問診、
その3週間後にPET-CT、
(3週間空いた期間に1回別件で通院)
そしてその1週間後に採血とPET結果=寛解確定。


PETは外部で受けに行ったので
退院後T病院への通院は今日を入れて4回目です。




採血の結果は、相変わらず白血球が2.3Lと低め。
感染症に要注意というほどの値ではないけど
通常(3.4〜9.2L)よりかはやはり低いので
感染症予防の薬はまだ常用必須との事。


典型的な抗ガン剤の影響らしく
血液数値が戻るのは早くても半年ほどはかかるらしい。
でもそのほかの数値は回復傾向にあって
状態が安定して来つつあるとT先生。



胃腸の不快感も相談。
こちらは今服用している感染予防の薬の副作用で
今の血球数値だと辞めることはできないので
もう少しの辛抱だそうだ。



バーキットリンパ腫は
1回の治療で効果がでると言われているので
再発はほぼないかと思われます、と
T先生は最後に言ってくれました。



心強い言葉です。




T病院では1番悪い状態からお世話になりました。
先生も丁寧な方ばかりで、少しでも疑問点があれば
わかるまで何度も説明してくださりました。


ナースさん達は若くイキイキしてて
もん太のことだけでなく私達家族全員のことを
いつも気にかけて話してくださいました。



そのみんなとも今日でお別れです。
ナースステーションに行って挨拶に行きましたが
皆さん自分の事のように寛解を喜んでくれました。
本当に感謝です。
約6ヶ月、本当にありがとうございました。






ペースはゆっくりですが治療ノートを見返しながら
闘病生活の様子を綴っていきます!


長くブログ更新をお休みしておりました(汗)

 
3月初旬に完全寛解をT先生から言われて約1ヶ月。
退院してからの行動範囲も少しずつ広がってきたので
以前から予定していた関西へ移住するため、
2週間ほど関西の実家へ戻り色々と準備をしてきました!
来週には横浜とサヨナラです。
 
 
 
この間のもん太は前半は元気だったけど
後半は体力が持たず一日寝てる日が多く。
朝は特に辛いみたいで、起き上がるとクラクラしたり
倦怠感が1日のうちに特に感じる様で、
抗ガン剤でムチ打った身体が元に戻るまでは
まだまだ時間が掛かりそうです。
 
 
 
さて、本題に戻ります。
 
 
DAY4
昨日は心配で心配で寝た気もしないまま
朝8時前に早足で病室についた。
 
しかし、もん太はケロっとしていて
あ、おはよ〜!って いたって元気なので拍子抜け。
 
 
なんでも、カリウムの値を抑える薬を内服して夜採血したら
値が下がり安定したので血液透析は見送り。
採血結果での血中酸素の量もまだ大丈夫との事で人工呼吸器も見送られたそう。
よかった!!!
 
 
手先で測る酸素量は相変わらず低く採血結果とは
異なる数値を示しているみたいだけど、採血の数値が正しいとの事。
手先が冷めている、手先の血管が細くなっている場合、
きちんとした酸素が測れない事もあるのだとか。
 
 
今日は3種混合抗がん剤継続最終日。
オシッコの出も良く利尿剤の量が減った!
昨日の夜からカリウム制限食。←まったく美味しくないらしい(笑)
 
 
それに もん太の体調がすこぶる良い!!冗談が言えるくらい。
でも夜は寝るのが怖いみたい。
特に寝落ちするのが怖い、と。
私が居ると安心するんだ、と。
 
 
 
・・・そうだよね。
生死を分けるガンと戦ってるんだもん。
1日1日、必死に副作用のある治療に耐えてるんだもん。
 
 
元気そうに振る舞っていても
怖さ、不安、心細さがグッと押し寄せてくるんだろうと思う。
でも気持ちは負けてないみたいで、
ガンに負けるもんか、絶対大丈夫
という気持ちが大きいんだ、と笑顔のもん太。
 
 
病気になっても、やっぱり彼がかっこいいと思いました。
 
 
DAY5
エンドキサンの単独点滴+生理食塩液3本。
身体中により薬を運んで、崩壊したガン細胞をオシッコで出す!
エンドキサンは強いので稀に高熱になる副作用があるそうだけど
もん太は熱は出ず、何も起こらないままクリアしました。
 
 
抗がん剤点滴始まって5日目、ようやく血圧が平常に戻った。
熱も平熱で安定してきたけど 今日は採血結果が良くなく
赤(赤血球)と黄(血小板)のダブル輸血。
カリウム制限食。
 
 
もん太の体調は昨日に続き良好。
ただホームシックになっている感じで、早く家に帰りたいとボソボソ言っている。
それに 退院したら、お互いの実家のお墓参りに行きたいらしい。
自分の命が助かったのは、きっとご先祖様のご加護もあったかもしれないし、と。
じゃあその旅行のプラン立てようよ!ともん太の気分を上げてみる。
でも旅行についてググってたら結婚式のこと思い出してホロリ。
 
 
やっぱり夜病室で1人なのはかなり寂しいのかな?
病気に関しては前向きで臨めてるけど、
心の面で私がしっかり支えていかないと!
と感じた1日でした。

DAY3。

この日は たぶん 闘病生活の中で一番身体的に危ない日だったと思う。

色々なことが一気に起こって ヒヤヒヤした1日だったのです。

 

 

 

事前に吐気止め点滴30分

3種混合抗がん剤と利尿剤点滴持続

ステロイドと生理食塩液も点滴

 

朝の採血は良好で、ガン細胞は思ったより速いスピードで壊れているらしい。

昨日1日考えた結果、午前中に尿道カテーテルを挿入。

何とも言えない不快感と痛みに もん太は耐えた。

私はというと、尿道カテーテルが思ったより太い管でビックリ。

そら痛いだろうな、と。

 

 

朝は少し話す余裕があったけど、昼から体調が悪化していく。

手で測る酸素計の値も75〜78と悪い、、、

でも採血での血中の酸素量はそこまで悪くないので

とりあえず酸素濃度を8〜10に設定して様子を見る。

 

 

夕方、体調が最も悪くなる。

もん太がすごく辛そうで、話なんて一切できない状態に。

何度も心拍数の装置が鳴り、ナースさんがその度確認しにくる。

 

 

夕方、T先生の回診。

夕方の採血結果で腎臓の数値がすごく悪くなっているらしく

血中にカリウムとリンが多量に出てきていているので

ものすごいスピードで腫瘍崩壊がもん太の中で起こっている状態である、と。

 

 

それらはオシッコだけで体外に出していかなくちゃダメなのだけど

それが十分に出来ていないから腎臓に負担が掛かって悪くなっている。

カリウムの値が高いという事は腎臓に悪さをしている証拠なのだと。

 

これも副作用の一種らしい。

そういえばちらっと言ってたかもしれない。

 

 

T先生は一時的に血液透析を今日の夜か明日朝に行って

負担を軽くした方がいいと考えているそうで

腎臓内科の先生と至急相談します、と。

 

それに加えて、呼吸の値が夜や寝る体勢の時に凄く下がるので

一時的にマスク型の人工呼吸器を装着した方がいいかもしれないというのだ。

 

 

 

血液透析。

人工呼吸器。

 

 

どちらも機械に頼る治療法、ということしか知らない私。

苦しそうなもん太を見ながら、今からそれらを施されるかもしれない と思うと

ゾッとしたのを覚えている。

 

 

もう時刻は夕方6時過ぎ。

家には小さな息子が待っている、けど、このままもん太を放って帰れない。

だって血液透析するのも、人工呼吸器するのも

専門家と今から会議して 決まるのは今夜だって先生が言ってるんだから。

 

 

不安がる私を見てナースさんが

今夜 不安であれば泊まっても大丈夫ですよ と声を掛けてくれた。

 

 

でも もん太が

息子が待ってるから 帰ってあげなきゃダメだ。

俺は絶対大丈夫だから。

て力強く言うから、彼を信じて帰ったのである。

 

 

でも、その日は心配で心配で まったく寝れなかった。

 

 

 

 

 

 

 

運のいい事に 結果的には人工呼吸器も血液透析も行わずに済んだ と

翌日の朝 ケロッとしたもん太から聞くこととなる。