障害者はなぜ退職してしまうのか・・・




普段、読んでいるWEBマガジンにこんな記事
がありました。




この記事にでてくる障害者の方は基本、身体障害者の方を前提としているような感じもします・・・


でもね、知的障害者の方も、ほんと、その方の理解力なりに「会社で働くとはなんぞや?」ということが分かって本人の中で、納得いっていないと長続きしないといつも思います。




企業就労は、やはり厳しいです。


日々、成長を求められます。


与えられた仕事は、最初でできなくとも、最後はできるようになり、いただく報酬分のパフォーマンスを出せる人になる必要があります。


配慮はそれなりにあっても、雇用契約書に基づいて仕事をする以上、契約書に明示されている内容は遂行しなければなりません。




よく、面接時に親御さんが「うちの子は、仕事の内容さえあっていれば、きっとちゃんと働けます」とおっしゃることがあります。


でも、その息子さん、面接時間の30分間座っていることができません


面接の始めと終わりのあいさつもありません


実技をさせても、業務指示を全く聞いていません




その時、本当に思ったのは・・・「お母さん、具体的にご本人が時給800円の生産性を出せる業務内容をプレゼンしてください。例えば・・・かなり静かでイレギュラーなことが全く起こらないライン作業で、ひたすら組立ての一工程、ボルト締め、個数があっているかの検品などをするのであれば、集中できます。


このように、その方が800円の生産性を出せる方法、それを具体的に支援者、学校の先生、親御さんが面接時に提示くださると、それなりに検討できるのですが・・・




いやいや、面接中くらい座っていようよ


会社に面接に来ているんだから、挨拶くらいはしようよ


業務指示者の指示を聞くのは大前提だよ・・・




このように突っ込みどころ満載なことはよくありました。


親御さんが思うところの、「うちの子は働けます」と、会社が「この方なら時給分の仕事ができる人に育てることできるな」との間に、まだまだ大きな隔たりはあるかなぁと思います。




このあたりが、知的障害者の方が就職しても長続きしない一因かもしれません。




ま、これはほんの一因


他にも色々思い当たる要因はあるので、それはまた・・・


機会があれば書いていこうと思います。




なんか、最近このおふた方が「不満顔」が似てきた気がします。


なんか、ママに不満ありますかね??







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