またもや、映画です。
「THEATRE TOKYO」というサイトで見れる、
柿本ケンサク監督の新作「UGLY」を見ました。
(このサイトはこれからもネット上で映画作品を上映するとのことなので、
映画好きは要チェックですよ!)
柿本さんの作品を見るのは、今回が初めて。
主演は窪塚洋介。
日本人カメラマンが、フランスで「聡」を巡る謎を究明する過程で、
聡の友人達との間に生まれる人間ドラマを描いた作品です。
見た後の率直な感想は:いまいち、でした苦笑
とても単純なプロットで、話の最後が途中から簡単に予測できます。
それはそれで悪くないし、シンプルなプロットの方が表現し易いもの
(登場人物の感情、複雑性、または、映像の芸術性に対する拘りなど)もあります。
実際、柿本さんは、手持ちビデオカメラで撮ったような「パーソナルな撮り方」を用いて、
作品に臨場感を与えようとしているのであろうと思うのですが、
分かり易すぎる筋書きと、定型に沿ったキャラクターの感情表現・行動パターンに、
「フィクション」臭さが全面に出てしまっていました。
しかし、それ以上に気になったのが、
明らかにフェミニストに反感を買うであろう、オチ!
フェミニストではない私ですら、「どうなの?」と思ってしまいました。
女を「情緒不安定で、狂っている」か「母性の象徴」かに分け、
最終的に「女」を「男」の理解範疇外の生物として自己完結的に締めくくり、
「男の友情」を美化して終わるという、
女性としては、そして、一応の名目としてでも「男女平等」を語る現代に生きる身としては、
あまり納得のいかないストーリーでした。
柿本さんがセクシストだと言うつもりはありませんが(そこまで知らないし)、
あれはちょっと頂けなかったなあ。
でも、とりあえず、窪塚君は相変わらずかっこ良かった。
そして、パリに行きたくなりました。
単純で、すみません笑
「THEATRE TOKYO」というサイトで見れる、
柿本ケンサク監督の新作「UGLY」を見ました。
(このサイトはこれからもネット上で映画作品を上映するとのことなので、
映画好きは要チェックですよ!)
柿本さんの作品を見るのは、今回が初めて。
主演は窪塚洋介。
日本人カメラマンが、フランスで「聡」を巡る謎を究明する過程で、
聡の友人達との間に生まれる人間ドラマを描いた作品です。
見た後の率直な感想は:いまいち、でした苦笑
とても単純なプロットで、話の最後が途中から簡単に予測できます。
それはそれで悪くないし、シンプルなプロットの方が表現し易いもの
(登場人物の感情、複雑性、または、映像の芸術性に対する拘りなど)もあります。
実際、柿本さんは、手持ちビデオカメラで撮ったような「パーソナルな撮り方」を用いて、
作品に臨場感を与えようとしているのであろうと思うのですが、
分かり易すぎる筋書きと、定型に沿ったキャラクターの感情表現・行動パターンに、
「フィクション」臭さが全面に出てしまっていました。
しかし、それ以上に気になったのが、
明らかにフェミニストに反感を買うであろう、オチ!
フェミニストではない私ですら、「どうなの?」と思ってしまいました。
女を「情緒不安定で、狂っている」か「母性の象徴」かに分け、
最終的に「女」を「男」の理解範疇外の生物として自己完結的に締めくくり、
「男の友情」を美化して終わるという、
女性としては、そして、一応の名目としてでも「男女平等」を語る現代に生きる身としては、
あまり納得のいかないストーリーでした。
柿本さんがセクシストだと言うつもりはありませんが(そこまで知らないし)、
あれはちょっと頂けなかったなあ。
でも、とりあえず、窪塚君は相変わらずかっこ良かった。
そして、パリに行きたくなりました。
単純で、すみません笑