鈴木満男直伝スクール 2月度 | バラの贈り物

バラの贈り物

鈴木満男門下生。ローズコンシェルジュ一期生。バラ園ボランティア数年、ピアノ再開。
想い出のグロトリアンのグランドピアノ購入。
市内にピアノサロン兼自宅をセキスイハイムで建てたシンママ・ワーママです。
家づくり、建築がコアな趣味です。

みなさま、こんばんは。

続編です。

京成バラ園へ向かうとき、通所リハビリの送迎車に出会いました。
私も添乗につくことがありますが、このコースはまだありません。

歩いてると とても暑くなってきました。

今日は、大苗の植えつけでした。今までにも大苗の植えつけはしていますが、丁寧な植え方なのだそうです。

モデルは、ロングポットの感謝。

園内某所に穴を掘り、厭地についての話をしながら、進められていきました。

ロングポットの感謝は、やや、ウドンコが、残念でしたが、希望者1名にプレゼント。一同羨望の眼差し。

あの緑色の大苗は、無加温で、温室物ではないそう。暖かい地方の京成バラ園の畑からのものだそうです。
福箱大苗も、ウドンコは、付いていませんが、似たような成育状況でした。わが家の北側軒下で凍傷になったのも、不織布で防寒対策してなかったことが、主な枯死の原因だったようです。

北側軒下は、春夏秋は、早朝の日当たりは良いので、半日陰です。今まで、バラの成育が、著しく悪くはなかったので、千葉で防寒対策って過保護かなと、しなかったのです。その結果、半日陰であるが故に、凍結溶解を繰り返してしまうようになったのだと、漸く、半日陰で凍傷で枯死になることが、理解できました。
でも、枯死した当時も、同じ内容の解説でした。初めての凍傷体験だったので、解説を半信半疑で聴いていて、理解できなかったのです。

そういえば!
バラ育て一年目の私は、北側軒下の鉢の水やりを朝7時頃、30℃~40℃と、アバウトながら、微温湯でしていて鉢が増えてホースリールで水であげるようになったのです。1月の大苗植えつけ以外では、水でも問題なかったのです。

なるほど、真冬に環境が変わるのに順応性を獲得するまでに成長できてないからなんですね。秋の大苗と、冬の大苗の育て方が違うのがよく解りました。

お友達も、福箱大苗は、育て始めてから調子が、良くないと言っていたので、福箱大苗の管理は難しいと敬遠していましたが、よく解りました。

苗自体が、不良苗ではないのに、調子が悪くなるので、ミニバラの悔しさに似ていました。
ミニバラは、もうクリア出来てるので敬遠はしませんが、もう置き場ないので買いません。

さて、ロングポットの植えつけのシュミレーションが終わり、裸苗の植えつけです。モデル苗は、快挙2株。

この苗が、どういう育ち方をしてきたのか、薬散の頻度なども苗を見れば判るのでした。

同種2株寄せ植えは、見応えがあり、1株として育つ。院庭のフレデリックミストラルがまさにそうです!
剪定をする時も、1株ずつ、こんもりとはしません。2株ある事を忘れるくらい、まとまっています。

京成バラ園のイングリッシュローズや、アンティークタイプ、フロリバンダの中央のミニバラなども大体3株ずつ植わってます。

あとは、肥料やマルチングについて。私は、千葉では夏期も冬期も取り立てて必要ないかなと思っています。籾殻くんたんは、風で飛ぶし、観葉植物の大きなバークチップをバラ鉢で見かけると、違和感を感じます。

ですが、この冬の異常な寒さでは、必要性もあろうかと思います。

毎年、気象が違うので、アマチュアは、単にバラ歴の数字だけでキャリアは測れません。 

九州に旅した時、アポなしで、いのうえ薔薇園さんにお邪魔しましたが、アットホームで、オープンな生産者さんで、親切にしていただきました。

園主さんは、

「バラを育てて40年にはなりますが、バラは毎年が1年生。」 

と、仰いました。こういうコンセプトが気に入って訪ねたのですが、赤本が、ガーデンテーブルにあり、京成バラ園のタグの株や、お馴染みの切りバラもありました。

第三の故郷を九州に構えたいと思っている私は、九州でのバラの成育は関心の高いところです。

本日の教室内講義では、スタンダードの接ぎ木の見学でした。私は、スタンダードの接ぎ木は、違う時期と方法で2回、実習していますが、新規の生徒さんの強い要望なのだそうです。

台木が、無加温で日当たりがどうだったか、これも状態で判るのでした。また、節間が狭いのも固まって充実していること、徒長の原因と冬越しをイメージできて理解できました。

穂木を2本継ぎ、テープを巻く方法を見学。
アメリカなどで使われている、ラクサ台木と、ノイバラ台木との比較。

あと、バラ界の動向。
フラワーショウの出展のバラは、国バラ出展のバラより時間を掛けて育てているので状態がよい事。

国バラに照準を合わせて開花させる方法は、ベースは、新雪を秋にもしっかり咲かせる方法に似ていると思いました。それで開花のメカニズムが解ってきました。

そしてビックリなのが、今年の国際バラとガーデニングショウで、なんと名前もそのまんまの「ベルサイユのばら」という新品種が発表される事を知りました。

私は、今年は国際バラとガーデニングショウよりも国際ヘリテージローズ会議でいっぱいで、国際バラとガーデニングショウは、ノーマークだったのです!

タカラジェンヌOGさんのトークショーがあるそうで!!

私が、今頃、塚ファンになり、ベルばらベルばら言ってて、やっぱり有るかも、ブーム到来予知能力?!

震撼しました。

画像は、一昨年だったか、看護の日の記念植樹の話を先生から振られましたが、この時も、期待を裏切って未知でした。

そのバラが、京成バラ園にもお目見え。



ナイチンゲール


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