月見寺と小林一茶について補足 | 渡辺元司の絵画作品

月見寺と小林一茶について補足






前回の投稿で作品「月見寺の枯れススキ」を掲載しましたが

月見寺について問い合わせがありましたので補足します。


JR日暮里駅の谷中口のすぐそばにあり御殿坂の本行寺です。

小林一茶が度々訪れて俳句をよんだ謂れある名跡です。

東京にもこのような情緒のある風景が残っています。

私の取材したのは今年の1月でした。


ここで小林一茶が詠んだ俳句は

「青い田の露をさかなやひとり酒」が代表されその他

「陽炎や道灌どのの物見塚」

「本行寺道くわん見物塚」

「凡に三百年の薫かな」

「夕空や蚊が鳴だしてうつくしき」

「木母寺は吐反だらけやけふの月」などです。


入り口に案内板があります。

月見寺説明板


私が絵を描き始めた8年前頃この山門を水彩で描きました。


tukimidera