ガラスはやっぱり難しい
ガラスフュージングも大好きで時々遊んでいます。
一番難しいのは、材料を集めること、かな?
ガラスの色って、カタログではよくわからなくて、
失敗ばっかり。
妙に濃いグリーンとか、妙にぼけた地味な紫とか・・。
こんなはずでは、と思って、ついに大枚はたいて(いえ、たいしたお値段ではないのですが、私には高かった。爆)
色見本を購入。
万全を期して、乳白色を注文。
見本は3センチくらいの小さなかけら。
だからわからなかったんだと思うけど、滑らかな白じゃなくて、まだら模様。。。
へ?見本みたいな感じなところも、あるにはあるけど、全体としては、○がたくさん連なってる。。
ガ~ン。
色見本みてもまだだめかい。かなりショック。
もう一枚の色ガラスのほうは、薄いグリーンを頼んだら品切れ。
ブルーにしたら、コレも品切れ。
ええい、ピンクだ~。
ピンクは来ました。しかし、ピンクはお値段が倍以上だということを忘れていた。
(ガラスでピンクは難しいらしい。)
請求書をみて青ざめた。。
それでも、ピンクはやっぱりうれしくて、眺めてニコニコ。
やっぱりちょっと病気かも。(笑)
キングダム・オブ・ヘブン
あのレゴラス様ことオーランド・ブルーム主演。
それが売りの映画(少なくとも日本での宣伝はそうですよね)で私のお目当ても一緒。(笑)
時は12世紀、十字軍盛んなりし頃。
フランスの田舎に住む、鍛冶屋バリアン。(これがレゴラスさま)
妻は赤子を失ったショックで自殺。
失意の彼の元を、実の父親となのるゴッドフリー・イベリン卿が訪れ、現在十字軍として、エルサレムで王に仕えている、共に来るように、と誘う。
エルサレムはキリスト教の聖地でもあり、イスラム教の聖地でもある。
現在のエルサレム王、父ゴッドフリーの理想は宗教を超えた聖地を作ること。
こんな時代に、こんな素敵な考え方をする人があった、というのが、新鮮。
敵であり、協定を結んでいたイスラムのサラディンもりっぱな人で、偏らない公正さも魅力。
いろいろあって、結局父の後を継ぐ形でエルサレムに入ったバリアン。(以下あらすじは略)
結局、騎士になるわけだけど、まあ、昔の鍛冶屋さんて、なんでもできるのね、っていうくらい、
剣は強いし、井戸堀や測量までやってのけるし、字も読めちゃう。
立ち居振る舞いは優雅だし、野心も欲もなく、正義感が強く、穏やかで、非の打ち所がない、立派な騎士さま。
突っ込みどころはいろいろあるけど、レゴラス様ファンは必見。
レゴラスさま、今回はほんとうにいい役でございます。(^^)
前のトロイの王子さまはしょぼかったけどね。(笑)
動きがきれいで、立ち居振る舞いが優雅。
と~っても素敵。)^o^(
イグリンは台詞回しが下手、とか言ってたけど、そんなことはございません。
監督はリドリー・スコット。
この人の映像はやっぱりきれい。
遠景が素敵。
戦争場面が多いのは私としては今一だけど。
それにしても、エルサレム、って何だったんでしょうね?
今に至るまで紛争は続いていて。。
最期、バリアンがサラディンに「あなたにとって、エルサレムとは何か?」って問いかけると、
彼は「Nothing」と答え、つぎに、「Everything」、と。
神とか宗教とか、考えてしまいました。
ミイラ医師シヌヘ
- ミイラ医師、ってミイラのお医者さまではありません。
努力の末立派な医師になったシヌヘ。
悪女にだまされ、全財産を奪い取られ、そのため父母も死亡。
永遠の命を持つため、ミイラにするのがエジプトの習慣なのに、そのためのたくわえすら、
むしりとられていたシヌヘ。
本当に簡単に、見事にだまされるので、むしろ痛快。
悪女さんはもうでてこないけど、これはこれで、悪女の鑑かも。
両親をミイラにすべく、自らミイラ職人に。
それ以来、波乱万丈の旅の医師生活。
昔の中近東がいろいろでてきて、面白いです。
いろいろあるけど、基本的にシヌヘさん、っていい人だなあ、って思います。(^^)
- 著者: ミカ ワルタリ, Mika Waltari, 木原 悦子, 吉村 作治
- タイトル: ミイラ医師シヌへ
山椒魚戦争
山椒魚が人間並みの知能をもっていて、
人間は山椒魚を使役するんだけど、
その間に山椒魚はどんどん言語や道具をマスターして、
どんどんどんどん増えて・・。
そして、ついに人類に戦いを挑んできた。
ありえないけど、妙にリアルで、
シリアスなのに、コミカル。ちょっと怖い。
- 著者: カレル チャペック, Karel Capek, 小林 恭二, 大森 望
- タイトル: 山椒魚戦争
七つの柱
- 七つの罪、傲慢、嫉妬、暴食、色欲、怠惰、貪欲、憤怒。
古来人間をくるしめてきた、七つの大罪。
今も罪にそまる人々。
苦行する隠者のもとに、悪魔がやってくる。
悪魔は、神も悪魔もなくした現代人を憂い、話のできる唯一の人として、隠者と語りたがる。
隠者は七つの罪を人間からなくすように悪魔に求める。
その結果は・・?
水清ければ魚住まず、なんていうけど、そうかも。
罪は人間を堕落させる悪、ではなく、人間性の、文明の根幹をなすものだったのね。
物事って一面では計れなくって、難しいですね。
- 著者: ベンセスラーオ フェルナンデス・フローレス, W. Fern´andez Fl´orez, 牛島 信明
- タイトル: 七つの柱
ゆっくり咲く薔薇
今年は薔薇が遅かった。
咲き始めてからも気温が低めのことが多くて、咲き方もゆっくり。
これはとってもうれしいこと。
お花の期間がながいのは、とってもいいことですね。(^^)
咲くまでは待ち遠しいけど、咲くと、お別れが悲しくて、
だから、なるべくゆっくり、がいい。
理想は満開になったところで、冷え込むことかな。(笑)
ジ・アレクサンドラ・ローズ
あんまり有名な薔薇じゃないけど、とってもよく咲くおりこうさん。
咲きすすむと色が薄いピンクになって、咲いたばかりの濃いのとのコントラストがきれい。
花持ち悪いのが玉に瑕。
ジャック・カルチェ
葉っぱから茎がぜんぜんなくて、お花。変わったつき方です。
満開まで後一歩。
バリエガータ・ディ・ボローニャ
縞々のばら。コロンとした形でかわいいです。
四季咲き、ってラベルに書いてあったのに、春しか咲いたことがありません。(笑)
花の季節、とってもしあわせ♪