誠実で素直な姿勢にありがとう！
定期的に個人セッション受けていらっしゃるＹさん。
人とのコミュニケーションが苦手で、なかなか自分の本音で
人と付き合えず、嫌なことも嫌と言えない性格で、
ストレスをためこんでしまう方。その結果溜まったストレスが
一気に爆発してしまう時には、あとから大後悔の言動を起こして
しまう。
昨日のセッションでは、では何故自分の本当の気持ちが言えないのか？
ということを、一緒に深く掘り下げて考えていきました。
人と話をしようとするとすっごく緊張する。
↓
それは何故か？
↓
自分の発言で人がどう思うのか？
怒らないか？
馬鹿だと思われないか？
おもしろくない奴と思われないか？
・・・etc.
↓
即ち自分に対する人の評価が怖い。
↓
それは何故か？
↓
自分に自信がない。
↓
それは何故か？
↓
自分を肯定できない。
自己肯定感が低い。
↓
自分を低く見る癖がある。
すぐに「自分なんか」と思ってしまう。
今後、また深くセッションし、分析していけば、「何故自分を低く見てしまうのか？」
ということも明らかになっていくと思います。
自分のトラウマがどこにあるのかを見つけていくということですね。
それが見つかれば、そのトラウマに対する対応をできますが、
見つからなくてもできることも沢山あります。
カウンセリングに心理分析はつきものですが、
実践力の低いカウンセラーは分析して終わりということがよくあるそうです。
クライエントは問題を分析されただけで「っで、どうすればいいの？」
と途方にくれます。他でカウンセリングにかかられた、そういいった方々の
ご相談も少なくありません。
大切なのは、問題解決。
しかもクライエントご自身が自分の力で問題解決できるように
誘導して差し上げるということです。
問題解決ができれば、自分のトラウマが何だったのか？なんて、確定しなくても
いいとおっしゃる方も沢山いらっしゃいます。
Ｙさんには、今後セッションを深めていく傍ら、昨日から「自分を低く見る癖」
を矯正していく、ある手法を用いた日記を書いていただくと、また、
脳の神経伝達物質生成に深く関わる栄養素をきちんと摂取するために、
毎日の食事内容を振り返っていただくことにしました。
Ｙさんの素晴らしいところは、それを素直に受け入れて、誠実に実行されることです。
昨日・今日と1日の終わりにその日記と食事の振り返りレポートがきちんとメール
されて来ます。
実はこういった行動こそが、もうすでに自分自身を変え始めているんですよね。
今日は、「Ｙさんの誠実で素直な姿勢にありがとう！」です。
※上記内容はＹさんご本人の了解をいただいて掲載しております。
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