ディスクブレーキのみですが、油圧をかけてブレーキを作動させるためのオイルになります。
車種それぞれですが、だいたいこんな感じでついています。
このオイルの第一の特性として、沸点が高いことです。（沸騰しにくいこと）
教習所で習ったと思いますがベーパロック現象といって、長い下り坂などでブレーキをかけ続けると
加圧によってオイルが温度上昇して沸騰してしまい、油圧がかけれなくなり、ブレーキが効かなくなってしまいます。
オイルの性能がしっかりしていれば沸騰することなく大丈夫なのですが、このオイルの第二の特性が邪魔をすることになります。それは吸水性が非常に高いことです。
長い間交換していないと、空気中の水蒸気などを吸い続けて性能が下がり沸点が下がってしまうからです。
これを防ぐためには性能維持の為に定期的にこのオイルを交換しなければいけません。
2年に1回交換していれば問題ないと思います。またはパッド交換と同時にするのが理想的です。
今回早速交換の依頼を請けましたので紹介します。
水分を吸うとこのように濁った色になります。
これを専用のブリーダーという工具を使って下から吸い上げます。
同時に新しいオイルを注入して交換します。
ブリーダーです。
当店ではワコーズ製のオイルを使用してますので性能に心配は全くありません。
新品オイルは透明です。
窓から見たときにこのような感じになります。
工賃オイル代込みで基本2000円～作業承ってますのでご依頼ください。