Patagonia

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ちょっと前にPatagoniaさんに頼まれて環境エッセイを書いたのですが、すっかり忘れていました。Patagoniaのサイトをみたら載っていました。
http://www.patagonia.com/web/jp/patagonia.go?assetid=34087
読んでみて下さい。ハンフォードのエピソードを書きました。


aki


kama
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9月26日にPARC自由学校でパルカフェのトークをします。
今回のお相手は広田奈津子さん。ブログミーツカンパニーの代表であり、COP10なごや生物多様性アドバイザーでもあります。
http://www.blog-meets.com/

素敵なアイディアを実行に移している、これから期待したい若い人、筆頭です。自分でエコエコすることはもちろん大事。でも、もう一歩進んで、社会を持続可能に変えるアクションってどうやったらいいんだろうか?しかも楽しくやりたい~~。そんなことをみなさんと話し合いたいと思っています。参加したい方はこちらに情報があります。
http://www.parc-jp.org/freeschool/kouza/kouza_parcafe0924.html

広田さんは実は東チモールの映画を作っています。これもすごいんですよ。私も最近、取材している山口県祝島の取材報告などもさせていただきます。ぜひ、参加してください~。


kama
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昨日、山口県上関町から帰ってきました。新作の取材で上関町議会の撮影に行ったのですが、なんと議会が始まる5分前に議長命令でカメラを出すように要請され、むりやりだされてしまいました!理由は許可した覚えがないというのです。電話で許可を貰い、カメラを据えつけるまでは何の問題もなかったのに抗議しようにも議会が始まってしまったので抗議は不可能。当の議長は議会進行に入ってしまいました。町の職員に「こんなことをするとあなた方が後で困ることになりますよ、どういうことをしようとしているのか、解っているんですか?」と聞いたら、「議長はわかっていると思います」。つまり確信犯でした。地元の記者さんによると情報公開条例もないということ。
251人の町民が傍聴を希望していたが、くじ引きで入れたのは20人。議会には廊下があってそこにも住民が入れば傍聴できるにもかかわらず、この日は立ち入り禁止となった。町民が必死になってもっと傍聴を増やしてくれと頼んでも町役場の職員は一言も発せず、鍵をかけて阻止。議会の間中、もめあった。まるで密室裁判のような町議会の有様に驚いたし、町民の気持ちが踏みにじられていると感じた。町民の方たちの憤りはいかばかりだろう。


一方、カメラなしで傍聴したが、今回の議案、「田ノ浦の公有水面埋め立てに関する認可」。原発建設予定地の海を埋め立てる許可を中国電力が求めてきたものに町がどう向き合うかのということだった。
特に、この海は対岸の祝島住民にとっては最良の漁場、ここの埋め立ては死活問題だ。だからこそ、反対を27年に渡って闘っている。島からみても本当に間近に見える海に原発が建てば、島の生活は一変することになる。
議決は12人の議員で採られたが、賛成して起立した8人によって決まってしまった。それに至る過程において、議論はほとんどされなかった。ここは果たして民主主義の国だろうかと思わせるような内容。
町長は、「原発が建つことの責任をどうするのか?」という問いに「責任は町長の私にあります」と応えた。町長はいったいつまで任期にあるだろう?そして原発建設にかかる年月、その影響、出てくる使用済み核燃料、それらへの責任など考慮されているとは全く思えない。なんと無責任な責任発言だろう。住民への説明責任、情報の公開もできていないのに「責任を持つ」などと簡単に言ってしまうのは、どうしても議決を採りたかったからだとしか思えない。またたった一回の議会で決めてしまうような議題でもないはずである。問題になっている海域は漁業権の財産権を最高裁で争っている、つまり係争中であり、その判断を待つまで議論を重ねてもいいはず。その努力をする意志が全くないということも驚きだ。

山口県民の半分以上が原発建設に反対しており、建ってしまえば山口県のみならず瀬戸内海全体、出てくる使用済み核燃料の始末の問題など私たちも当事者であるのにもかかわらず、たった8人の賛成でこのような大きな決定がなされたことは衝撃的だともいえる。日本の民主主義の実態がここにある。また原発で経済がうるおう、町が活性化するという内実そのものにもこれから着目したいと思う。
山口県自体が中国電力の大株主という不思議な事実もある。

取材拒否をする事は公開が原則であるべき民主主義の否定であるということを上関の町議会議長に強く抗議したい。つまりそのような事をしておこなった決議そのものが自らの行為によって否定されるということなのだ。
本当に意味のある決議にするつもりなら一人でも多くの住民が傍聴できる努力をし、情報を公開する姿勢を示さなければならない。これからの町のためにもそうあって欲しいと思う。

当日の様子はこのブログでも詳しくレポートされています。
http://d.hatena.ne.jp/conokix/



kama
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アトミック表
アトミック裏
映画公開後、2年と半年が経過しましたが
「六ヶ所村ラプソディー」はおかげさまで9月10月も全国で引き続き
自主上映会を展開中
http://www.rokkasho-rhapsody.com/_schedule/schedule#510


9/27(土)~10/3(金)まで
川崎市アートセンター アルテリオ映像館で上映が決定していますが、
http://kawasaki-ac.jp/cinema/0809/06.html

同センターのアルテリオ小劇場にて
2007年話題の舞台!
『アトミックサバイバー ~ワーニャの子どもたち~』が
再演されます。http://kawasaki-ac.jp/theater/080927/index.html

・9/27(土)15:00開演 *アフタートークあり
・9/28(日)15:00開演 *プレトークあり
28日のプレトークには鎌仲監督も参加します。

新作の製作にとりかかりはじめた鎌仲監督。
映画が公開されて2年と半年。
全国の上映会に足を運び、交流しながら
講演会と映画製作を続けてきた鎌仲監督の
貴重なトークをお見逃しなく!


映画と舞台のお得な割引セットも同センターで発売中。
川崎市アートセンター http://kawasaki-ac.jp/index.html



以下演出家の阿部初美氏より

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『アトミック・サバイバー』の再演に寄せて 抜粋~

ここ数年の異常気象や地球温暖化現象によって、環境やエネルギーに対するわたしたち生活者の意識は、大きく変わりつつあります。日本は現在、エネルギーの約3割を原子力発電でまかない、国内の各地におよそ55基もの原子力発電所と、世界でも数少ない核燃料再処理工場を保有する、世界有数の原子力大国でもあります。

『アトミック・サバイバー』は、この「原子力エネルギー」をテーマに、青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場や、福島県、茨城県東海村などの原子力発電所を取材して作った作品です。

スイッチ一つであたりを明るく照らしたり、モノを動かしたりする「電気」は、そういった全国各地の原子力施設のある町や村から、大量の電力を消費する都市部へと、休むことなく送り続けられています。送電線でつながった各地の都市と町や村は、なにを共有し、なにを共有できずにいるのでしょうか。
またわたしたちは、なにを知り、なにを知らずにいるのでしょうか。
この作品は、送電線の向こうの村や町の人々から、都市に住む人々へのメッセージがこめられた作品でもあり、タイトルの『アトミック・サバイバー』とは、原子力によるサバイバルを「国策」として<選択した>国の住民である、わたしたち自身のことです。


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staff

土本監督の追悼上映始まる

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9月6日からポレポレ東中野で先だって亡くなられた土本典昭監督の追悼上映会がはじまりました。土本
水俣に関する映画で有名ですが、「海盗り」では下北半島の核、「原発切り抜き帖」では原子力を扱っています。「海盗り」は六ヶ所村ラプソディーの20年前の六ヶ所村を観ることができます。

海盗り
「原発切り抜き帖」は日本では珍しいアーカイブドキュメンタリーの傑作です。これに対比するものとして「アトミック・カフェ」があると思います。アメリカでは映像素材が公共のものとして自由に使えますが、日本で自由に使えるメディアは新聞だけ。その違いもこの二つの作品を観ると見えてきます。
切り抜き
どの作品も巨匠の名にふさわしい完成度を持っていて、必見です。この企画と平行して「六ヶ所村ラプソディー」も上映していただきます。9月19日に私もご挨拶に行こうと計画しておりましたが、急に撮影の予定が入ってしまいました。すでに告知がされておりますが、行けそうにありません。この場でお詫びを申し上げます。

kama