もう今日になってしまいましたが四国全県での上映ツアーに行ってきます。四国は四万十川の源流にある津野町で高レベル核廃棄物の受け入れを検討している時期に上映をしていただきました。目下、津野町の隣、東洋町で同じことが起きています。なんと町長が住民の了解を得ないで

高レベルの受け入れに立候補してしまったのです。昨年まで手をあげるだけで二億だったのが

今年から10億になりました。六ヶ所再処理工場が稼動すれば毎年800本、高レベル核廃棄物が出てきます。これば35年間続くのです。

高レベル核廃棄物の放射能毒性はたとえばプルトニウムで、半分になるのに2万4千年かかるのです。これを300~1000mの地下に埋め棄てようという計画です。


四国、小豆島でてんつくマンが映画を作ってますが、てんつくマンも応援してくれています。

四国の上映実行委員会は楽しいですよ。すごく明るく取り組んでいただいています。東洋町では

映画にも出ていただいた小出さんと地層処分を進めるNUMOが公開討論会をするというのですごく盛り上がりそうです。現地からまたレポートしますね。


kama



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舞台のご案内

テーマ:

今日は舞台のご案内です。

東中野ポレポレでトークをしていただいた大林ミカさんも

参加されます。

ぜひ、観に行って下さい!



アトミック・サバイバー


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東京国際芸術祭(TIF)2007
『アトミック・サバイバー -ワーニャの子どもたち-』
http://tif.anj.or.jp/program/atomic.html

★プレゼント情報★
前売りチケットをご予約のお客さま、抽選で10名様に
『放射能対処マニュアルDVD』をプレゼント!!
詳細はこちら:http://tif.anj.or.jp/tif_news/2007/02/post_1.html

★予告編映像を「TIFポケットブック」で放映中!★
http://tif.anj.or.jp/pocket/atomic/post-35.html
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チェルノブイリ原発事故から20年。
あれは、かのチェーホフの国で未来の「明るい」生活を夢みた
『ワーニャ伯父さん』から約100年後のことだった・・・

今、<あかるい>日本をささえる原子力発電所は55基。

演出家・阿部初美と実力派の俳優たちが、青森県六ヶ所村や
各地の原子力発電所のフィールドワークや、取材、原発の
内部労働のルポルタージュなどをベースに演劇作品をつくりました。

廃校の体育館を利用した劇場の舞台上には、ミニチュア原子力関連施設が
ところせましと並びます。「核燃料サイクル」の原子力発電同時中継や、
オリジナル短編映画『ワーニャ伯父さん』など映像満載のシーン構成で
おなかの底をくすぐられるようなユーモアを交えつつ
日々の生活の中で、原子力問題について考えるきっかけとなる素材を
観客に手渡しできるような公演を目指しています。

一度聞いたら忘れられない
≪放射能対処マニュアル「トロロソング」≫ どうぞお聴き逃しなく!


●阿部初美の六ヶ所村レポート、ロングインタビューがご覧いただける
「TIFポケットブック」はこちら
http://tif.anj.or.jp/pocket/atomic/index.html

構成・演出:阿部初美 ドラマトゥルク:長島確
出演:野村昇史(演劇集団円)/谷川清美(演劇集団円)
/福田毅(中野成樹+フランケンズ)/永井秀樹(青年団)

【公演日時】
2007年2月22日(木)~25日(日)
2月22日(木) 19:30
2月23日(金) 15:00/19:30★ ゲスト:ヤノベケンジ
2月24日(土) 15:00/19:30★ ゲスト:大林ミカ
2月25日(日) 15:00

★終演後ポスト・パフォーマンス・トークがございます。

ゲスト:2/23(金)ヤノベケンジ(現代美術家)
24(土)大林ミカ(NPO法人環境エネルギー政策研究所副所長
/「自然エネルギー促進法」推進ネットワーク副代表)

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【同時開催】
流動的写真集団 hirapress+による写真展
『 link ―みんなのひかり― 』
http://www.hirapressplus.net/
2007年2月22日(木)~25日(日)
会場:にしすがも創造舎 休憩室1-1
(22~24日:12:00~19:30、25日:12:00~17:30)
写真展入場料:無料
---------------------------------------- 日は舞台のご案内です。

「アトミック・サバイバー」というお芝居が今週末上演されます。


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2/10 ART de HEART PARTY

テーマ:
5週間のポレポレ東中野での劇場公開も2/9で終ります。
2/10は打ち上げも兼ねた、パーティーがあります。

artdeheart

ART de HEART PARTY


ぜひ、ご来場ください。
当日はインターネットで中継されます。
鎌仲ひとみ監督とJIM-NETの佐藤真紀さんのトークショーあり:)




19:00 OPEN 19:30START
Entrance 2000yen(included 1 Drink)
@新宿2丁目非常口
http://www.hijouguchi.com/
MAP
tel 03-3341-5445



詳細は以下をご覧ください。
http://stop-rokkasho.jp/artdeheart.html


中継はコチラのページからご覧いただけます。
http://stop-rokkasho.jp
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没原稿

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朝日新聞に毎週木曜日、読者からの意見を載せる欄がある。「私の視点」と名づけられたコラムに原稿を送ったのだが、没になってしまった。けっこう気合を入れて書いたのでこのままこの原稿を棄ててしまうのは忍びないのでここにアップして皆さんに読んでもらうことにしました。以下がその原稿です。

「2007年は六ヶ所村再処理工場の本格稼動が予定されている年だ。再処理と言ってもその稼動が私たち日本人、一人一人にとって何を意味するのか知っている人の数は極めて限られている。再処理工場の目的は使用済核燃料からプルトニウムを取り出すことであり、ここの操業は私たちのエネルギーの未来を決定づける重要な意味を持っている。私は昨年3月に映画「六ヶ所村ラプソディー」を完成させ、全国で上映を展開している。すでに100回以上、三日に一度はどこかで上映され、ますます広がる勢いだ。観客の多くは20代であり、ちょうど彼らが生まれた頃この再処理計画が正式に六ヶ所村で受け入れられた。加えてチェルノブイリ世代でもある。この若者たちが映画を観て、「知らなかった」「何か自分にできることをしたい」と知りえたことを様々な形で発信し、映画は口コミで広がった。音楽家坂本龍一さんがネット上で六ヶ所の情報発信を始めたこととも重なった。世界中のアーティストが六ヶ所をテーマに作品をこのサイトで発表し始めた。時代の先端を行く世界中のアーティストたちは環境意識の一点で共感し、自分たち自身のメッセージを発信している。六ヶ所の問題は日本のことだけではない。再処理工場は一日で原発が出す一年分の放射性物質を空と海に放出する。公表されているだけでも出てくる放射性廃棄物の後始末プラス運転費用は10年で19兆円と見積もられている。この汚染とコストの負担を強いられるのがまさに今の20代以降の世代なのだ。映画の中に青森県の路上で中年の男性が再処理の事を聞かれて「年だからいい」と答えるシーンがある。若者たちはこの言葉に一様に強く反応する。私がこの映画を作ろうと思ったのは前作「ヒバクシャー世界の終わりに」でイラクを取材し、そこで劣化ウラン弾による影響と思われる放射能汚染に苦しむ人々に直接出会ったことがきっかけだ。私自身はこの映画を撮るまで劣化ウラン弾が原発を動かす過程で出てくる放射性廃棄物だということも知らなかった。核問題にかつて全く興味がなかった私にとって、イラクで病に苦しむ人々と原発は意識の上でつながったことはなかった。医療をテーマにテレビや映画を作ってきた作家として自分の無知さに衝撃を受けた。だからこそ55基も原発が動く日本の現実をそして、自分自身の足元を見つめなければいけないと思い至った。ところがこれに気がついた時、すでに政府はプルトニウムを次世代を担う核エネルギー燃料とすることを決めていたのだ。私は「六ヶ所村ラプソディー」を私たち全員が直面するエネルギーとくらしそのものをテーマとする映画にしようとした。だから様々な立場の六ヶ所の村人が出てくる。登場人物の一人が「中立は賛成だ」と語る時、観客は自分自身の選択が問われていると感じるという。再処理工場が本格稼動してしまえば、未来の世代が大量のプルトニウムや核廃棄物と背中合わせの生活を強いられることになる。それでもいいのか、と私たちはかつて一度も聞かれたことがない。どっちを選択するにしてもこんな重要な決断を知ることもなく、十分に議論することもなく下していいものだろうか?本当の意味で国民の選択にするにはまず十分な情報を出し、国民的な議論を開くことだ。電気を使う1億2千万人、全ての問題なのだから。プルトニウムを使う予定だった高速増殖炉は目下「開発中」だ時間はある。よりよい選択をする、そのためにもぜひ、この映画を観てほしい。」

 

 

 

二月四日は環境エネルギー政策研究所の大林ミカさんとトークをします。

大林さんは自然エネルギーの可能性に関する専門家でいらっしゃると同時に核燃サイクル事業、つまり六ヶ所村の再処理工場に関してもとても高い専門知識を持っていらっしゃいます。

私たちはこれからのエネルギー問題として再処理を捉え、また同時に環境問題として原発をみつめる必要があるはずです。

それにはどのような視点や考え方があるのか、いっしょに考えたいと思います。


反対ではない、もう一つの道へ。

新しい視点を得て、私たちを縛っている固定観念から自由になりましょう。


kama

★★「六ヶ所村通信no.2」上映会(東京・京橋)★★

【日時】2月4日(日)11:00開場 13:20上映

【会場】季節料理「きむら」

【住所】中央区京橋3-6-2 03-3561-0912

【プログラム】

13:20~14:20 「六ヶ所村通信no.2」上映

14:30~15:30 鎌仲ひとみ監督と座談会

【入場料】400円

【問い合わせ先】03-3791-1702 康蘭(こうらん)

トークショー第二弾

テーマ:

明日の夕方からトークショーの第二弾をやります。

伯宮幸明さんは「天井のシンフォニー」の作者です。

コラムを書いていらっしゃるブログにも「六ヶ所村ラプソディー」を紹介してくださっています。

その中で「この映画は単に原発問題を描いているものではありません。エネルギー、暮らし、経済システム、環境、人間など多くのことについて考えさせられるものです。最終的には、生きるとはどういうことなのか、ということを問いかける作品になっていて、『天上のシンフォニー』と通じる部分があります。」


というコメントをいただいています。

そうなんです。かつて「エンデの遺言」という番組を作ったときに亡くなってしまったドイツのファンタジー作家ミヒャエル・エンデが全ての問題はつながっている、そしてその根底にお金のシステムがある。、といいます。


映画は何かを切り取る作業でありながら同時に全てをまるごと描くことができるメディアだと思っています。

果たして自分の作品ができているか、といえばまだまだなのですが

そういうところを目指したいなと思っています。


伯宮さんとはスピリチュアルな事だけではなく、つながっている世界の事についていろいろお話をさせていただきたいな、と思っています。


ポレポレ劇場の一階、カフェの奥にあるスペースでトークします。

とっても居心地の良い空間ですよ。ぜひご参加くださいね。


kama



明日のポレポレトークショーのゲストは映画監督ヤン・ヨンヒさんです。

「Dear Pyonyang」でベルリンで最優秀アジア映画賞を受賞した注目のドキュメンタリー監督です。


「Dearl Pyonyang」は彼女の家族の物語です。在日として大阪で生きる両親は生粋の北朝鮮信奉者です。3人の日本生まれの息子を北朝鮮に「帰国」させた父。

その息子に仕送りをし続ける母親。ヨンヒさんは両親といっしょに万景峰号に乗って兄たちが住むPyonyangを訪ねます。

国家としてみるあるいはマスメディアが描くのとは全く違った顔を持つ北朝鮮の人々の姿がそこにはあります。

愛する家族が住む場所。当たり前といえば当たり前のことを私たちはマスメディアの出す霧によって視ることを阻まれているのです。

国家の視点ではない、一人一人の個人がの眼差しこそがイデオロギーを解体し、人間の営みのあたたかさを取り戻してくれるのです。


金正日を賛美する父親のなんたる自己矛盾。

家族を愛するが故の選択のなんたる悲劇。

そしてそのキャラクターのなんという憎たらしさ、愛しさ。


本当に素晴らしい映画です。

明日は映画を作る現場のお話がいろいろできたらいいな、と思っています。

ぜひ、劇場にお越し下さい。


kama