劇場公開最新情報

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『六ヶ所村ラプソディー』 劇場公開日程決定!

東京・ポレポレ東中野 ≫10/7 (土) からモーニングショー

チケットぴあにて前売り特別鑑賞券発売中(1200円)

http://t.pia.co.jp/  Pコード:476-524
金沢・シネモンド ≫ 9/16(土) 9/19 (火) 9/20(水) 9/22(金) 9/23(土) 9/26(火)
福島・福島フォーラム ≫10/21 (土)~10/27(金)

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半造星祭り 

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ちょうど一ヶ月前のこと、宮城県唐桑半島で半造星祭りに参加してきました。

熊谷もんさんのオーガナイズするこのお祭りは、とんでもなくうつくし~~松林と海が広がる唐桑半島、巨釜で開催されました。

Japanese Regae で楽しく、ゆったり、リラックス、しながら、環境のこと、六ヶ所のこともみんなで考えようという感じでした。

あいにくの雨でしたが「晴れれば最高、雨でも結構」とエンジョイ&エキサイティングな人たちの祭りだったのです。

アメリカ・ネイティブのテント、ティピを一つ占拠してstop-rokkasho カフェが開催され、私も参加してきました。

「いったい全体、再処理ってなによ?」「何が問題なわけ?」ととっても基本的で解りやすい話から始まりました。

ティピ

テントの中はいっぱいになり、外にも人がいっぱい。盛況にちょっとびっくり。そして話はどんどん深まっていったのでした。地元で漁業の仕事をしている若者も沢山参加してくれたのです。お話は夜中の3時ぐらいまで続きました。

「そんな、放射性物質を棄てたってちょっとだったら大丈夫違うの?」「何で再処理しなくちゃならないの?」「そもそもプルトニウム作ってどうするの?」

ここは「森は海の恋人」というキャッチフレーズで畠山さんという方が漁民による植林運動を始めたところとして知られています。だから、地元の若者たちも意識がとっても高いのです。

やはり、再処理工場から流れてくる放射性物質は心配だが、それを言うと、自分たちが獲っている海産物が売れなくなるのでは、というジレンマがここでも存在しています。

遠洋漁業がふるわなくなり、沿岸の漁業まで打撃をうけたら地域経済はどうなるのか?深刻な問題です。ここでも牡蠣の養殖が行われ、その品質は超一級。丹精をこめて牡蠣を作っている漁師の方の危機感はものすごいものがあります。

もんさんの友人でビートニクス時代から活動してるんだぜ、というおじいちゃんレゲエと若者レゲエの対話が行われ、19から70までの幅広い年齢層が熱く語り合ったのでした。


kama

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突然のお知らせですが、8月12日の上映会に

菊川さんがいらっしゃいます!!

たまたま六ヶ所村から東京に用事で出てこられるそうです。

皆さん、ぜひ、上映会に来て、菊川さんの生の声を聞いてみて

下さい。


kama

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三陸、海の幸

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岩手県には火力発電も原発もありません。みんな反対して撤回させてきました。先祖伝来の海を守り、海で生きていくことを

決めたからです。ある村では合成洗剤をもう18年も村全体で一切使っていません。それなのに再処理工場から放射性物質が

放出されてそれが流れてくるというので漁師さんたちは頭を抱えています。

そこで陸前高田で上映会がありました。漁師さんたちが来てくれて熱心に参加してくれました。

会場につくとどどーんとおにぎりの軍団が待ちかまえていました。

白状します。私、おにぎりマニアなんです。おにぎり大好き!おにぎり

陸前高田おにぎり これは手作りおにぎり添加物が一切入っていない、おいしかった!!
ところが上映会の後の懇親会が凄かったのです。岩がき、ひらめ、うに、ほや、あいなめ、イカ、などの海の幸がてんこ盛り。
岩がき
うに
しかも、上映に尽力いただいた陸前高田名物の200年つづく醤油やさんの店主河野さんがギターで一曲。とってもダンディ。
ダンディ河野
漁師の方たちが自ら育て、獲って来て下さったご自慢の海の幸は、もう言いようがないくらい新鮮で美味でした。こんなおいしいものをこれからもずっと食べたいんだそれだけなんだよ、とおっしゃってました。そうですよね、同感です。うにと言えば六ヶ所村、泊のうにもとってもおいしいんですよ。
漁師の心意気
ね、いい顔をした漁師さんたちでしょう。
八木澤商店
これは河野さんの矢木澤醤油店の店先です。三陸沖地震でもびくともしなかったとか。
蔵のなか これは蔵の中。1807年創業の伝統がうかがえます。昔ながらに2年かけて熟成した醤油は刺身にとってもあうんです。八木澤醤油店のHPはここ
河野さんのお父さんは広田湾を埋め立てから守った反対運動を主導したんだそうです。河野さんは食の地元学を提唱しています。陸前高田の方々は足元にあるあたりまえのすごさを実感しています。そのかけがえのなさ、大切さも。あったかい、熱いもてなしを受けました。それもこれもなにもかも普段着のよそおいで。陸前高田の皆々様、映画を観て、感じて下さってありがとうございます。ふるまって下さった、海の幸、今でもその味を思い出してじん、としています。

北海道ツアー

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八戸の翌日青森から旭川に飛んで、北海道をまわって9ヶ所で上映していただきました。

お付き合いいただいたのは谷間のゆりさんこと谷百合子さんペンション

谷間のゆり 一緒に写っているのは彫刻家竹中敏洋氏の奥さん幸子さん。竹中さん亡き後のアトリエをペンションにしていらっしゃいます。室蘭の帰りに立ち寄り、一泊。地元の食材を使ったお料理が天下一品、お話もおもしろくて聞きほれました。本質をついた鋭い視点の持ち主なのです。故竹中氏の彫刻はここhttp://www.asahi-net.or.jp/~FL4H-OK/shakushain.html 左側に立っているのが谷さん。ミュージックセラピストです。もう20年以上原発の問題に取り組んでいます。原発だけではない、さまざまな問題にものすごく感性が豊かな、しかもスイートなキャラクターの持ち主です。谷さんの愛車で札幌ー室蘭ー苫小牧と走りました。



室蘭

これは室蘭でのスナップショット。右にいらっしゃるのが自然食品ぐりーんぴーすの店主、富盛さん。上映会は満員で富盛さんが

日ごろ築いている地域のネットワークの広さ、深さが思われました。若い人達も沢山、来てくれました。特に室蘭工業大学の学生がこの上映をきっかけにいろいろと動き始めたようです。わくわく。

画面の左にいるのが、その若者の一人!上映後は天然酵母パンをおやつに話が白熱しました。

自家焙煎コーヒーを入れてくれた

こちらは苫小牧の映画館。自家焙煎のコーヒーを淹れてくれているのは『えちおぴ屋」という名の自分のカフェの開店を控えた

倉田健也さん。良い香りがロビーに充満。この日苫小牧市はセクハラ市長が辞任し、次期市長選の立候補出馬表明の日でした。映画館、シネマトーラスhttp://www.dreamsite.ne.jp/user/taurus/  では唯一フィルムで上映していただきました。映画館ならではの映画に没頭できる雰囲気が良かったです。

ども

札幌に近い町、江別では喫茶と劇場とギャラリーが一体化した「ども」での上映。ものすごく熱意のある上映スタッフの方々が

会場を観客で満員にしました。「ども」が入っている建物は元郵便局だったとか。私よりずっとこの問題に関して歴史を持ったご夫婦が街の中に根付いて、独特の文化空間を創っていらっしゃいます。

すごいなあ、こういう場所がある地域って!

小樽港

こちらは小樽港、なんと上映会があった翌日、この港に米軍の空母キティホークが入るというので町は騒然。船体が323メートルもある空母は桟橋に横付けできないので縦に停泊するとか。港の入り口がとっても狭いのに無理やり押し入ってくるという感じ。上映はフリースクールが主催してくださいました。手伝いをする代わりに無料で観ることができる、と中学生が数人観にきて

くれました。その中の中2の女の子が、終わってから「ねえねえ、よくわかんないんだけど、結局どういうことなの?これって」

と言ってきました。私は「要するに大人たちが馬鹿なことをして未来を台無しにするかもしれないっていう話だよ」と答えると

「そうだよね!私もそう思ったよ」。彼女は翌日学校でキティホークを見学に行ったクラスメートがおもしろかったと盛り上がっているのに対して「私は見にいかないよ、だって人殺しのための船だもん」。言われた相手は、「そうなの、知らなかった、、、、」
幌延 牧場 利尻富士 numo

最後に幌延に行きました。

ここでは高レベル核廃棄物の最終処分地の実験が行われています。

見渡す限りの牧草地帯、運良く

利尻富士が見えました。手前に広がるのがサロベツ原野です。

この看板が実験施設のものです。

今、最終処分地の候補探しが行われています。ここ幌延では300メートルの縦溝を掘っています。幌延深層地層研究センター http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/kenkyu_syobun.html でも地質が植物が堆積した泥炭層なので柔らかい上に、地層と地層が出会う圧力がとてもかかる地帯だということがわかっています。掘られた縦溝から、岩石に含有されていた有毒物質が地下水といっしょに出てきています。それをなんと日本有数の水質がきれいな川、天塩川に流そうという

計画です。地元でこの施設を監視しているのが、本田さん。ここで生まれ育ったので地元の人しか知らないイトウが住む川や

北海道にしか生息しないサンショウウオの産卵地への影響を調査しています。本田監視員

六ヶ所村と同じで幌延には、反対する人はほとんどいないのだそうです。

心配しているのは隣接する市町村の

方々。

アメリカでは再処理しないのですが、

核廃棄物をやはり地下に貯蔵する計画がユッカマウンテンというところで進められています。ここは砂漠地帯で

しかも堅い花崗岩の地層に作っています。それでもいろいろ問題があるようなのですが、ここは泥炭層なので

もっと問題が多いはずです。

アメリカは地下水の上にある地層に穴を掘っていますが、日本は地下水の上にほれるのは唯一富士山だけだとか。


牧場の真ん中においしいチーズ工房を見つけました。「チーズ工房レティエ」


http://www.e-souya.org/~kuse/

チーズ屋さん


アイスクリームも人気で、ひっきりなしにお客が何もない牧場の真ん中の一軒の山小屋風のお店へやってきます。看板娘は大忙し。店主も反対する人達の一人。



おたまじゃくし

夕焼け
看板娘


幌延から乗った電車にはお座敷がついていました。同行の七尾さんはお酒が飲めないし、時間がなくて駆け込んだのだけど車内販売はなく、ああービールが飲みたいと叫んだら隣に座っていた方に、どうぞと缶ビールをいただいてしまった。レティエの看板娘さんが焼いたパンにクリームチーズをのっけて一緒にいただきました。天塩川ぞいに電車は走り、その手付かずの自然の景観をしみじみと堪能しました。アイヌの人々は神が毛皮をかぶって肉を届けに来てくれたと熊を殺す時にも畏れ多い自然に感謝することを決して忘れなかった。自然にこそ人は生かされているのに。

北海道で上映してくださった方々、観てくださった方が、ありがとうございました。旭川、帯広、函館、札幌のレポートができませんでした。またこんど追加しますね。


kama

八戸の上映会

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yamauchi 八戸で上映したときの山内さんです。

上映会が次々と開かれていて、私の報告がぜんぜん追いついていません~。

6月22日に映画にも出てくれた山内さんと仲間が八戸で上映会を開いてくれました。これをきっかけに

若い人たちが集まってpeacelandのメーリングリストが立上がりました。

(山内さんのHPはここです:PEACE LANDhttp://www.hi-net.ne.jp/~yam

それまで全く知らなかった人たちが、この映画をきっかにつながり始めました。同時多発的に

起きています。なんだかすごい。

この上映会に来てくれた20代の男性が、自分の町でも上映会をしたいと親御さんに話した

顛末を教えてくれました。地元が抱える複雑な問題の一端、その根源はお金と私たちの関係に

あるのではないかな、と聞いていて思いました。

1999年にNHKで作った、「エンデの遺言」の中でミヒャエル・エンデが、「全ての問題の根源にお金が

ある」と語ります。

また、ここに戻ってきたかな、、。